何かとサバイバル。

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映画感想≫≫Mystic River ミスティック・リバー

ミスティック・リバー [DVD]

ミスティック・リバー

 

 

あらすじ

幼なじみの3人の少年は、ひとりが誘拐事件に遭ったことから、次第に離れていくことになる。だが、25年後、彼らは殺人事件を契機に再会する。ひとりは被害者の父、ひとりは容疑者、ひとりは刑事として。デニス・ルヘインの同名ベストセラー小説を「L.A.コンフィデンシャル」の名手ブライアン・ヘレゲランドが脚本化。撮影はイーストウッド組、「許されざる者」などの照明を経て「ブラッドワーク」を撮影したトム・スターン。

 

ネタバレ感想

序盤で3人の少年たちがホッケーで遊んでる中、下水に落ちてしまったボールをのぞき込むシーンでいつピエロが出てくるのか別の意味でドキドキしました。

子供時代のショーンを演じてる子役の少年がゴシップガールのエリックをそのままキュッと小さくした感じの可愛らしさで調べてみるとやはりコナー・パオロでしたね。あんな小さい頃から子役していたとは。

 

子供時代、ジミー・ショーン・デイブの三人は幼馴染で仲良く遊ぶ仲だったが、ある日警察官を装った二人組の男にデイブが誘拐・監禁され性的暴行を受けるが、なんとか自力で逃げ出してきたものの、その事件をきっかけに三人はどんどん疎遠になっていく。

幼かった彼らが大人になり、ジミーの娘ケイティーが殺害された事件をきっかけに彼ら三人は再会することとなる。刑事になったショーンは事件を担当し、ケイティーが殺された夜、バーでケイティーを見かけているデイブは容疑者として疑われる。

デイブはバーから自宅に戻った際血塗れになっており、妻に強盗に襲われたが反撃し、殺してしまったかもしれないと話す。血塗れで帰ってきて病院に行く事を拒み、どこか様子のおかしいデイブに、怪しいけれど違うだろう、違うだろうけれど怪しい…と繰り返し思わせられる。

その後真相が明るみになってくればくるほど、娘を奪われ憎悪に支配されたジミーに対して早まるな、早まるな…と念ずるもデイブはジミーの復讐心によって始末されてしまう。しかしその翌日、訪ねてきたショーンに犯人を逮捕したと告げられるのだ。

 

最初の通報の「彼女の名前?」というキーワードは知り合いだからこその問いかけに感じて違和感があったのでブレンダンが怪しいのかと思っていましたが完全に騙されました。ケイティー殺害の真犯人は、ケイティーの恋人であるブレンダンの弟レイと友人のジョンだったという。口がきけなく手話でコミュニケーションをとるあたかも善良そうな少年がまさかの当事者で、恋人を失い途方に暮れる兄ブレンダンに、罪の意識の素振りも見せず接していた事実に衝撃を受けました。ブレンダンが全てを悟り、レイにお前ほんとは喋れるんだろと詰め寄るシーンがありましたが、あの通報の声はレイだったのでしょうか?友人のジョンという可能性もありますが、個人的にはあれはレイの声でますます胸糞展開だと思っています。レイの父親であるレイ(ややこしい)はジミーと因縁があるというのも根深さを感じさせます。

デイブも実際に人を殺めてしまってはいるんですが、その背景に子供時代の誘拐・暴行のトラウマがあり、子供性愛者から少年を助けるために犯罪行為をしていた男を殴り続けたという悲しい事実。また、デイブだけではなく三人のうち一人だけが犠牲になったという事実が、残りの二人にも罪悪感を生ませ、三者三様の心の傷を抱えているのです。

もし連れ去られたのがデイブじゃなければ、もしあの夜バーに居たのがデイブじゃなければ、もし、、もし、、、となります。

歯車がどれか一つでも、わずかに違っていれば起こりえなかったなんともやるせなさが残る結末でした。

 

 

評価(平均点高めの設定です。)

  4.6 /5 点!

救いのないストーリーです。俳優陣の演技が素晴らしく、感情の濃さがダイレクトに伝わってくるが故に鑑賞後は虚しくなる作品ですので心に余裕のある時に観ることをおすすめします。

 

概要

監督:クリント・イーストウッド

時間:2時間18分

配給:Warner Bros.Entertainment Inc.

公開年:2004年

ミスティック・リバー [DVD]

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映画感想≫≫Nightcrawler ナイトクローラー

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ナイトクローラー

 

 

あらすじ

ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールが主演し、刺激的な映像を求めて夜のロサンゼルスを駆けめぐる報道パパラッチの姿を通し、視聴率至上主義のテレビ業界の裏側を浮き彫りにしたサスペンススリラー。まともな仕事にありつけず軽犯罪で日銭を稼ぐ男ルイスは、偶然通りかかった事故現場で報道スクープ専門の映像パパラッチの存在を知り、自分もやってみようと思い立つ。早速ビデオカメラを手に入れたルイスは、警察無線を傍受して事件や事故の現場に猛スピードで駆けつけ、悲惨な映像を次々と撮影していく。過激な映像で高額な報酬を得るようになったルイスは、さらなるスクープ映像を求めて行動をエスカレートさせていき、ついに一線を越えてしまう。共演に「マイティ・ソー」シリーズのレネ・ルッソ。「ボーン・レガシー」などの脚本家として知られるダン・ギルロイがメガホンをとり、長編監督デビューを果たした。

 

ネタバレ感想

かなりの胸糞映画との情報を仕入れたので鑑賞しました。

フェンスやマンホールの窃盗など軽犯罪を犯しながら日銭を稼ぐ主人公のルーは、ある日報道スクープ映像を撮れば金になる事を知り、見様見真似でパパラッチを始める。タイトルにもある<ナイトクローラー>とは、報道スクープ専門のパパラッチの事を指す。

過激な映像ほど高額で買い取られる事を知り、警察無線の傍受や交通違反に留まらず、発砲事件のあった家への不法侵入、より良い画角に事件を収めるために遺体を動かすなど手段を択ばず、非人道的な行動も厭わないルーの行動はどんどんエスカレートしていく。

飛行機事故というビッグニュースの特ダネ映像の先を越された商売敵に腹を立て、彼らの車に細工し、亡き者にしようとする。事故を起こさせ潰しにかかるだけではなく、その惨状までもを自分のネタに撮影する様子は完全に狂っている。

暴走はさらに加速し、郊外での銃撃事件の犯人をカメラに収めながら、犯人逮捕の瞬間を撮影するために意図的に情報提供を避ける。

従わないものは切り捨て、自分の手を汚すことなく不都合な人間を消す非情で冷酷さを持ちながら、自分に有益なテレビ局の上層部の人間に対しては驚くほど愛想良く魅力的にすら映る。まさしくサイコパスそのもの。

 

人の命など取るに足らない金儲けの道具として扱い、倫理観や道徳観をまるで無視できる人間だからこそのし上がり、その後事業拡大し更なる成功を収めているという皮肉満載のラストでした。

 

評価(平均点高めの設定です。)

  4.4 /5 点!

暗い気分になるわけではないけれど、後味は悪い作品が好きな方におすすめです。逆に勧善懲悪ものが好きな方にはおすすめできません。 

概要

監督:ダン・ギルロイ

時間:1時間57分

配給:ギャガ

公開年:2015年 

ナイトクローラー [DVD]

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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 10話ネタバレ感想

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EPISODE 10 勝者 Valar Morghulis

[あらすじ]

戦闘で傷を負い意識を失ったティリオンだったが、目覚めると頭に包帯が巻かれた状態でベッドに寝かされていた。スタニスに勝利した新王ジョフリーは玉座のある謁見室で戦闘で功を立てた者を称え、祖父タイウィン公に国の統治を引き受けてほしいと“王の手”に任命。ラニスター軍と同盟を組み参戦したロラス・タイレルには、サンサとの婚約を破棄して彼の妹マージェリーを王妃にすると約束する。一方、ウィンターフェル城を占拠したシオンは北部軍に囲まれ、ルーウィンはシオンに降伏するよう進言する。孤立無援となったシオンの部下までも謀反を起こす。デナーリスが“不死者の館”でドラゴンを見つけた頃、“壁”には真の脅威が迫っていた…。

 

[ネタバレ感想]

ティリオンは無事に目覚めますが、気を失っている間に戦は終わりタイウィンが戻った事で“王の手”も解任され戦の功労者とは思えない扱いを受け質素な部屋で寝かされています。

そしてジョフリーから正式に“王の手”として任命されるタイウィンと、ラニスター家とタイレル家との結束への貢献としてハレンホールと付随する全ての土地・収入を与えられたリトルフィンガー。

タイウィンが連れて来ていたのは花の騎士ロラス率いるタイレル家の騎士達だったんですね。

ということは…となりますよね。

戦への貢献の褒美として、夫レンリーを亡くしたマージェリーとジョフリー王の婚姻で両家を永遠に結びたいとの申し出に“余は婚約している”とジョフリー。すかさずサーセイが“謀反で死罪になった男の娘と結婚するのは賢明ではないと小評議会は判断するでしょう サンサ・スタークとの婚約解消を懇願します”と公の場でサンサを乏しめ、勝手に小評議会の名を使った茶番劇で仕方ない風を装い婚約解消、さらにロラスの妹マージェリーと結婚宣言しました。

“今日から最期の日までそなたを愛す”

どこかで聞いた台詞です。

呆然とするサンサでしたが、ようやくこの家族から解放される事に思わず笑みが溢れます。しかし追って来たリトルフィンガーに“彼は今後も喜んであなたを殴るでしょう 彼はオモチャを手放しません”と告げられます。婚約が取りやめになったからと言ってジョフリーやサーセイがみすみすサンサを手放す訳がないのです。むしろ捕虜として格下げになり扱いが悪くなるのではないでしょうか。不安気なサンサに“必ず家に帰してあげましょう”と言うリトルフィンガーですが…こいつキャトリンの代わりにキャトリンの若い頃に似ているサンサを手籠めにしようとしてるんじゃ…。

 

娼館で働くロスの元にヴァリスがやってきて、ジョフリーに暴力行為を強いられた事やティリオンの弱みとしてシェイの代わりに捕らえられていた事まで伝わっていたようで、“あなたの雇用主と違って私は従業員を守ります”として、自分の相棒としてスパイをするよう誘います。

リトルフィンガーを恐れるロスでしたが、ヴァリスは彼の弱みも握っているそう。

 

ジェイミーを王都へ移送中のブライエニーは、道端の木に3人の女性の遺体が吊るされているのを見つけます。

“獅子と寝た者たち”つまりラニスターの兵士と寝た謀反人として北のスターク軍が殺して見せしめに吊るしているのです。

この女性達を埋葬しようとするブライエニーでしたが、そこに3人のスターク兵が歩いてきます。

移送しているのがジェイミー・ラニスターだと知られれば殺されてしまいますが、キャトリンの命でジェイミーを生きて王都まで移送しなければならないブライエニー、咄嗟に誤魔化し、ジェイミーも自分が殺されるかもしれない状況をよく分かっているので話を合わせます。

しかし1人の兵士がジェイミーの顔に見覚えがあり、キングスレイヤー《王殺し》だとバレてしまいます。言い訳ができなくなってしまったブライエニーは戦闘になる前に3人の兵士を瞬殺して切り抜けました。お強い。

 

タリサを愛しているからフレイの娘との結婚を取りやめたいとキャトリンに訴えるロブ。あんなに勇ましく承諾していたのに勝手だなぁと思わなくもないです。説得するキャトリンにも食ってかかりますしこれも恋は盲目というやつでしょうか。

 

戦いに敗れたスタニスは苛つき、メリサンドルの首を絞めて責めています。

“俺は弟を殺した”と嘆くスタニスに“私たち2人で殺したのよ”と言うメリサンドル。あの黒い影の正体は結局なんだったんでしょうか。

弱気になるスタニスにメリサンドルは炎を見せます。暗示にかかったように自分の勝利を見るスタニス。このおじさんはダメです。

 

さてさてお待ちかね屑のシオンの登場ですよー。

どうやらロブの派遣した500人の北部兵に包囲されているようでひっきりなしに角笛が鳴り響き眠る事も出来ず、父親に連絡しようにも自分で使い鴉を殺してしまったのでそれも出来ません。

20対500じゃ勝ち目は無いから逃げて過去の罪が全て赦されるナイツ・ウォッチ《冥夜の守人》になれと助言するルーウィンでしたが、プライドだけはお高いシオンに逃げる選択肢はないようです。

たった20人の鉄諸島の兵を鼓舞し気迫あるスピーチに士気が高まりきったところでシオンは側近に後ろから殴られ気を失います。

そもそも戦う気などなかったようでシオンはとことん馬鹿にされているよう。

何事かと駆けつけたルーウィンまで槍で刺されてしまいとんだとばっちりです。ウィンターフェルの良心が!

 

戦場でティリオンを襲ったマンドン・ムーアはサーセイの命令で動いていたと伝えるヴァリス

ブロンもシティ・ウォッチを外され山の民はタイウィンから大金を受け取り山へ帰った後でティリオンの後ろ盾がどんどん排除されていっています。

ヴァリスは、肩身が狭くなっていくティリオンと一緒に居ては自分の身も危うくなるのでしばらく会えなくなると伝え、そのお詫びなのか連れてきたシェイと再会させました。

ティリオンの顔の包帯をかなり無造作な手つきで取るシェイ。痛い。もうちょっと優しく…!

酷い傷跡を見て、これが実の姉の差し金だとシェイも聞いていたのでしょう、また命を狙われる前に町を去りましょうと頼みますが、ティリオンは“ここが俺の居場所だ”と。

それでもティリオンを理解し側に居続けるというシェイに感極まるティリオンでした。

 

暴走王ロブは勝手に牧師を呼んで2人きりの式を挙げ結婚の契りを交わしてしまいました。“北の王”と呼ばれる立場にありながら少し勝手すぎやしませんか、このハンサム。

 

デナーリス達は幽霊の館とも言われる不死者の館に来ますが入り口がどこにも見当たりません。

塔に沿って一周するデナーリスを背後から追いかけるジョラー。しかし一瞬のうちにデナーリスだけがその場から消え、1人塔の内部に入ってしまいました。

 

無事ハレンホールから抜け出したアリア達は道中岩壁の上に立つジャクェン・フ=ガーの姿を見つけます。

しかしこちらも次の瞬間アリアの背後に立つというイリュージョンを見せてくれます。何者だよほんと。

ここを通るのを分かっていたようで待っていたそう。衛兵をどうやって殺したのか聞き、自分にもやり方を教えてくれと言うアリアに“なら一緒に来い”とナロー・シーの向こうにあるブレーヴォスへ誘います。ダンシングマスターの故郷ですね。

アリアが夜な夜な呟く復讐したい相手の名前の事を何故か知っているジャクェン。ブレーヴォスへ行けば全員始末できると言いますが、家族を捜すために今は行けないアリア。

そこでジャクェンは一枚のコインを差し出し、もし今後自分が必要になればこのコインをブレーヴォス人に渡して“ヴァラー・モルグリス”と言えばいいと教えてくれました。

“ジャクェンは死んだ”と一言残し後ろを向いた彼が振り返るとなんと別人の顔に!こいつやはりイリュージョン…。

「顔のない男」とは何なんでしょうか。これも黒魔術みたいなもんでしょうか。とにかく、前の顔の方が良かったと思います。

しかも「アリー」で通しているアリアを最後に“アリア・スターク”と呼びました。お見通し過ぎだろ。

 

隠れていたオシャ達は外の異変に気付き城内へと出てきます。変わり果てたウィンターフェル城に言葉を失うブランとリコン。

2人のダイアウルフが森の木の下で息も絶え絶えなルーウィンを見つけます。駆け寄るリコン。

ここを離れジョンのいる“壁”へ向かいなさいと話し、オシャには自分の同胞達つまり野人から2人を守れと言い遺した上で苦しみから解放してくれと頼みました。ルーウィンの死は本当に悲しい。

4人は未だ煙を上げ続ける城を後にして北を目指します。

 

ドラゴンの鳴き声に導かれるように塔の中を進むデナーリス。

数ある扉の一つを開けるとそこは雪の降り積もる廃墟のような場所ですがどうやら玉座の間のようです。恐る恐る玉座に触れようとしたその時、またドラゴンの鳴き声が聞こえ先に進みます。

デナーリスが出た扉は“壁”の門扉で、北側へと足を踏み入れました。先には薄っすらテントの中に燃える火が見え、中へ入るとドロゴが息子を抱いているではありませんか。幻術なのでしょうか。会話が成立しております。

幸せに浸るデナーリスでしたが意を決してテントを後にしました。

戻ってきた扉の中には鎖に繋がれた三匹のドラゴン達が。そしてあの胡散臭い黒魔道師もついに姿を現します。ほんと何度見ても胡散臭い。

ドラゴンがいると彼らの魔法の力は強まるそうです。胡散臭い。

その強さを保持するためにデナーリスとドラゴンをこの場に閉じ込める為の罠だったよう。

気が付けば手枷を嵌められピンチのデナーリス。一瞬ドラゴンの方を見やり“ドラカリス”と命じると敵を殲滅せんとばかりにドラゴン達が火を吹き黒魔道師を燃やしてしまいました。果たしてこれが本体だったのでしょうか。

 

捕らえられたハーフ・ハンド、クォリンは、ジョンにマンスの軍に潜り込みスパイをさせるためわざと喧嘩をふっかけ仲間割れを偽装していましたが、更に白熱した演技で“裏切り者め!”と剣を取りジョンに襲い掛かりました。

2人がどうなろうとしったこっちゃない鎧骨公は仲間割れの様子を楽しみジョンにも剣を持たせます。

熱くなるバトルでしたが、まさかのジョンがクォリンの胸を串刺しにして殺してしまいました!ジョンもやっちまった顔してますけど、えぇ…!

これでジョンは間違いなく野人に信用される事になり、スパイになれという作戦は成功に近付きましたがまさか自分の命すら投げ出して任務を遂行させようとは…。ナイツ・ウォッチの覚悟を改めて見せつけられました。

最後の言葉も“俺たちは壁の見張り人だ”と自分に対しても、そしてまたジョンに対しても言っているんですね。

手枷を外してもらったジョンが見たのは“壁の向こうの王”マンスの居る広大な村でした。

 

ドラゴンを連れてクァースに戻ったデナーリス達は、ザロ・ゾアン・ダクサスと自分の侍女が寝ている現場へ踏み込みます。あの死んでしまったメイドとカリーシがドラゴンに餌をやってキャッキャウフフしていた様子に妬んでいた方の侍女です。裏切りましたね。

剣で脅して金庫を開けさせましたが、あれだけ自慢していた富など何もなく中は空っぽ。ただのハッタリだったよう。

代わりに裏切り者の2人を金庫に閉じ込めるというジワジワ系の死刑宣告です。ありったけの金と宝石を奪い小舟を調達するみたいですよ。まあまあゲスくないですか(笑)

 

サム達は角笛の音を聞きます。ジョンとクォリンが帰ってきたのだと思うと、2度目の角笛が聞こえ野人を警戒する三人。しかし更に鳴るはずのない3度目の角笛が。

そうです、ホワイトウォーカーの襲来です。急いで逃げる三人でしたが、サムだけ転んでしまい逃げ遅れ岩の陰に隠れます。

辺りは亡者だらけで人も馬も完全にゾンビ。馬に乗った青い目のホワイトウォーカー。もう完全にちびりそうなサムですがここでも愛嬌は抜群です。

しっかり目が合いましたが、こんな小物どうでもいいと言わんばかりにスルーされ、亡者の大群を引き連れ戦争モード突入の衝撃ラストでした。

いや、無理ゲーやん。

 

シーズン2の感想は「もしかしてジャクェン・フ=ガー最強じゃね?」に限ります。

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 ▼次回、S3エピソード1 

海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 9話ネタバレ感想

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EPISODE 9 ブラックウォーターの戦い Blackwater

[あらすじ]

スタニスの船隊は王都へ迫りつつあった。ティリオンは怯えるジョフリー王を前線に立たせる。パイセルは太后サーセイに、もしもの時を考え自決のための毒薬を渡す。そんななか、戦闘へ向かう新王ジョフリーはサンサを呼び、新しい剣にキスをしろと強要するのだった。そして、ついに戦いの火ぶたが切られ、迎え撃つティリオンとラニスター家は必死の攻防を強いられる。何十隻もの敵の戦艦に対し、ティリオンはある作戦によりたった一隻で迎撃する。敵軍の大破に成功したものの、スタニス率いる軍の一部は王都に上陸。ティリオンは怖気づいて退散したジョフリーに代わり兵隊を鼓舞して戦う。玉座の間に避難していたサーセイが運命を受け入れようとした瞬間、扉が破られ…。

 

[ネタバレ感想]

自分達より格段に上の兵力を率いて迫り来るスタニスにさすがのティリオンも恐怖で眠れない様子。

サーセイもパイセルから“夜の陰り”と呼ばれる小瓶を受け取ります。非常に危険で効き目の強い睡眠薬のようなもので、1杯のワインに1滴で心が落ち着き、3滴なら夢も見ず熟睡し、10滴だと死に至る代物です。

スタニスが王都を制せばラニスター家、ましてや太后の地位を持つサーセイなど間違いなく処刑の対象です。酷い殺され方や敵の手に落ちるくらいなら自決の用意も必要、ということですね。

怖いもの知らずのブロンは神妙な面持ちのラニスター家とは打って変わって女をはべらせ、部下達と酒を片手にラニスター家の歌を大合唱しています。これも士気を上げる宴なんでしょう。

そこへハウンドがやって来てブロン以外の兵士は押し黙ります。折り合いの悪い二人が殺し合いに発展するかと思ったその時、敵の襲撃を報せる鐘の音が鳴り響きました。

かつてターガリエンが包囲戦に備えて作った80kmにも及ぶ地下道があるので必要になれば逃げ道もあるというヴァリスに対し、逃げる事はしないとキッパリ返すティリオン。

“紅の女祭司”メリサンドルの事にも言及し、黒魔術のような妖しい力に頼るスタニスが玉座に座るのを止めらめるのはティリオンしかいないと望みを託したヴァリスでした。

 

襲撃合図の鐘の音に対抗し、太鼓を打ち鳴らすスタニス軍。ドンドコドンドコ戦争の幕開けです。

戦いに赴くティリオンがサンサに付いて歩くシェイを発見し二人に近付きます。あくまでもサンサに話しかけた体で、こんな切羽詰まった時でさえ関係がバレないようわざと“シーラ”と名前を間違えてみせるあたりティリオンの頭の良さが出ています。

主人公気取りのジョフリーに見送りを強要させられていたそう。

ハートイーター《心臓喰い》なる新しい剣にキスをして見送れというジョフリーにドン引きしながら完全服従のサンサ。キスはしますが、芯の部分は折れておらず、もちろん城門を出て前線で戦いますよね〜と皮肉を込めて兄ロブの勇敢さもついでにアピールしておりました。

 

ついに王都から見える範囲にスタニスの船が迫って来ます。ティリオンの指示で弓矢隊は待機する中、たった一隻の小舟がスタニスの船を迎えます。

スタニスも攻撃準備をしますが、その小舟には誰一人乗っておらず…そこで小舟から緑の液体、鬼火が垂れ流されているのに気付きますが時すでに遅し。

ティリオンの合図でブロンが火の付いた弓矢を放ち、一瞬にして鬼火に引火し大惨事。

その威力は凄まじく、緑の花火のような爆発が起こり船は大破し熱さで海に飛び込んだ兵士達で溢れています。

完全に上陸させる前にまるごと叩いて迎撃大成功と見えましたが、スタニスは諦めず上陸準備を進めさせます。

岸までたどり着いたスタニス軍に弓矢で火の雨を降らせるラニスター軍。

ついには城門前まで迫ってきたスタニス軍を、ハウンド率いる兵士達が接近戦で迎え撃つ展開にもつれ込みました。

 

貴婦人の避難所でやけに饒舌な今宵のサーセイ。飲まなきゃやってられんと言わんばかりにワインをガブ飲みし、事あるごとにサンサに絡みワインを飲めと強要します。

ついには新顔のシェイにも目を付け、ここに来た経緯について話すよう迫りハラハラしてきたその時、城門前の戦いで負傷したランセルが入ってきます。

鬼火で敵艦隊は壊滅したものの敵兵が城壁に迫ってきている事をサーセイに伝えると、ジョフリーを城の中へ連れ戻すよう指示されます。王が戦線離脱して安全な場所へ身を隠すなど士気の低下に繋がると反論するランセルですが、聞く耳を持たないサーセイの命令でジョフリーを部屋へと連れ戻しに行かされました。

 

無敵の強さで敵をねじ伏せるハウンドでしたが、火のついた体で突進してくる敵兵に思わず固まってしまいます。幼い頃受けた兄マウンテンからの仕打ちで未だに火に対するトラウマがあるようです。

その場はブロンに助けられましたが、城の中へ入りクソくらえとワインを飲むハウンド。

相当戦意喪失してしまったようで、ティリオンやジョフリーから戻って戦えと命じられますが“王の楯がなんだ、町がなんだ、王なんか知るか”と捨て台詞を残し去って行ってしまいました。こ、ここに来て!(笑)

 

そしてスタニス軍はついに城壁を越え、その勢いはどんどん増していきます。

ハウンドも消えてしまい、どんどん形勢逆転していく様子にビビるジョフリーはあっさりサーセイの指示を大義名分に城の中へと下がり、ラニスター軍は“王不在で誰が指揮をとるんだ”とかなり士気が下がっている状況です。

さすがに見兼ねたティリオンが“俺が率いる”と一声。

ハーフマン《半人前》に戦の指揮などとれるはずがないと取り合わない兵士達に“戦うのは王のためでも王国のためでもない 名誉や栄光でもない 富を求めても無駄だ スタニスが奪おうとしているのはお前らの町だ 奴らが来たら全てを奪われる 俺たちの門が叩かれている ぶっ殺してやろう!”と演説し一気に下がった士気を回復させたティリオン。いやぁ、カッコいいですねぇ。

 

一方、女性陣の元へ再びランセルが戻ってきて負けは濃厚だと伝えますが、サーセイはランセルを突き飛ばし次男トメンの手を引き出て行ってしまいました。

サーセイに代わりサンサが貴婦人達を落ち着かせますが、シェイはサンサにここから逃げて部屋に立て籠もるように言います。

自分の部屋に戻って鍵をかけたサンサのベッドにはなんとハウンドが。

“燃えてない所へ行く 北かもしれない 連れて行こうか?俺となら安全だ。ウィンターフェルに帰りたいか?”と問われ一度は断ったサンサでしたが最終的にどういう決断をしたのでしょうか。

 

一方戦線では、ティリオンの作戦が功を奏しゲートにいた敵軍を壊滅させ沸いておりますが、喜びも束の間、スタニスの大軍がまた迫ってきました。繰り広げられる肉弾戦の中で、ティリオンはラニスターの鎧に身を纏った兵士に顔を斬られて倒れてしまいました!戦場の有耶無耶に任せてティリオンを亡き者にしようとする動き…サーセイの差し金なのかはたまたタイウィンの仕業なのか。思い付くのは敵であるスタニスより身内のラニスターです。

血を流して倒れこむティリオンが気を失う最中に見たのは、馬に乗る獅子の旗を掲げた援軍がやって来て敵をなぎ倒していく戦場の様子でした。

 

サーセイはトメンを膝に乗せて鉄の玉座に座り、「獅子の母と子の話」を語り始めます。話も終盤に差し掛かり、敗北を悟ったサーセイが心中を謀るためトメンに劇薬を飲ませようとした瞬間、扉が開き父タイウィンが颯爽と現れラニスターの勝利を告げました。エンドロールでラニスターの歌が流れる演出が小粋です。

 

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 ▼次回、エピソード10 

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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 8話ネタバレ感想

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EPISODE 8 決戦前夜 The Prince of Winterfell

[あらすじ]

ウィンターフェル城にいるシオンのもとに姉のヤーラがやってくる。ヤーラはシオンに撤退を勧めるがシオンは城に留まると言い放つ。タイウィンがついに出陣することを知ったアリアは、ジャクェンに最後の願いを告げ、“ハレンの巨城(ハレンホール)”からの脱走を図る。一方、娘たちを取り戻すため、リトルフィンガーの提案に乗ったキャトリンが、ロブに黙ってジェイミーを解放する。ロブは自分に内緒で重大な事を進めた母キャトリンを責める。壁の北側で野人の集団に捕まったジョン・スノウがリーダーの元へ連行されている頃、スタニスの軍勢は刻一刻と王都へ向けて船隊を進めていた。

 

[ネタバレ感想]

ウィンターフェル中全ての使い鴉を殺し馬を押収して連絡手段を封じるシオン。

姉ヤーラ達がウィンターフェルに到着しますが、城に残っていた貴重なスターク家の息子を殺したシオンをアホウだと叱ります。

海から遠過ぎるウィンターフェル城に価値はなく、スターク家の息子を焼き殺したとあれば北の人々に狙われる事になるシオンを家に連れ戻しに来たと言いますが、せっかく奪った城をみすみす手放すはずもなく二人の意見は真っ向から対立します。

従者達を外させ、たった一人の弟であるシオンに“一人で死ぬな一緒に帰ろう”と説得するも意固地で高慢ちきなシオンは引くに引けずどうするのでしょうか。意外にもヤーラにシオンへの愛情が少なからずあったことに驚きました。

 

前回イグリットに出し抜かれ大勢の野人に囲まれてしまったジョンですが、すぐに殺される事なく捕虜にされているみたいです。

ロード・オブ・ボーンズ《鎧骨公》に差し出されたジョンですが、そこには既にはぐれたナイツ・ウォッチのハーフ・ハンドが捕らえられています。他のメンバーはジョンを探しに出て命を落としてしまったようです。

 

ロブにジェイミー脱走の報せが入りますが、なんとキャトリンが逃したとか!

捕虜になっている娘を助けるためにジェイミーを釈放したというキャトリンに対し反逆だと怒り心頭のロブ達ですが、キャトリンはただ逃したのではなくブライエニーにジェイミーを王都まで送り届けて代わりに娘二人を連れて帰ってくるようにと命じていたんですね。

 

タイウィンが会議で、情報を知られる前に北の軍に奇襲をかけると決定したのを聞いて焦るアリアはジャクェンを探しますが見つからないままラニスターの軍は出発してしまいました。

 

進軍してくるスタニスに備えて守備計画を立てるティリオンは“豚のクソ”を使い迎撃する事を閃きます。

豚のクソって錬金術師ギルドのところへ行った時ブロンが鬼火の事をそんな風に呼んでましたっけ。

 

残されたナイツ・ウォッチの雑士達は便所穴を掘っている最中、硬い物に掘り当たります。博識なサムによると“最初の人々”の印が入った分厚いマンホールのような石で、開けてみるとそこには古びたナイツ・ウォッチのマントに包まれた角笛とドラゴングラス《黒曜石》が出てきました。

 

巡回の任務から戻ったジャクェンに今すぐタイウィンを殺してほしいと頼みますが、それは無理だと断られ最後の一人の名前にジャクェン・フ=ガーを挙げます。

よっぽど約束や神にかけた誓いは守らなければならないらしく、それは取り消してくれと真剣に頼むジャクェン。ここから逃げるのを手伝ってくれれば取り消すとほぼ脅しのような条件を飲ませるアリア。脱走は真夜中に決行するようですが無事に逃げ出せるのでしょうか。

 

ジョフリーも戦場に出るべきだと言うティリオンに対し、サーセイは満足気な笑みを浮かべて“あなたの娼婦を捕らえた”と。

一人娘ミアセラを奪われジョフリーまでも死の危険に追いやろうとするティリオンへの切り札として弱みであるシェイを捕らえ、“ジョフリーが死んだら彼女はこの世で一番苦しい死を味わう”と脅迫します。

しかし、まだ殺していないか確認させろと要求したティリオンに対しサーセイが連れてきたのは娼婦のロスでした。

動揺を隠しながらサーセイにバレないよう演技するティリオンにロスも真実は隠し“忘れないで”と一言。

部屋に戻ったティリオンはシェイの無事を見て喜びと安堵と不安が入り混じった表情を見せました。

 

裏切り者のシオンに怒りを露わにし復讐を誓うロブの元にタリサが訪れます。

タリサは幼い頃弟と川に行き、目を離した隙に溺死させかけ、近くにいた奴隷の男に助けられた過去を打ち明け、その時“舞踏会の企画で時間を無駄にしたりしない”“そして大人になったら奴隷制のある町には住まない”という二つの決心をしたと打ち明けました。

その告白を聞きロブも思わず“フレイ家と結婚はイヤだ”と立ち上がりキスをする二人。

お互い想いあっている二人はそのまま一線を越えますが結ばれてはいけない状況なのでどう収拾をつけるのか気になります。

 

ジェンドリーとホット・パイを連れてアリアは砦を抜け出そうとしますが見張りの兵士が何人も立っています。

“歩いて門を出ろ”と言ったジャクェンを信じるしか道はなく、恐る恐る門に向かう三人でしたが、暗闇に紛れてよく見えなかった門番達は既に殺されておりそのまま外に出ることに成功しました。

 

ヴァリスはティリオンにデナーリスが三頭のドラゴンと共に生きているという情報を提供しますが、とにかく今は攻めてくるスタニスを迎え撃つ対策に忙しくそれどころではありません。

それにしてもヴァリスの情報網は凄まじいですね。もうジョラーはヴァリスを裏切りスパイ活動は辞めて身も心もデナーリスに仕えているはずなので果ての町クァースにも小鳥が居たということでしょうか。

デナーリスはドラゴンを取り返すため危険を顧みず不死者の館へ乗り込むようです。

 

ウィンターフェルではルーウィンがオシャの姿を目にします。

灯台下暗しを狙ってシオンの裏をかき絶対に捜されないであろう城に戻ってきて隠れていたのです。

ブランとリコンとして吊るしてあった遺体は農家の子供だったようで、色んな責任とショックで呆然とするブランが心配です。

とにかくルーウィンに二人の無事が伝わり多少は安心できる展開になってきました。

 

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 ▼次回、エピソード9 

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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 7話ネタバレ感想

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EPISODE 7 義なき男 A Man Without Honor

[あらすじ]

留守の間に何者かに侍女らを殺されドラゴンも連れ去られてしまったデナーリスは、ドラゴンが“不死者の館”にいることを知る。シオンはウィンターフェル城にブランやリコンらの姿がない事に気づき、追っ手を放ち、近隣の村人を尋問する。捕虜の身から解放されたいジェイミーは、王都からの遣いで来た遠縁の従兄を利用することを思いつく。一方、壁の北側では、捕らえた若い野人の女イグリットを連行していたジョン・スノウが野人の縄張りに入ってしまう。

 

[ネタバレ感想]

しっかり朝まで眠りこけていたグレイジョイのプリンスは、ようやくブラン達が逃げ出した事に気がつき猟犬を使い後を追います。

ブランは心優しく見た目よりも大人ですね。以前人手が足りないと嘆く農家に孤児を二人預けた事がありましたが、その家を見つけてリコンが“食料を分けてもらおう”と食いついても“シオンにバレたら迷惑がかかる”と。自分が窮地に立たされていても民を守ろうとする点で人の上に立つ者としての器はこの少年にボロ負けのシオンです。

 

さて、またしても何やってんだなジョン(笑)

あれだけ密着して寄り添っていながら一晩を文字通り寝て過ごした事でイグリットにからかわれる始末です。同じ寝覚めでもシオンと正反対のこのお間抜けさは愛せます。

エダードはの事を“最初の人々”の子孫と言っていましたが野人の子孫という意味でしょうか。

余談ですが、イグリット役の女優さん、ダウントン・アビーでメイドグエンを演じていた方ですね。秘書になりたくて隠れて通信教育受けており成り上がって帰ってきたあのグエンです。

 

タイウィンは前回ガードを目の前で殺された事を受けて、貴重なトリカブトを使ってのこの犯行は自分を狙ったものだと考え犯人探しに躍起になっています。

本当に羊肉を好まないのか毒味のつもりなのかアリアに食事を食べさせるタイウィン。なんだかんだアリアの事をやけに気に入ってますし無防備に接しております。

自分達が今居るハレン暗黒王の遺産である過去最大の砦、ハレンホール《ハレンの巨城》について語り始めました。

大広間には35もの暖炉があり、100万の兵が来ようとびくともしない砦が何故今のように廃墟と化してしまったのか。300年以上前、エイゴン・ターガリエンが空からドラゴンを差し向け王も息子たちも生きたまま焼かれたそう。

“エイゴンだけでなくレイニスとヴィセーニアもドラゴンに乗った”“ドラゴンの名はメラクセスとヴァーガー”“ヴィセーニアは戦士で剣の名はダーク・シスター”と余計な歴史の知識を披露してしまうアリア。

身分の低い子供であればあまり知り得ないだろう教養故の知識なのではないかとハラハラします。

更に“閣下”(マイロード)と呼ぶアリアに対し、庶民は“殿様”(ミロード)と呼ぶとアクセントの違いを指摘されます。ここも上手く誤魔化しましたがそろそろヤバそうです。

 

サンサはハウンドに助けてもらったお礼を言いますが、“殺しは楽しい”という言葉が返って来て“憎しみしかないの?”と非難したところ“王妃になれば俺の存在に感謝する あんたと愛する王の間には俺だけだ”と思わず黙ってしまう返答が。確かに万が一の時、暴君ジョフリーを抑えるには暴力で制すカードは必要になってくるかもしれません。

 

歩き続けるイグリットとジョンですが、イグリットはなかなかお喋りですね。自分達が選んだリーダーであるマンス・レイダーも元ナイツ・ウォッチだったが自由な道を選んだ、あんたにも出来る 男前だから女達があんたを取り合うよ、と自由民になる事をお勧めしてきます。“やり方を教える?”と言われ思わず“知ってる”と答えたジョンに“何も知らないジョン・スノウ”と子供扱いして終わりますが。

 

ロブは伝言を伝えるため送り込んでいたアルトン・ラニスターから、サーセイが書状を破り捨てていた、つまり交渉は決裂したと報告を受けました。

遣いから帰ったアルトンを檻に戻そうにも、増え過ぎた捕虜で場所が埋まっており新しい檻を作るまでの間ジェイミーと同じ檻に収容される事に。これは何かありそうです。

タリサから救護に必要な物資が足りないと聞かされ、クラッグ城《岩山城》のメイスターなら持っているからとお遣いを頼まれますが“直接見た方が早いから一緒に行こう”と誘います。“全ての負傷兵のため”との大義名分を掲げて。

 

荒ぶるシオンは猟犬の追っていた匂いが途絶えるも、民家の庭の片隅にクルミの殻を見つけ出しブラン達が近くに居ると確信した様子。そして彼らに危害を加える事に必ず反対してくるであろう邪魔者ルーウィンを強制的に城へと帰しました。

 

サンサにはついに初潮が来てしまいます。子供が産める体になったとサーセイに知られればすぐにでもジョフリーに差し出されてしまうでしょう。

必死にシーツを切り裂くサンサの部屋に侍女シェイが入ってきて二人掛かりでマットを裏返そうとしますがそこに別のメイドが出くわし目を見開いてすぐにサーセイに報告しに行こうとします。シェイが脅して止めにいき、帰ってくると啜り泣くサンサと傍らに立つハウンドの姿が。

ハウンドにバレ、サーセイの元に連れてこられたサンサ。出産についての話を聞かせてもらううちに“王は愛せなくても子供は愛せる”と予想外な一言が。

サーセイも我が子ながらもうジョフリーのどうしようもなく冷酷で暴力的な手に負えなさを悟っているのですね。

女の知恵として“子供だけ愛しなさい”と訓え、ジョフリーを愛すべきではないのかと問うサンサに“出来るものならやってみなさい”と伝えました。

 

アルトンとジェイミーは親族と言えどもかなり遠縁にあたる主人と従者レベルの関係性なんですね。

巧みな会話で親しげな雰囲気を醸し出し、近付いてきたアルトンを襲います。倒れたアルトンの様子を見に来た見張りを絞め殺して鍵を奪うという華麗な合わせ技でとっとと脱走してしまいました。

 

デナーリスにドラゴンを取り返すと約束したジョラーは、何か情報を得ようと仮面の女を訪ねます。

デナーリスを愛している事だけではなく、以前ヴァリスのスパイとしてターガリエンを裏切っていた事まで言い当てられたジョラー。

そして“あなたが捜す盗っ人は今彼女と一緒よ”と言われすぐにデナーリスの元に戻ります。

十三人組を集めてドラゴンを返してと訴えるデナーリスに唇紫の黒魔導師が“不死者の館”に居る、とあっさりドラゴンを連れ去った事を白状します。そして“クァースの王”ザロ・ゾアン・ダクサスとの取り決めだった、つまりグルになってドラゴンを奪い、クァース内でのクーデターの駒にしようと企んでたようです。

なんか大ごとになってきましたね。

そして例の多重影分身を使い他の十三人組を皆殺しにしてしまいます。

駆け付けたジョラーに守られ逃げ出しますが、ドラゴンも捕らわれているし黒魔術は不気味すぎるしでかなり詰みの状況に見えます。

 

ジェイミーは逃げ切れなかったようで、再び捕らえられ、見張り番だった息子を締め殺されたカースターク公が我が手で殺すと憤りますが、ジェイミーは重要な交渉材料なのでキャトリンが必死に制止しました。

キングズ・ランディングでは珍しくティリオンとサーセイが夜更けに話しています。

“ジョフリーを制御しようと試みたが無駄だった ジェイミーに似て欲しかった”と嘆くサーセイ。

ジョフリーの余りの残虐さに途方に暮れて“これは私たちの犯した罪への罰なの?”と近親間で体の関係を持った自分を責めている様子を見て“トメンとミアセラはいい子だ”とフォローするティリオン。うーんやはり珍しい光景ですね。いずれサーセイが可愛さ余って憎さ百倍の我が子ジョフリーを刺し殺す日が来てもおかしくない弱り方です。

 

ウィンターフェルに戻ったシオンは自分の権力を示すため、中庭で演説し自分達に逆らう者は誰であれこうなるという見せしめとして二人の子供の遺体を吊るし上げました。

ブランとリコンはこうなった、とするシオンと、腕を引き裂かれ原形がないほどに黒焦げに焼かれた遺体を見上げショックで倒れそうになるルーウィン。

いや…さすがにブランとリコンじゃないにしても身代わりはこうなった訳で…それもきっと示しがつかないからとかそういう自分本位な理由でやったんですよね、こいつ。うーむ、屑屑しい…。

 

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 ▼次回、エピソード8 

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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 6話ネタバレ感想

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EPISODE 6 古今の神々 The Old Gods and the New

[あらすじ]

ロブがタリサに惹かれ始めた矢先、シオンがウィンターフェル城を急襲したとの知らせが入る。王都ではジョフリーへの不満が爆発した民衆が暴動を起こしていた。一方、クァース一の富豪を名乗る商人が結婚と引き換えに船を調達してやるとデナーリスに持ちかける。そんななか、アリアは身元を隠して給仕係として仕えるタイウィン公のもとに、ある思いがけない人物が訪ねてきたことで危機的な状況に陥ってしまう。壁の北側ではジョン・スノウが野人の女を捕らえる。

 

[ネタバレ感想]

“プリンスシオンだ”と言い放つ裏切り者にウィンターフェルは制圧されてしまったようです。

幼い城主ブランに身の振り方を指南する様子はどう見ても弟に接する態度ですが。

ブランから“ずっと憎んでた?”と尋ねられ答えられない程度には半端な男です。ずっと憎んでたか、なんてそんな訳がないですもんね。

中庭に民を並ばせてブランに“城を明け渡す”と明言させますが微妙過ぎる立場の身内感が拭えずどうにも締まりません。

捕らえられたロドリックにスターク公に育てられた恩を忘れたのかと言いたい放題言われ顔に唾を吐きかけられ牢に入れておけとわめくシオンに鉄諸島の男が今ここでこいつを殺さないと舐められると言われ迷いを見せながらも死刑を宣告しました。

泣き喚くブラン達の制止も聞かずその場で斬首刑にかけようとしますが、“父上に会えます”とブランを窘める余裕と、全く臆さず“道に迷ったお前に神のご加護を”と目一杯の皮肉を吐き捨てるロドリック、意志グラグラでコンプレックスだらけが転じて周りからの目を気にするあまり、こんな決断を下してしまったシオンと比べてめちゃくちゃかっこいい男です。

大抵の映画やドラマだとこの辺で馬のパカラッパカラッという蹄音が聞こえ誰かが助けに来てくれるものですが、ことゲーム・オブ・スローンズに関してはそういった温い救済措置は期待出来ず、ロドリックも狂ったシオンに酷い殺され方をしてしまいました。アーメン。

シオンはやってしまいましたね。ウィンターフェルを襲った以上に越えちゃいけないラインを越えてしまったな、こいつ…という感じです。

とにかくまた一つブランの予知夢が当たってしまいましたね。

「海」というのは大量の船を持つグレイジョイ家の暗喩で乗り越えてきた彼らによって沈められたウィンターフェル城、そして溺れ死んだサー・ロドリックの姿。オシャもこれが夢と繋がりがあると早々に気が付き、身を守るために表面上はシオンに忠誠を誓いました。

 

北の軍快進撃の裏にはタイウィンの部下のイージーミスがあったようです。

識字率があまり良くない時代なのでしょう、戦略を記した重要な手紙をラニスターではなくあろうことかスターク家に忠誠を誓う家系に届けてしまったとか。

つまりロブ側に手の内を全て読まれていたというかバレバレだったというか。この致命的なミスで打ち首にならないのが不思議です。

その場で取ってこいと言われた書物をあっさり手に取り、字が読める事に気付かれたアリアですがまだ不審がられている様子はありません。

ホッとしたのも束の間、アリアと面識のあるリトルフィンガーがタイウィンを訪ねて来てしまいました。

リトルフィンガーはレンリー殺害事件とその影響について話しに来たようで、大きな軍事力を持ち王妃の座を狙っているタイレル家のマージェリーをジョフリーと結婚させる事で勢力を拡大しようと持ちかけます。

一度はレンリー側につき、ジョフリー王に謀反を企てた存在であるタイレル家に対し難色を示すタイウィンでしたが、全ての戦いが終わった後に必要であれば始末すればいいという事で話が纏まったようです。

顔を見られないよう必死に立ち回るアリアと、何とは無しに顔を見ようとする素振りを見せたリトルフィンガーでしたがこの場はひとまずセーフでした。ヒヤヒヤします。

 

少数の隠密行動で敵を探すハーフ・ハンド達は、同じく少数グループで休憩している野人を見つけ奇襲をかけます。

戦闘になり、最後の一人に手をかけたところでその相手が女だと分かり戸惑うジョン。

イグリットと名乗る赤毛の女性は、仲間の死体を見やり“殺したなら燃やして”と呟きます。

冬山で火は起こせないし何故だと問うと“燃やさないとまた戦うはめに”と。ワイトになる事を言っているんですね。

この先には自由民、つまり野人が何百、何千といるらしく、逃せばマンス・レイダーの軍を呼び反撃にくるはずなので殺す以外に選択肢はなく、自分でケリをつけると言ったジョンでしたがやはり殺す事は出来なかった様子。

更に不意をつかれ逃がしてしまいましたが、上手いこと回り込み拘束しました。

しかしイグリットを追ううちに仲間とはぐれてしまいかなり危険な状況です。

 

政略結婚でお嫁にやられてしまうミアセラを見送るラニスター家。サーセイは愛する娘と引き離されたショックが相当強いようで、ティリオンに対し静かにそして淡々と恨み節を吐いております。こわいこわい。

ミアセラの見送りが済み王宮に帰る王家の一族でしたが、飢えで鬱憤が溜まっている民衆はジョフリーを“落とし子”と呼びヤジが飛び交います。

そして誰かがジョフリーめがけて牛糞を投げつけ、それに対して激怒したジョフリーが“皆殺しにしろ!”と喚き暴動がどんどん大きくなってきました。

この状態でガードがやられたら完全にジョフリーは捕らえられ玉座から引き摺り下ろされ処刑される運命しかないというのにここに来ても暴君が止まらないバカ息子といったところでしょうか。

これにはティリオンも“お前は邪悪でバカな王だ”と罵り振りかぶっての平手打ちです。ナイス。

逃げ遅れたサンサですが、男達に取り囲まれ襲われそうになったところでハウンドに助けられました。

ハウンドがサンサを“小鳥”と呼ぶのは籠の中の鳥という意味なんですね。囚われた状態でこんな目にあってサンサほんと不憫です。

 

デナーリスはドスラクの衣装よりもクァースのドレスの方が似合っていると思います。白髪がよく映えるというか。

ナロー・シーを渡るための船を差し出せと香辛料の商人に直談判しますが、小馬鹿にされただけで終わりました。

 

アリアはタイウィンの机に置いてあった手紙に「ロブ・スターク」の文字を見つけ覗き込もうとすると、そこにタイウィンが入ってきて“文字をどこで学んだ?”と聞き、そのまま話し込んでいる隙にテーブルの手紙を盗み出します。

しかしその手紙を持っているところにタイウィンの部下とぶつかり問いただされます。振り切って逃げたアリアはジャクェン・フ=ガーを探し出し今すぐ殺してくれと頼みます。

タイウィンに報告しようとしたすんでのところでエイモリーは倒れます。首には吹き矢のようなものが刺さっており毒殺されたようです。ジャクェンほんと何者なんですか。

 

ロブは救護活動を行なっていたタリサに気があるみたいですね。

それに気付いたキャトリンは“心に従えれば良いけれどあなたには責任があってそれには犠牲が伴う”と牽制します。双子城の橋を開けてもらうために結婚の約束を条件にさせられましたもんね。

ルーウィンがギリギリで飛ばした使い鴉もロブとキャトリンの元に届いたみたいです。

シオンの裏切りにショックを受けるロブですが、長年仕えてきたロドリックの死亡を知らされキャトリンも声を荒げます。

すぐに北へ向かおうとするロブですが、今はラニスターとの戦の真っ只中。放棄できるはずもなく、ドレッドフォードにいるルース・ボルトンの落とし子にウィンターフェル奪回を託すという案に乗るしかありません。

生け捕りにと指名されたシオンですが、性欲だけは人一倍。それを逆手に取ったオシャの誘惑大作戦が功を奏し、油断して眠りこけているシオンの目を盗み、リコン、ブラン、ホーダー、ダイアウルフをこっそり逃す事に成功しました。

今まで数え切れないほど裸の姉ちゃんが出てきましたが、オシャがダントツでスタイル良かったように思います。余談すぎますが。

 

仲間とはぐれて仕方なくイグリットを拘束し野ざらしで野営する事に決めたジョンですが…

ジョンは何やってるんですか(笑)

完全にイグリットのペースです。

 

クァースでは、滞在中の部屋に戻ろうとしたデナーリスが無惨に殺されたドスラクの兵士を発見します。

いつもデナーリスの世話をしていたドスラクのメイドも殺され、三匹のドラゴン達も盗まれてしまっています。

 

 

野人

イグリット

ジョンが捕らえた女の野人。

 

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 ▼次回、エピソード7 

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