
エピソード15『保護と奉仕』“To Protect and To Serve”
あらすじ
今日はパトロールデーと呼ばれる警官の巡回の日。ヒックスの意向で、コミュニティとの有意義な関わりをより深めるために今年もロス市警のSWATが参加。ホンドーとディーコンは新人メンバーや応援メンバーとペアを組むことになり、巡回中に事件が発生する中でも協力しながら対応していく。一方、停職処分中のタンは個人的に気がかりな問題について調べを進めていた。
ネタバレ感想
基本に戻って勤めを果たす『巡回の日』で、SWAT隊員もパトロール制服を着込んで名札を付けて新鮮な姿です。
タンは依然として停職中ですし、前回出張中だったルカに代わって今回はストリートが不在。
このイベントが大好きらしいヒックスのお決まりのセリフに茶々を入れる古株とそれを見て笑う新人2人という構図で、ディーコンはアルファロと、ルカはパウエルかと思いきや27分署の〈コルバーン〉とコンビになって巡回へ行けと指示が。
パウエルの相棒は遅れて到着したホンドーです。
ディーコンはともかく、ルカとホンドーは圧倒的にSWATの制服の方が似合うんだよなぁ。
人々に求められて出動するSWATと違って、普通の警官は市民から嫌われている存在なので制服を着てパトロールすることに不安を覚えているらしいパウエルに励ましの言葉をかけるホンドー。制服で町に出れば白い目で見られるのだそうで、相当風当たりが強いんですね。
荷物を取りに来て凹んでいるタンを見ていたヒックスは、「巡回の合間に彼の様子を見てきてくれ。力になってやれ」とルカに頼み、送り出しました。
そして、ルカの相手はチリドッグ臭いと噂のコルバーンではなく、彼と交代を申し出たイヴァが務めることに。
やはり腹違いの兄と親交を深めることにしてくれたようで、ルカにとっては楽しい1日になりそう。運転手の座はイヴァに譲らなければいけないことにやや不満そうではありますが(笑)
ホンドーとパウエルのコンビは発砲現場に最初に到着し、倒れていた男の死亡を確認。
刑事が出払っているので現場保存をする必要があるのですが、それは人手不足の刑事到着まで遺体を野次馬の中に放置することでもあり、「撃ったのはこの警官かも!後から正当化する!」とヤジを飛ばされながらこの対応はキツいものが。
ホンドーは警察の任務を果たし、犯人を捕まえることで信用を取り戻すと意気込んでおります。それはパトロール警官の仕事なのか?
胸に2発撃たれて死亡していたのはラッパーで、5〜6発の銃声を耳にしたという証言も。
ただ、現場では大音量で音楽が流れており銃声の効果音が入っていたので本物と聞き違えたのかもしれません。
不満を過激な歌詞にする暴力的な音楽であるドリルラップをアップロードしており、被害者のチャンネルで聴けるのは“ロードッグ”を恨んだ歌詞ばかり。
中には『ノーブルガーデンズで奴を見つける』という歌詞があったので、特に市警が嫌われている地域のノーブルガーデンズまで聞き込みに行くしかありません。
ルカは差し入れ片手にタンの家に行き、通される前に自分から厚かましく部屋に入って行き、今日の日付の検索結果がテーブルにあるのを見つけます。
これは警察のデータベースのもので、停職中にこれを使っているだけでも問題なのに、調べていたのがボニーの浮気相手で目も当てられません。
「お前ヤバい奴になってるぞ」という火の玉ストレートが投げられ、一緒に連れてこられたイヴァは気まずい瞬間に立ち会うハメに(笑)
タンに肩入れしているから当然の反応とは言え、間男もまた既婚者で妻や子供がいるらしく、「家庭を壊す奴は人間のクズだ、そんな奴に構うな」と本音が出たルカにイヴァは自分のことを言われたような気になっております。
ルカに忘れることを約束させられたタンもこのまま泣き寝入りだとあまりにも不憫だし、かと言って暴走ストーカー化するのも見たくないし……。
アルファロはひったくりの被害者女性を聴取にかこつけてナンパしており、ロクでもない警官ですが、意外と的を射た推理もしていて奪われたネックレスを取り返すために何でも買い取ってくれる質店へ。
証言に合った男を見つけて追跡するも、あまりにも無様に逃げられたアルファロのカッコ悪さはチーム20にとっての補欠要員だからこそという感じがします(笑)
銃を持っていたスタジャンの男は「彼女が連れ去られた!」と言い残して怯えた様子で違和感が。
質店で話を聞くと、先ほどの男〈ザック・トンプソン〉はたまに盗品を売りに来るそうで、ネックレスを5000ドルで買い取るのを断ったら代わりに銃との交換を求められたとか。
高校の同級生と結婚しており、1週間ほど前に何千ドルもの金を持ってきて婚約指輪を買ってベガスへ行った後で、恐らくは“OVP”というギャングから金を盗んでいたのです。
OVPはあこぎなやり方で移民をカモにしているらしく、残酷な彼らから金を盗むということは相応の報復が待っているのは必然か。
車上荒らしの前歴があるザックは3日前に妻〈サリー〉の捜索願を出しています。恐らく車上荒らしの際に意図せずOVPの金を盗み、妻を連れ去られて人質に取られているのです。
妻を取り戻すために銃を持ってOVPの縄張りに行ったであろうザックを見つけなければなりません。
ロードッグ探しのため、ホンドーはツテをたよりに“ロードッグ”こと〈ルーカス・ギブス〉を署に来させています。
彼は無実で誰も撃っていないそうで、遺体の写真を見せると亡くなったのが〈デリック〉だと知って驚き動揺し始めました。
実は彼らは幼馴染の仲間で、ラップで派手にバトルした方が注目されやすいからわざとプロレスを演じていただけ。
家庭を壊す奴は人間のクズ発言でイヴァがどんな風に感じてしまうかを、彼女から「じゃあ私の母もね。既婚者だと分かってて不倫した」と言われるまで気付かないでいたルカ。普段は乙女チックなところがあるルカですが、こういうところの想像力が欠けている節もたまにあるんですよね。
やや気まずさのある中、OVPに返り討ちにされ撃たれてしまったザックを見つけ、逃げるギャング達を追跡するディーコンからの応援要請に現場へ駆け付けるルカとイヴァチーム。
パルクールを駆使して駅の中へ逃げ込んだOVPを追うディーコンとアルファロ。そして、到着したルカとイヴァは奴らが逃げるであろう裏口から入ります。
人質を取った相手にルカとイヴァは初めてのタッグとは思えないコンビネーションで犠牲を出すことなく犯人確保。
ディーコンとアルファロが追っていた方も挟み撃ちで無事に手錠をかけられました。
ただ、3人いたうちの1人は逃走中です。
撒かれてしまったディーコン達の無線を聞いて別ルートから駆けつけてきたホンドーとパウエルが車両基地で最後の1人を見つけてこれまた派手な追走の末に逮捕。
犯人は無意味に貨車の上に登ったわけではなく、上からなら施錠された貨車に入れるのかもしれず、サリーもここに監禁されていると踏んだこの予想が大当たりで、サリーも無事に保護されました。
事件を解決し、署に戻ったルカとイヴァは仕事の満足感も手伝って気まずさが解消されています。
「きょうだいってのは何があってもつながってるんだ。一緒にいたいと思えたら家族なんだ、君は妹だ」と言って彼女の趣味でもあるホッケー観戦に誘い、2人に笑顔が戻りました。
パウエルはロードッグがPVの撮影中に怒鳴りに来る奴がいると何気なく言っていたのが引っかかっており、デリックが何度か撮影場所に選んでいた場所へ騒音の苦情が入っていたことを確認。
7ヶ月前には付近の店に強盗が入っており、店主が自衛のために発砲した弾は今朝のデリック殺害の事件と同じ口径です。
根拠は薄くても「住民のために解決しないと」と訴えたパウエルの心がけを汲んで、ホンドーと一緒に行ってみるよう許可を出したヒックス。
話を聞きに行くと、やはり店主の〈ハドソン〉が撃つつもりはなかったけれど、デリックが銃を持っていて怖くなって自分を守るために撃ってしまった、と。
何度も相談していたのに警察は来てくれず、ある意味で彼もまた被害者なのだと思うとなんともやるせない。
やはり忘れる気などなかったタンは間男の妻〈ステイシー〉に会いに行きますが、彼女は夫の浮気のことも、相手がバニーだということも既に知っておりました。
彼女は夫の浮気を事実として受け入れながら、苦労して築き上げた今の生活を守るために何としても闘うと宣言。
そんな彼女に対してボニーは相手に惚れているわけでもなく、「俺と別れたいだけだ」と嫌な事実を悟ってしまったタン。
仕事終わりにまた様子を見に来たルカとイヴァにこの結論を話し、少し前進といったところ。
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