
トイ・ストーリー5
あらすじ
ボニーのもとで暮らすバズやジェシー、フォーキーたちは、これまでと変わらぬ日常を送っていた。しかし、最新型の電子タブレット「リリーパッド」がやってきたことで状況は一変。多機能なデバイスに夢中になるボニーの姿を前に、おもちゃたちは自分たちの存在意義に疑問を抱き始める。「おもちゃはもう必要とされていないのか」という不安が広がる中、仲間からのSOSを受けたウッディが再びボニーのもとへ戻り、バズと再会する。かつての名コンビは、おもちゃの居場所を守るため、新たな脅威に立ち向かう。
おもちゃと子どもの絆を描いてきたディズニー&ピクサーの人気作品「トイ・ストーリー」シリーズの第5作。現代的なテクノロジーというかつてない脅威を前に、ウッディとバズが再び手を取り立ち向かう姿を描く。
予告動画
「ファインディング・ニモ」「ウォーリー」などで知られ、これまでの「トイ・ストーリー」シリーズでも原案や脚本を務めてきたアンドリュー・スタントンが監督・脚本を務め、シリーズを支えてきたクリエイターとして新たな物語を描き出す。共同監督に、ピクサーの短編「アルベルトの手紙」を手がけたケナ・ハリス。日本語吹き替え版ではウッディ役の唐沢寿明、バズ役の所ジョージをはじめ、日下由美、竜星涼らおなじみのキャストが参加している。
ネタバレ感想
正直4の時点で何故3で終わっておかなかった?感が否めなかったので、5は観に行くつもりがなくあらすじの概要すら知らなかったのですが、たまたま時間が空いたのが観に行こうと思っていた『隣人たち』の公開前日だったのと、吹替のゲストが上手いと小耳に挟んだので急遽観に行ってまいりました。
公開から3週間近く経っており、さすがに小さめのスクリーンだったとは言えそれなりに人が入っていてやはりピクサーシリーズはファンが多いのだな、と実感します。
内容はデジタル化に伴い、タブレットやスマホの画面に集中する子供たちがおもちゃで遊ばなくなるという時世のネタが入っていて、古き良き時代が懐かしく思えてきます。
今回の主役はどう考えてもカウガールのジェシーで、ウッディが不在となったおもちゃ達のリーダーを世代交代で務めているという感じなのですが、そこはバディのバズではないのか。
ウッディがゲスト的に出てくるのですが、もはやジジイ扱いだし、あの無駄に自信満々で独りよがりな絶妙に嫌な奴感が抜けてしまった感じが残念でした。
野生のバズ軍団はコミカルでおもちゃとしての自我に芽生えていなかった頃のバズを彷彿とさせて面白かった反面、メインのあのバズは終始ジェシーへのプロポーズのことしか頭にないというのはさすがにキャラ崩壊気味では?笑
昔懐かしの元祖メンバーの出番は少なく、タブレットやトイトレ玩具、トイカメラ、デジタルマップといった次世代の新キャラがメインでしたが、これに関しては無理矢理感もないしそれぞれに役割を得ていてジェシー達の冒険の幅を広げるのにかなり貢献しておりました。
今回良かったのは、ジェシーのトラウマのようにもなっていた初代の持ち主との思い出を振り返りつつ、決してネガティブな感情で寄付に出されたわけではなく大人になった彼女が自分の子供にジェシーと名付けていたことが分かったシーンでしょうか。
アンディの時も然りですが、『おもちゃ』という性質上、子供の成長に伴いその役割は終わりを迎える時はどうしても来るもので、でもそれを悲しい終わりではなく前向きなバトンタッチに繋げているのが上手いなぁ。
おもちゃ達もいつまでも遊んで欲しいという思いはありつつも、何より持ち主達の幸せを願って奮闘する姿がけなげなのです。
遊びのシーンで2Dアニメ?イラスト?が差し込まれるのはトイ・ストーリーでは初めてのことで少し不思議な感覚でしたが、いかにも突拍子のない子どもの考えるストーリー展開にマッチしていたかもしれません。
2の時点で盗まれるほど価値が高かったウッディや同じくレトロなジェシーは更に年月が経って相当古いおもちゃ扱いだったので、そんなジェシーが現役で子供に遊んでもらえているというのはよく考えると凄いことだな、と思います。
ブルズアイをパートナーにしている彼女が本物の馬に乗れるところがそもそもアツかったけれど、ジェシーを助けに行くためにバズやウッディが選んだ乗り物が大量の馬のぬいぐるみで、このコレクションがあったのは持ち主の女の子が馬を飼っているからこそ、というしっかりした繋がりがあるところが更に良かったです。
初期ピクサーの心温まり具合は半端じゃないので、昔の作品に比べると淡々と終わった感じはありましたが、安定感があるさすがのシリーズでした。
評価(平均点高めの設定です。)
4.0 /5 点!
概要
監督:アンドリュー・スタントン
時間:1時間42分
配給:ディズニー
公開日:2026年7月3日


