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海外ドラマ≫≫The Family Man ファミリー・マン シーズン2 7話ネタバレ感想

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第7章『大義のための犠牲』“Collateral Damage”

あらすじ

作戦決行を前にラジが負傷し、治療が必要になる。スチトラとドリティの緊張状態が最高潮に達する。ムンバイで個人的にやるべきことがあるサジットは、ラジに別れを告げる。一方、スリカントは新たな危機に襲われ、さらに苦しめられる。

大義のための犠牲

大義のための犠牲

  • マノージ・バージペーイー
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ネタバレ感想

このドラマでは主人公と敵対する勢力のテロリストが絶対悪として描かれていないんですよね。特にシーズン2ではその特徴が色濃く出ていて、被弾し出血多量で死にそうなラジを見ているとハラハラするし頑張れ頑張れと応援したくなるのです。

一方、ミリンドを始め多くの犠牲者を出したTASC側は緊迫感から一転して喪失感に溢れています。

捜していたジェバラージはペドロ岬から遺体で発見され、サジットやサミールの関与も明らかになった現状に対し、クルカルニ長官はタミル・ナドゥ州の特殊部隊と連携しての厳戒態勢を敷く決定を下しました。何が何でもテロ計画を阻止せねばなりません。

ジェバラージはラジと一緒に岬に行ったはずで、死んだことを知っているのにわざわざ家に来たのは何か理由があるはずだと気が付くスリカント。鋭い!笑

既に遺体で発見されていることを隠したまま、ジェバラージの妻に「行方不明の夫を助けたければ彼が何か家に隠していなかったか教えてくれ」と協力を求め、倉庫を見せてもらえることに。倉庫の大捜索で出て来たのは、トランクの中の起爆装置。つまり敵の計画は爆破テロで確定です。

この期に及んでルパトゥンガ大統領との会談予定を何一つ変更しない首相はちょっと面倒くさいな?国のリーダーとして確固たる姿勢を示すのも重要ですが、もう少し臨機応変に周りの助言を聞くことも大切なのでは。

 

ディーパンはバースカランの居所を探るためにサミールと接触したり、人を雇ったりしております。当のバースカランはフランスに潜伏中の模様。

一匹狼気質が嘘のように献身的にラジを看護するサジット。計画のために必要不可欠なパイロットだからというより、本当に身近な存在として心配しているような人間味を感じます。

ありったけのC4を積んだ飛行機を起爆するということはやはり、ラジはこの任務で自爆テロを任されているということか。彼女も身の上が不幸そうですし何とか死なずに済んで欲しいんだよなぁ。

 

サジットの指示通り、デート帰りのドリティを誘導するカリヤン。

悩めるスチは娘からの反抗を受けてやたらと不安定になっておりますが、これはもう身から出た錆というかなんというか。どちらかに完全に共感できるわけではないけれど、どちらかというとドリティ派です。離婚危機のレベルで父親と不仲なのに男友達のところで働き始める母親って思春期の子どもからしたらかなり嫌でしょう。

ま、それは関係なくドリティが夜遅くまで帰って来ず、心配し過ぎて彼氏とのデートを隠すためアリバイを頼まれていたドリティの親友に電話越しにキレ散らかすスチトラさん。『心配のあまり』というのは分かりますが、警察呼ぶと脅したり、相手の男について名前以外何も分からないとなると「あなたドリティの親友でしょ!?」と責めて挙げ句の果てにガチャ切りはさすがになぁ(笑)それなら「あなたドリティの母親でしょ!?」と言われるのと同じレベルではなかろうか。特大ブーメランです。

深夜まだドリティは戻らず、どうにもならなくなったスチはスリカントに連絡しますが、不仲の延長で電話をわざと無視してしまうスリカント。子どもか!

そして頼ってしまうのがアルビンドなんですよねぇ。ただ、ここでのアルビンドへの頼り方がなかなか賢いのがスチなのです。ただただアルビンドにドリティ捜しを手伝って貰うのではなく、自分からの電話に出ないことを分かった上で、アルビンドの番号からスリカントに電話して代わってもらい、強制的に夫と対話するに至ります。

状況の説明を受けてやや揉めつつも、ドリティの位置情報を同僚に調べさせるスリカント。この仕事で良かった〜と思いましたが、そもそもスリカントがこの仕事をしていなければドリティは狙われていないのか。

カリヤン行きの電車に携帯があるのが見つかったと報告をもらい、「ムンバイに戻る」と決めるスリカント。同僚からは「携帯を落としただけでは?」と聞かれますが、「いいか、俺の娘はピン1本でも無くさない」とひと言。ドリティの携帯が本人のいないところから出てきたということが緊急事態に繋がり、誘拐されたのだろうと状況を理解するスピード感が素晴らしい。

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▼次回、エピソード8

海外ドラマ≫≫Young Sheldon ヤング・シェルドン シーズン1 7話ネタバレ感想

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エピソード7『ジョージVSバァバ』“A Brisket, Voodoo, and Cannonball Run”

あらすじ

プリスケットのレシピをめぐってパパとバァバの喧嘩が勃発。ふたりの溝を埋めるために、子供たちが奔走することに。

ネタバレ感想

バァバのブリスケットは絶品だそうで、子供達以上にこの味の虜なジョージは義母にレシピをせがむもからかわれるばかりで簡単には教えて貰えません。確かにヴィーガンなら卒倒しそうな溢れ出る肉汁はめちゃくちゃ美味しそうに見えます。

レシピを教えて貰えずごねて、自分の母親だからと庇わずこっちの肩を持てと文句を言う夫婦喧嘩の光景は、妻と夫が逆転しているかのよう。嫁姑戦争ならぬ婿姑戦争勃発か?

夫婦喧嘩を盗み聞きしたミッシーから両親の離婚危機とまで話が膨らんだ状況でもやはりレシピを教える気はないらしいバァバ。

ミッシーに濡れ衣を着せられて外出禁止になったジョージーと、いまだ怒りが冷めやらないジョージの2人は留守番で、バァバ、メアリー、シェルドン、ミッシーの4人は教会の遠足へ。

家主が居ない隙に向かいのバァバ宅に侵入してレシピを探すジョージ。いい大人を狂わすほどのブリスケットの味がますます気になります(笑)

様子を見に来たジョージーにも手伝わせてレシピ箱を漁るもブリスケットのレシピは見当たらず。

ジョージが盗みに入ったことに勘付いたバァバは反省するフリで偽のレシピを握らせてジョージを操り近場では調達できないコーヒー豆を買って来させております。高級食材を買いに行くだけの資力と労力、さらに14時間もの調理時間を惜しみ無くかけるジョージのブリスケットにかける情熱は本物ですが、そんなに美味しいなら超近距離に住んでいるバァバに作って貰えば万事解決なのに(笑)

出来上がったブリスケットを味見して騙されたと気付いたジョージは本格的に激怒。

いよいよ両親の離婚が現実的なものとなり心配し始めたジョージーは、「バァバのレシピをパパに渡せたら解決する」と考えます。ミッシーがふざけるのを見て、生後23ヶ月の記憶がフラッシュバックしたシェルドンは、赤ん坊の自分を子守りしながらブリスケットのレシピを話したバァバの台詞を家庭の平和のために大公開。

赤ん坊の頃の記憶までしっかりあるとはただの天才ではないのか(笑)

シェルドンが本物のレシピを言い終える前にバァバは諦め、ジョージはジョージで紙に書くというシェルドンに対して「必要ない」と止めます。

ただただレシピが知りたいと言う話ではなく、バァバが自分を認めていないことを気にするジョージと、娘の夫には相応しくないと思い続けてきたバァバのいがみ合いだった、と。

結局2人は和解して一件落着ほっこりエンドですが、赤ん坊の頃の記憶を持つシェルドンがその後自分が渡したレシピが発端で両親の夜の営みを目撃したシーンをフラッシュバックしてしまう、という何ともアメリカンなオチが待っていました(笑)

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ヤング・シェルドン

▼次回、エピソード8

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