エピソード6『悩める執刀医』“45 DEGREE ANGLE”
あらすじ
ショーンは執刀医デビューを虫垂切除でやり直すことになり、リハーサルを行うが、リハーサル中にホークス看護師から言われたカーリーについてのひと言に動揺してしまう。グラスマンから白衣を着ている時は仕事と私生活を分けて考えろと助言を受け、割り切ろうとするショーン。結果、手術は成功するが、手術中にホークス看護師ともめ、オペ室から追い出したことをリムから叱責され、謝罪をするよう命じられるが・・・。
ネタバレ感想
リム先生の許可を得て、2度目の執刀医デビューのためにナースを総動員させて念入りなリハーサルを行うショーン。
不在のクレア役を務めるレズニックが世間話を始め、ショーンはカーリーをボードゲームに誘ったけれど彼女は友達と遊んでいて忙しかったから断られた話をすると、〈ホークス看護師〉から「ちゃんとした彼氏なら集まりに呼ぶはず。彼氏と思ってないのかも」と言われてしまい、もう手術どころではなくなってしまいました。
まったくどういうつもりでの発言なのでしょうか。ショーンの障害については病院中のスタッフが知っているでしょうに、それでなくても初執刀を控えている相手を動揺させるようなことを言うなんてなぁ。
デビーはタダで患者にコーヒーをあげていたせいで院内カフェの仕事を解雇されたそうで、雇われスタッフな以上、わりと本人が悪いので何とも言えません(笑)
夫のところへ行き、家は帰って上司への愚痴を聞いてくれと頼むデビー。
全面的に新妻の見方をしていたグラスマン先生ですが、「あなたの診療所で働けない?もう見ても人手不足よ」と今の助手を役立たずとこき下ろすデビーに最初は予算不足と濁しますが、院長なのに自分を雇えない本当の理由を問い詰められてカップルには別々の時間を持つことも大切だと話します。これは確かにその通りだし、家での2人の時間を大切にしたいからこそ職場は別々にしたいと言う考えなのでデビーにとっても良いことなのではないでしょうか。
複雑な治療に必要な外科部長の許可を取ることなく、「道は一つだ、聞くまでもない」と指示を仰がず手術室で独断するメレンデス先生。
これにはリム先生も、自分の立場がないと怒っていて、恋人関係だからこそのややこしさも出てき始めた感じです。
カーリーにとってクレアはショーンの身近にいて自分達の問題も筒抜けな上にお節介を焼きたがる面白くない相手になりつつあるのか、わりと当たりがキツめです。
「仕事があるのに頭の中はカーリーのことばかり」になってしまったショーンは診察中のグラスマン先生のところへ相談に行き、白衣を着ている時は医者モードで恋愛なんて知るかというスタンスで居ればいいとアドバイスを受けました。
ただ、逆を言うと白衣を脱いでいる時は「僕は一般人だ。医師の仕事なんて知るか」モードになるということで、カーリーと話したいショーンは手術を6時間後に控えた勤務中に白衣を脱いでカーリーのラボへ。
そこはクレアの優しい嘘で、全てが勘違いだと納得させ、ショーンは白衣を着に戻ってくれますが、これもまたお節介な言動だったかもしれません。
初執刀は順調に進んでいたのですが、練習の時に余計なことを言ったホークス看護師のストレート鉗子の渡し方が正しくないと言い張って受け取らず、ついには退室を命じるショーン。
最初は別の看護師に取らせようとした鉗子を敢えてホークス看護師に取らせて因縁を付ける感じになっていて、ショーンなりに腹を立てて仕返ししてやりたかったんですかね。
と思いきや、一部始終を黙って見ていたアンドリュースから報告が入り、リム先生から対人問題についてのお説教があるのですが、最初に取らせようとした看護師に出血があったから頼めずホークス看護師に頼んだところ、渡し方が45度の受け取りやすい角度とは違って術野を離れてしまうから受け取らなかったのだそう。
ショーンも細かい上に説明不足だし、ホークス看護師もさっさと受け取れという態度でよくなかったし、かなりどっちもどっちです。
「ホークス看護師に謝りなさい」とリム先生から言われても嫌がるショーンですが、執刀医は皆のまとめ役なので何かあれば執刀医の責任になるから“関係を修復する”ようお達しが出ました。
しかし、謝罪はしたくないショーンは自分の正しさを証明する説明を始めてしまい、ホークス看護師はウンザリしてまともに話も聞いてくれません。
最初は独断で治療を進めたメレンデス先生は、リム先生からお叱りを受け、結果的に妊婦に対する最初の自分の処置が間違っていたために母子共に危険になる恐れが出てきて今回は外科部長のお伺いを立てに行きます。
変に意地の張り合いになることなく、こうしてリム先生に義理を立てるところがメレンデス先生の良いところです。
リスクが伴うけれども母子共に助かる可能性に賭けた手術中に、母体が危険に晒されてそのまま盛り返すことなく亡くなってしまうのですが、赤ん坊が生きている以上すぐさま切り替えて胎児の命を守ることに全力を投入するメレンデス先生。
最後に妻の手術を待っていた夫に最悪の報告をしなければならない気の重さは相当でしたが、忘れ形見の赤ん坊が無事だったことは不幸中の幸いでした。
デビーはどうしても今の病院で働きたいらしく、夫への色仕掛けも駆使しており、グラスマン先生もこれに乗っかっておりますが、なんとなくデビーのことが苦手になってきています(笑)
デビーよろしくカーリーの気の強さも目立っている今日この頃。
まぁ、いつも自分に何か言ってくるのは周りばかりで、ショーンが自ら何かを伝えるということが欠けているのは確かです。
人任せなショーンに腹を立てているカーリーとそのことでキチンと話し合い、逆にカーリーがショーンのことを先入観で見て勝手な想像で友達とは合わないだろうと判断して会わせなかったことを謝る際に、「許してくれる?彼女失格だよね」という言葉でショーンの不安がすべて解消されました。
「君は僕の彼女?じゃ僕は君の彼氏?」と確認することですぐに許してキスできたショーンは、話し合いの場を持つことで不安が解消されることを学べて良かった。
決してカーリーの友達に会ったり紹介されたりしたいわけではなく、単純に自分が彼氏枠じゃないかもしれないという不安が大半を占めていたので、改めて友達に紹介すると言われても即答でお断りするショーンがいかにもな感じです(笑)
そして、ラストシーンで医師歴が長いメレンデス先生が患者を亡くしてしまったことに対してしっかり傷を負っている姿を垣間見れたのが印象的でした。
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