エピソード1『悲惨なデート』“DISASTER”
あらすじ
ショーンはカーリーとデートをするものの、予測外のことが次々と起こり、デートを楽しむことができなかった。仲間はショーンに愛する相手を得ることの価値を伝えるが、割に合わないと言う。病院にはウェディングドレス姿のスザンヌが運ばれてくるが、あらゆる臓器にガンが転移していることが分かる。メレンデスは手術不能と判断するが、ショーンは成功率が低く危険を伴うものの手術はできると考え、スザンヌも選択を迫られることに・・・。
ネタバレ感想
シーズン2を見終わったタイミングで配信が一旦終了してしまい、いつの間にか4年も経ってしまっておりました。
なかなか面白かったのは覚えていますが、登場人物の顔と名前は一致しないところからの再開です。
少し前に『ドクター・ハウス』を完走したのですが、カディ院長役の女優さんはこちらでは腫瘍医役だったのか。 先に見ていたのはこちらの『グッド・ドクター』のはずですが、医師ドラマでキャストが被っていることに気が付きませんでした。今となっては腫瘍医と言えばウィルソンのイメージが定着してしまったので不思議な感じ。
『ドクター・ハウス』も実にオススメです。
〈ショーン〉は〈カーリー〉とのデート中に持参した話題メモを参考に話を広げようと頑張るも、頼んだプレートに抜きと言っておいたはずのピクルスが載っていてパニック気味になり、ウェイターにぶつかってワインボトルが空を舞ってしまいました。
その後は言うまでもなく「大惨事」になったようで、この失敗談を微妙な表情で聞く、〈クレア〉、〈パク〉、〈レズニック〉、そして〈メレンデス〉まで。
命の恩人だし確実に良い人なんですけど、やっぱり〈リア〉がいいと言いますか、リアの存在が宙ぶらりんになった感が強すぎます。
〈リム先生〉の外科部長昇進に伴い、病院の公認となったばかりのメレンデス先生との交際は破局に終わるのかと思いきや、昇進した側のリム先生は破局の報告をした後も付き合う気まんまん。
人事への報告の際には、「また秘密の関係に戻っただけでは?」と痛いところを突かれ、微妙な空気です。
外科はリム先生がトップに立ったことで改革がなされ、これまで執刀医は4年目からが原作だったところ、簡単で基本的な手術の場合はどんどん任せて経験を積ませるとのこと。
臆するどころか執刀したくてたまらない卵達はショーンも含めてこの改革にソワソワしていて、朝には退屈な症例だとカルテを押し付け合っていたパクとレズニックも一転して取り合いです。
ショーンは手術中に患者のガンを見つけ、既にかなりの範囲に転移した後で、化学療法が効くかも怪しいところ。
「患者への対応も実地で学べ」というメレンデスは、幸せ絶頂のはずな花嫁姿のまま運び込まれてきた患者にガンを告知するようショーンに指示を出しました。
ショーンは今後増えるであろう執刀に伴い、自力で判断することにも慣れていきたいらしく、確信が持てるまで調べてから告知すると先延ばしにしております。やはりショーンでもガンの告知は気が進まないのか。
先延ばしはよくないと言いながら、クレアは母親から何度もかかってきている電話に出ようとしない矛盾を指摘するショーン。
双極性障害の母親に苦労させられてきたクレアは「私の人生に関わってほしくない」と言い切るほどには母親を遠ざけたい気持ちがあるみたいです。
クレアはデートで大失敗をして気にしているもなかなか詳しく話そうとしないショーンから根気良く何があったのかを聞き出そうとしておりますが、決定的な失敗については明かされないまま。
病室で仲睦まじく話す新郎新婦の様子を見たメレンデスは、まだガンの告知をしていないことに気が付いてショーンを連れて病室へ。
死の宣告を受けて涙を流す2人を見て、「手術に望みはある」と言ってしまったショーンに、もちろんメレンデスは難しい顔。
そもそも見えていない隠れた部分のガンを取る手術は容易ではなく、ショーンは邪魔になっている肝臓と右腎に加えて左腎、膵臓、腸管、胃まで取ると言い出します。取ってそのままというわけではなく、ガンを切除して元の位置に戻すとか。理論上はマトモ(?)な体外手術の成功率は低くても、「やらなければ彼女は死ぬ」のなら確かにやってみて損はないのかもしれません。
ショーンの解雇にまつわるあれやこれやが影響して結局〈アンドリュース〉は院長職を追われた様子。
〈アオキ〉は〈デビー〉との結婚が決まって引きこもっている〈グラスマン先生〉 にもう一度院長に戻ってはどうかとわざわざ自宅まで言いに来ておりました。
“スティーヴンス・クリーク診療所”で町医者として簡単な診察を受け持つグラスマン先生と患者に「こんな患者も症状も退屈だ」と言い放つショーン(笑)
ここでも昨夜のデートについて聞かれて話し始めるも、大惨事に繋がった核心に触れる前に目の前の患者が糖尿病の神経障害で足の感染に自覚がないことを言い当てて話は途切れます。
昨日今日の話ではなさそうですが、あんな風にウジがわいている状態でも全く気付いていなかったなんてことがあるんですか?気付いていて隠していたにしても理由が不明です。
リム先生は仕事を辞めてまだ72時間のアンドリュース元院長の自宅を訪ねて、上に立つ者としてのいろはを学び、残業を認めてもスタッフ増員を求めて敵対的だった〈ペトリンガ看護師〉に交渉術を使って和解。
カルテを勝ち取ったのはレズニックですが、パク先生は認知症の夫を介護する老齢の妻に更なるガン治療のサポートがのしかかることを良しとはしておらず、手術を勧めるべきではないという考えに。
手術をすれば命は助かるし、45年寄り添った夫に嘘をつくなんて……と考えていた妻も身内でガン患者がおり、化学療法の辛さはよく知っているということもあって、生検後の痛みに気が付いて狼狽える夫に「問題なし」だと嘘をつきました。
愛し合っているからこそ、この先の人生をガンに怯えて過ごさせるのではなく、手術をしないことは70という年齢からしても幸せな選択だったかもしれません。
一方、ショーンの愚直なアドバイスで新郎新婦の2人はいかにお互いへの愛が深いかを再確認し、体外手術に望みをかけてみる決断をします。
ショーンのデート話をすべて聞いてみると、度重なるトラブルはありつつも、どれも最悪には至らず事なきを得ており、別れ際にはカーリーから軽くキスをしてもらえるような平和なものでした。
ただ、ショーンにとっては「疲れる時間だった、何ひとつ思い通りにいかず予想外のことばかり起きた。やるべきこともやるべきでないことも意味が分からない!苦痛で不安で不快だった。彼女を喜ばせようと不自然なことばかり。なのに彼女の心は分からない、苦しくてたまらない!大惨事だ」だそう。
そうか……意外とカーリーに本気で恋をし始めているのですね。
リム先生は再びアンドリュースの自宅を訪ねて、高い年俸を約束して引き抜いた外科部長を研修医のために切る決断は立派だったと評価して“聖ボナベントゥラ病院”に戻って自分の部下かつ指導医として外科で働くようオファーし、アンドリュースもこのオファーを受け入れたようです。
診療所で働くグラスマン先生の方も、めげないアオキが予算の都合上閉鎖した無料診療所を再開させるというエサで院長復帰のオファーを成功させました。
体外手術は成功するも、オペ中に起きた合併症で腸の大部分を取ったせいで排泄物はストーマ処理が必要になってしまいます。
一生袋に用を足すことになって色んな不安が込み上げている新婦に対し、新郎の愛は変わらず、協力的な姿勢も見られたのは安心です。
2組の患者がそれぞれ無償の深い愛を示し、医師陣もそれに感化された感じ。
ショーンもカーリーへの愛を感じているのかいないのか。自分の気持ちが何なのかも理解できずに混乱して踏み出せずにいる様子ですが、この2人は今後どうなっていくのでしょう。
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