エピソード2『傷だらけの英雄』“DEBTS”
あらすじ
地下鉄で女性を助けるため痴漢に立ち向かい、スケボーで殴られ頬と顎に大ケガを負った青年ジョシュのため、ショーンは前例のない移植手術を思いつき、その手術は見事に成功する。クレアは家へ転がり込んできた母ブリーズを歓迎しなかったが、心境の変化によりしばらく同居してもいいとブリーズを受け入れる。一方、ショーンはカーリーにもうデートはしないと告げるが、1回のデートで結論を出すべきではないと言われ・・・。
ネタバレ感想
リアはショーンのカーリーへの気持ちを応援しており、「最高の同居人」として親友のような関係になっていくということなのでしょうか?それならクレアが居るよなぁ……と思ってしまいますが。
クレアの母親〈ブリーズ〉はめちゃくちゃ若見えです。
奔放過ぎる性格で、自分を律するために処方薬が必要なほどの母親が押しかけてきて、月末までの3週間居候したいと頼まれるも、クレアは1週間だけだと譲りません。あれほど関わりたくないと思っていたような母親でも1週間泊めてやろうと思えるあたり、クレアのお人好しな面が出ています。
地下鉄で痴漢された女性を助けたヒーローが、スケボーで顔面を殴られ車輪がめり込み、骨折に頬の組織や皮膚、筋肉まで千切れる大惨事となって運び込まれてきます。
顎の機能を取り戻すために再建手術が必要で、見ず知らずの他人を助けたがためにこんな悲惨な目に遭うなんてどんな試練だよ……。
試練はさらに続き、下顎枝が粉々過ぎて固定できず、ワイヤしか手段がないので二度と会話も食事もできない体に。
ずっとこの状態だと聞いて愕然としながらも、「ちょうど体重を落としたいと思ってた」と筆談で医師陣にジョークを飛ばす患者が良い奴過ぎて……より一層どうして彼がこんな目に遭わなければならないのかと思えてなりません。
カーリーの方から「気まずそうだけど、この間のデートなら私は本当に楽しかった。またぜひ」と言ってくれたのに、「僕は楽しくなかった、もう二度とやりたくない」と答えてしまう言葉足らずなショーン。
グラスマン先生は話を聞いて、ショーンが落ち着いたタイミングでまた誘ってみろ、と呑気なことを言っておりましたが、一緒に話を聞いていた未来の妻デビーから本当にショーンのためを思うならもっと背中を押すべきだとお説教されてしまいました。
グラスマン先生達とのランチを早めに切り上げてオペ室に向かったショーン。
アンドリュースは執刀中に何か他に手があるはずだと考え、ショーンとクレアと3人で別室に移って手立てを考えております。てっきり何か閃いたから方針を変えるのかと思いきや、策もないままにもっといいやり方はないかと患者を放置して考え始めたようで、なかなかなだな(笑)
最初に執刀医になれるかを巡って、まだパクとレズニックはバチバチにやり合っていて、お互いに出し抜こうと残業して考えを巡らせているショーン達に合流しようとした結果、全員集合です。
野心あふれる利己的な2人の攻防戦が面白いので、このまましばらくどちらも執刀できなければいいのに(笑)
結局、残業虚しくアンドリュースは「治せないものは治せないんだ」と匙を投げ、皆が解散となりましたが、ショーンだけは自宅に帰ってからも絶対に諦めないと資料を広げて考え続けます。
そこへ意外と大胆なカーリーが訪ねてきて、ショーンにちゃんと話すことが礼儀だと教えてお互いの気持ちが分かるようにしっかり話し合うことに。
カーリーの妹〈アンディ〉も自閉症だそうで、だから偏見がなく優しいし扱い方を心得てもいるのか。
「食事1回じゃ答えは出ない」と話したカーリーの言葉から閃いたショーンはそのまま深夜にアンドリュース先生の自宅へ押しかけました。
どうやら、「胸筋から採取した血管柄付き遊離筋皮弁を顔面動静脈に吻合」するという名案を思いついたようです。
翌朝リム先生に報告すると前例がないし感染症や敗血症の危険があるからダメだと却下され、それでもショーンの案を後押しして食い下がるアンドリュース。
せめて本人に提案したいという意見もダメだと言われますが、結局本人は提案し、クレアとショーンとアンドリュースの3人がかりでとんでもないリスクがあることも伝えて脅しますが、案の定ヒーローには手術を受けるという選択肢しかありません。
血栓ができて危ない時もありながら、移植手術は大成功し、痴漢の被害者で助けられた女性が見舞いに来てくれて、2人はいい雰囲気ですし善行に報いがある結末で良かった。
肥厚性幽門狭窄症の新生児の手術を巡って両親から執刀医を変えて欲しいという要望が。
メレンデスが担当していた手術に落ち度はなかったはずですが、外科医長の肩書があるリム先生が引き継ぐと聞いた途端、両親は安堵の表情で喜びを隠し切れない感じ。やはり肩書きというものは大きいんだな。
二度目の手術では腸重積症が見つかり、症状は1つでも病気は2つで、隠れていたこの症状が発見できたのは最初の手術のおかげです。
メレンデスがミスをしていないことも明らかで、リム先生は自分が両親に伝えた“慎重過ぎる”ところがあるという評価が悪かっただけなので、開腹手術は自分ではなくメレンデスが執刀医として主導を握るよう意見を変えました。
リム先生はレズニックから野心をアピールされながらも、最初の執刀医にはクレアを指名。
これに思い切り喜んでいたパクは、自分が先を行きたかったわけではなく、仲間内からレズニックの頭が抜けて彼女が上司になる未来を避けたかったとか。
デビーにけしかけられたグラスマン先生から愛を諦めるべきではないと説得されるショーン。
術後には、ショーンを守ったせいで職を失い、降格での復帰になってしまったことで恨みがありながら、今回の移植手術での執着で自分の行いを誇りに思えたとアンドリュースから礼を言われ、「人生で真に価値あるものは損得じゃ測れない」というアドバイスも。
好きな者同士なら歩くだけでも、たとえソファとポテチがあるだけでも素敵なデートだとクレアに言われていたショーンは、さまざまなアドバイスを考慮してカーリーのいるラボにポテチを持参し、ソファがないと分かるとその場に座り込んで袋を開けます。
これはなかなか良きデータではないですか。ショーンも頑張りましたね。
クレアも仕事を経て意識が変わり、「薬を続けてドラッグやお酒は厳禁、2日ごとの尿検査、ドノヴァン先生とのアポも守って」という条件付きで母親をしばらく家に置いてやることに。
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