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海外ドラマ≫≫House M.D. Dr. House/ドクター・ハウス シーズン8 7話ネタバレ感想

Dr. House - Season 8 (DVD)

エピソード7『おせっかい診断』“Dead & Buried”

あらすじ

14歳の少女(ゲスト・スター、マディソン・ダヴェンポート)の患者の症状が悪化し、ハウスのチームは、少女がティーン特有の不安や悩みよりも深刻な疾患を抱えていることに気づく。

ネタバレ感想

特発性アナフィラキシーでERもお手上げな間欠性発作を起こしている14歳の少女〈アイリス〉のカルテをフォアマンから託されるチーム。

発症したのは14歳の誕生日パーティーで、開けていたプレゼントはただの占いのボールだったそう。

クスリをしていないか本人に聞いても「たまにビタミンCを飲むくらい」と言っており、別で母親にクスリの可能性を指摘すると心当たりがあるのはこちらの方で、気分屋で手に負えなくなる思春期の娘にビタミンCだと言ってジアゼパムを飲ませていたことが発覚。

抗不安薬をやめれば解決……とはいかず、嘔吐の症状も出たアイリスには違う原因がありそう。


フォアマンから押し付けられた生きている患者は部下に任せて、自分はウィルソンのところに行って「腎不全で輸血したら肺もやられて死んだ4歳児」の診断をするつもりのハウス。

どうやらその亡くなった4歳児というのは怒りを抑えるグループセラピーの仲間〈エモリー〉の息子の〈ドリュー〉だったようで、傷が癒えない彼に「ウェゲナー肉芽腫だ、診断したい。あんたと妻の同意があれば遺体を掘り起こせる」と、わりととんでもない絡み方をしに行きます。

元妻は再婚して子供ができて自分たちのことは忘れたと取り合ってもらえなかったものの、息子の死因も分からず、答えを得られていないことが怒りの根源だろうと詰め寄って、ドリューの眠る墓地を聞き出しました。

墓の管理人〈ミルトン〉にワイロを渡して、自分の考えが合っているか確かめるために遺体の鼻の軟骨に穴があるか調べるハウス。

さすがのハウスも墓荒らしは気が引けるのか、鳴り響いた着信音にビビっている姿が新鮮です。


腕の感覚がなくなったアイリスの採血をすると、妊娠検査が陽性でした。

今回、何度も遅刻してくるチェイスは歯医者だと嘘をついて爪やら眉毛やらの手入れをしており、誰のためなのか。

仕事には遅れてきても、性感染症による感覚障害でHIV関連の多発性単神経炎という全員を納得させる案を出せる有能さ。

ハウスも「HIV検査をしてMRIで腫瘍を探せ」とのこと。

HIVは陰性で、腫瘍もなく脳は正常。

腕の感覚は戻って今度は痛みを訴えており、彼女の二の腕には広範囲に酷いアザが。


ハウスがフォアマンの許可なしに墓地へ行けたのは、海軍基地のGPSテストで監視装置の信号が45分間妨害されていたからで、ハウスもこれを見越して勝手な行動をしていたわけです。

バレた時には外来を増やすだけでなく刑務所に戻すと警告されてしまいましたし、遺体の爪に白帯があったから重金属中毒を疑っていることを伝えたらウィルソンからも「君は依存症だ。依存対象は薬と反社会的行動と皮肉だけじゃない。謎解きにも依存してる。嘘をつき責任を放棄し、悲惨な結末にまっしぐらだ。君の仕事はフォアマンに従うことだ」と言われています。

今度はグループセラピーの仲間に無理を言って場所をカフェに変えてもらい、エモリーとトイレに行く体で今もまだカフェの裏に住んでいる元妻の自宅を捜索するつもりでハウスは全く懲りていません。

過去の生活を思い出させる元自宅にエモリーは辛そうで、部屋に残る亡き息子の痕跡を見て涙し、クローゼットの中に1箱だけの遺品を見つけてやるせなさが募ってしまった様子。

いつも付けていたキバのおもちゃを調べるために回収したところで元妻が帰ってきたようで、慌てて裏口からカフェへと戻りました。


患者の自宅を調べる男性陣。

チェイスが眉や爪の手入れをしていたのはテレビの医療コーナーに出てほしいと頼まれたからでした。

放送も既に終わっていて、お手入れと収録で遅刻がちだったのか。

アイリスの部屋を調べていたチェイスとタウブは、タンスに二重底の細工がされていてその中にエグめなポルノやラブレターが仕舞われているのを発見。

学校で出会った彼氏から預かってくれと頼まれただけでセックスはしていないと言っても、妊娠の陽性反応も出ているだけに母親は激怒して信じてくれそうにありません。

他に隠していることを問い詰めると急に押し黙り不安げな表情になるアイリス。

よくよく聞いてみれば「昨日の夜彼氏が来た。病院を出ろって言うの。嫌がったら怒っちゃって……」だそうで、腕のアザは彼氏に殴られた外傷でした。


謎解きのためなら身を滅ぼすと思っているウィルソンに対し、ハウスは嫌になるほど理性的だから絶対に刑務所に戻るような真似はしないし2人診るなという指示に折れるはずだと確信しているフォアマン。

確かにここはという線引きを心得ていそうですが、ハウスはエモリーの元妻〈ミッキー〉が葬式でもだんまりで泣かなかったと聞いて、無料の予防接種と偽って彼女を呼び出して「1人目の子が死んだ時何ですぐに立ち直れた?」と不躾な質問を連発して怒りを引き出し、いくつかの事実確認ができました。

母方の血筋にある遺伝性疾患のバセドウ病が原因で母親が悲しみに暮れていなかった、というわけでもなさそうです。

ウィルソンはハウスの方にも、刑務所に戻るハメになるからフォアマンに折れるよう伝え、ハウスは渋々納得したような姿勢を見せておきながら、整体に行く途中でタイヤがパンクしたと報告を入れつつ、ドリューの祖父の自宅を訪ねています。

身分を偽るも、嘘はバレていてミッキーと再婚後の夫〈レイ〉が駆け付けてきていきなり顔面パンチをお見舞いされてしまいました。


“彼氏”は実在する人間ではなく、解離性同一性障害、いわゆる多重人格の診断が出たアイリス。

腕のアザは別人格の自分が殴ったもので、妊娠も本人が覚えていないうちの行動の結果ということです。

ジアゼパムが症状を隠しており、ビタミンCと偽って母親が飲ませていた薬が別のものだったことも本人が知るところになりました。

体と心の症状があるので、多重人格だけでは説明がつかず、別人格を引き出して症状を比較する必要があります。

そういえばチェイスは催眠術ができましたね。

強いトラウマが引き金になることが多い病気ですが、2歳の時の交通事故で父親を失っていたことが原因だと分かりました。

自分が泣いていて父親の運転を邪魔したせいで事故が起きたと責任を感じ続けていたのです。

泣いているアイリスはシーツに血が滲んでくるほどの性器出血を起こし、調べてみるとまだ妊娠もしているので流産ではありません。

話を聞いたハウスは潜伏期だから超音波でも見えなかった絨毛ガンを指摘して、「全部の人格にガンだと伝えろ」と指示。


遺伝性疾患で腎不全や爪の白帯や難聴という症状が出るアルポート症候群だと診断を確定させたハウスは、エモリーを連れてミッキーのところへ。

またレイに掴み掛かられて殴られる寸前でしたが、「遺伝性するんだ!」と事の重大さを伝えると空気が一変。

ドリューの祖父は少し耳が遠かったことを確認していたハウス。ミッキーは無症状ですが、子供たちには受け継がれます。

目の前にいる2人の子を見て、「その子もドリューも高周波聴覚障害だ。病名が分かったから治療して生きられる」と教えて、レイにはアンガーマネジメントのセラピーを勧める皮肉も忘れません。

GPSに反応して駆け付けてきたパトカーへ自ら向かったハウスと、残されたエモリーに「私もあの子が恋しい」と本音を話して初めて涙を見せたミッキーでした。

刑務所に戻されるリスクを背負ってまで、捨て身で負の連鎖を食い止めたハウスの暴走は、今回ばかりはフォアマンも許してやって欲しい行いだったように思えます。

しかし、2人を救ったのに「ここで折れたらハウスはつけ上がる。刑務所に戻さないと」と頑なになっているフォアマン。

「君の仕事は機械を動かし続けることだ。ハウスが使える道具になるかは君次第だ。カディは成功してた、ハウスを抑えつけずに手なずけてた。使える道具だと分かってたんだ」というウィルソンの訓えが効いたようで、確かにその通りですし、カディなら外来診察を10時間言い渡すであろうところを30時間課せるということで妥協してくれました。

そもそもこれまでの関係性があるので、フォアマンにハウスを操らせるのは無理そうなんだよなぁ。

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Dr.HOUSE/ドクター・ハウス

▼次回、エピソード8

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