エピソード1『コード・シルバー』“Afterparty”
あらすじ
ショーンとリアの結婚パーティー中、リムとヴィラヌーヴァが刺される。犯人オーウェンが院内に潜伏し騒然となる中、ショーンは手術中に過去の記憶でパニックに陥る。
ネタバレ感想
結婚式を済ませて、幸せ絶頂のショーンとリア。
そんな彼らがいる屋上の下でリム先生とヴィラヌーヴァが刺されて倒れているなんてまだ誰も気が付いておりません。
エレベーターで乗り合わせた男が靴に返り血を浴びていることに気が付いたグラスマン先生は隣にいたアンドリュース先生にさり気なく伝え、エレベーターを降りて警備に男が怪しいと伝えます。
声を掛けようとした警備員は刺され、銃を奪った男は院内を逃走。病院はすぐさま封鎖になりました。
男が5階から乗ってきたことと、リム先生が5階にある休憩室へグラスを取りに行ったこと、エレベーター内でアンドリュース先生に電話があったけれど電波が悪いまま切れてしまったことを考えて即座に外傷キットを持って5階へ駆けつける判断をしたグラスマン先生はさすがです。
リム先生と看護師が5階で怪我をしたかもと連絡があり、ショーンは「僕は行ってくる、助けが必要かも」と1人で屋上から降りてしまい、残っていたジョーダンも医師ですし、リアが1人で屋上に残るわけにもいかず結局3人とも安全地帯から銃撃犯が潜む屋内へ。
3人は休憩室にたどり着いて血の海の中倒れるリム先生とヴィラヌーヴァを発見。
応急処置をしている間にグラスマン先生とアンドリュース先生も駆け付けてきました。
リム先生のオペはグラスマン先生とショーン、アッシャーが担当することになり、人手の足りなさから素人のリアが器具を探して渡す外回り看護師の役目を任されました。
グレード4の肝裂傷があり、塞栓術をしたいところですが移植と銃創の患者がいて備品や血液は僅かな中、輸血が必要となる事態を避けるために肝臓の半分にも及ぶ損傷区域を切除する選択を取るグラスマン先生。
その場しのぎだし切除によってリム先生の寿命が大幅に狭まると反論したショーンですが、ヴィラヌーヴァの方のオペの応援を頼まれたグラスマン先生は「ショーン、損傷区域を切除するんだ」と言い残してオペ室を出て行きます。
ショーンは状況が変わったから、と切除をせず独断で塞栓術に切り替え、戻ってきたグラスマン先生はお怒り。いや、前にもあったなこんなこと。
結局ショーンが押し倒した判断で無事に処置は終わるのですが、後々になって取り返しのつかないことになるパターンが予想できてゾッとします。
クローン病で制酸剤をもらいにERは来ていた具合の悪い〈エズラ〉を拾うモーガンとアッシャー。
人のいない部屋に彼を連れて立て篭もるも、激しく痛み出したエズラは腸管穿孔になっていてこちらも手術が必要な状態です。
モーガンの診断を聞いてすぐに手術のための備品を探しに外へ出たアッシャーは、備品を持って元いた部屋に戻ったところで銃撃犯と出くわしてしまいます。
扉の内側から異変を察していたモーガンがしばらくして鍵を開けたところ、備品だけが部屋の前に置かれていてアッシャーの姿はどこにもありません。
アッシャーを人質に取り脱出を企てるも、内部に突入していたSWATから逃げ回り結局モーガン達の居る部屋に戻って鍵を開けさせて人質を3人に増やして立て篭もる男。
ヴィラヌーヴァのオペがひと段落ついたタイミングで連絡が入り、アンドリュース先生のアシストを務めていたジェロームは恋人が人質に取られた事実を聞かされます。
絶句しながらも「続けましょう」と答えるジェローム。
これは……かなり死亡フラグでは?
エズラはとうとう気を失い、手術が必要なのにオペ室にも運び出せず「ここでやれ」と言われて「電話をかける」とモーガン。
電話の相手は病院の外にいるパク先生で、手術に関する相談をするも、モーガンが本当に言いたかったのは「愛してる」という言葉でしょうか。
ここで手術をすれば確実にエズラは死に、リム先生とヴィラヌーヴァ、警備員は無事で今自首すれば殺人未遂で済むけれどそうでは済まなくなるとモーガンが説得。
エズラをオペ室に運ぶ代わりにアッシャーがこの場に残って人質となる流れに。
目を覚ましたリム先生は筆談でまずヴィラヌーヴァの心配をし、彼女も無事だし自分の肝臓もショーンのおかげで温存できたこと、警備員の無事など聞かされますが、途中で心臓が痛み始めて状態が悪化しています。
傷が深かったようでパッチで修復をしようとしたところ、SWATに撃たれ心停止後に蘇生した銃撃犯を助けてくれ、とアッシャーが駆け込んで来ました。
人工心肺が必要ですが、リム先生にも使っていてチューブとカニューレが1台分しかありません。
「この男のためにリムを危険にさらす気か?」というグラスマン先生の言葉には完全に同意ですが、医師としては患者の命は殺人犯でも平等と思えなければならないものなのか……。
アンドリュース先生はリム先生には別の方法をとってカテーテル閉鎖術を提案し、ショーンから「ひどい案です。開胸手術が最善の方法です」と言われながらも、他に手はなく人工心肺がなけれら死んでしまうのが確実な男の方に器具を使う、と。
リム先生は誰も傷付けていないのに不公平だ、彼女の方を優先するべきだ、とショーンが考えるのは当然ですが、アンドリュース先生は決定を下してしまいました。
リム先生は重症心不全を引き起こし、とうとうショーンは弟が死んだ転落事故をフラッシュバックして完全なパニック状態に。
オペ室から追い出されても過去のトラウマが頭から離れず、呆然と座り込むショーンは意識を飛ばしておりましたが、スティーヴの幻覚は彼の死がショーンのせいではないことを伝えます。
リアの案でオペ室からビデオ通話でショーンに手術の現場を見せてなんとか集中させようとするグラスマン先生。
スティーヴから「兄さんなら仲間を救える」と諭されて目の前のオペにフォーカスし始めたショーンはビジョンを見て解決策を閃きます。
アンドリュース先生もグラスマン先生も気が付かなかった欠損を見つけたショーンのおかげでリム先生の容体は安定。
病院に出ていたコード・シルバーは解除され、エズラも助かったし誰1人亡くなることなく解決に至れたのは奇跡的です。
ショーンとリアにとっては忘れられないとんだ新婚初夜となりました。
しかし、リアがいなければリア先生は救えておらぐ、前にも増して愛してると実感したショーンは言葉にして「君が妻で幸せだ」と伝え、夫婦としての絆が強くなった感じでしょうか。
パク先生とモーガンも無事に再会を果たし、「死ぬかと思った時に考えてたのはあなたのことだけ。NYの病院にメールして内定は辞退した」と話すモーガンに対して、彼女の決断とキャリアを選んだ本質は変わらないから辞退を取り消すメールをしろと返すパク先生。
せっかく行かないでくれるかと思いましたが……でもそうですよね。
野心家のモーガンだからこそ、ここで飼い慣らされてはいけないとも思うのです。居てほしい気持ちと躍進してほしい気持ちが同じくらいあります。
リム先生の脚の違和感も嫌な予感がするし、シーズン6は超波乱の幕開けです。
大地震のエピソードを超えるハラハラ感があるエピソードでした。
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▼次回、エピソード2
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