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海外ドラマ≫≫Suits SUITS/スーツ シーズン6 9話ネタバレ感想

SUITS/スーツ シーズン6 バリューパック [DVD]

エピソード9『最後の切り札』“The Hand That Feeds You”

あらすじ

マイクの出所の手続きが遅れている中、ケイヒルがケヴィンとジルの全財産を奪いにかかっていることを知ったマイクは、理不尽だと言ってケイヒルに抗議する。一方、ハーヴィーがギャロを仮釈放にしようとしていることを知ったハーヴィーの元上司キャメロン・デニスは、悪人を野放しにはさせまいと、昔ギャロが殺人を認めたときの録音テープを審査委員会の審問で流すと言い出す。ハーヴィーは偽証してまでもギャロを仮釈放させるのか、選択を迫られる。

ネタバレ感想

ケイヒルが取引を元に戻して出所できるようになるまで2〜3日時間がかかるから冷静に大人しくしていろとハーヴィーから言われるマイク。

ケヴィンからは、自分達夫婦が不正前に稼いだ財産まで奪われているから「取引を勧めたお前が最後まで責任を持て」と言われます。刑務所からケイヒルに連絡をしてもこの件では取り合ってもらえず、出所後の初仕事になりそうな感じですかね。

何か策を思いついたらしいマイクは早くも先走って「君をここから出せるかも。お金は取り戻せなくても君を家族の元に帰せる」とケヴィンに話して要らぬ期待を持たせています。そういう発言はもっと慎重にすべきでは?そもそも偽弁護士なのに代理人になれるのか?


証人が死亡していた場合、伝聞でも証拠として採用されるらしく、ジェシカは得意の押しの強さでベイリーの元弁護士ケイシーに、当時マリアに証言させるべきだったと失態をも認める宣誓供述書へのサインを求めました。

おかげで判事は再審を認めてくれて、これだけでもかなりの功績です。


マイクの出所の手続きに数日かかり、その間身の安全を考えるとギャロの審問を希望通り進めなければならないハーヴィー。

ハーヴィー本人だった自分がブチ込んだ相手の仮釈放のために協力するなんて冗談じゃないという感じでしょうけど、マイクファーストはブレません。

しかし殺人犯のギャロを刑務所から出そうとしていることを聞きつけたキャメロンが自宅まで押しかけてきて、当時法廷では消化して採用されなかったもののギャロが殺人を認めた録音データを流してでも阻止する、とのこと。今回ばかりはキャメロンのやり方にも納得できるというか、マイクを守るために殺人犯を野放しにするというのはマイクにとってもハーヴィーにとっても信念に反した決断なのです。

ただ、ギャロもギャロで利害一致とは言えハーヴィーとの約束を果たしてマイクを守っています。

何故看守が取引行為を「裏切り」と非難してマイクを脅すのかも、何故囚人のギャロが看守より強い立場なのかもよく分からんと思いましたが、その違和感にはマイクも気付いていて、「本当にウワサが流れてるなら看守より先に僕の耳に入る。僕にプレッシャーをかけたくて一芝居打ったんだろ」とズバリ。なるほどな。

どちらにせよ、ギャロの審問の結果次第ではマイクの身は危険なのでさっさと出所の手続きを急いでもらった方が良いというのに、刑務所の中からケイヒル宛にケヴィンからの訴状を送りつけるマイクは馬鹿なんか?大人しくしとけよ!!!

ケイヒルの職権濫用はあったのかもしれませんが、まだ囚人のままで偉そうに物を入れる立場ではないのでは?

「訴状はまだ提出していない。ケヴィンを釈放したら訴えない」と無茶な取引を要求。何でもまかり通ると思うなよ……と図々しさにイライラしてきました(笑)

言わんこっちゃない、下手に脅しめいたことを言ったもので、「それなら君との取引を反故にするぞ」とやり返されております。

二度と無資格で弁護士業をしないと誓っておきながら刑務所内でぎょうむを行っているのは新たな罪で免責の対象外、いくら本人たちが承諾してても裁判に持ち込めば当初の刑期だった2年は軽く超えるだろうとのこと。マイクのことは擁護できません。


ギャロの審問ではキャメロンが現れ、例の音声ではなく過去の量刑審理でハーヴィー自身が発言した言葉を読み上げ始めました。

“ギャロは人間のクズです。反社会的で反省の念など持ってない。一生刑務所に入れておくべきです”と言っていた張本人が弁護とは怪しさしかないでしょう。下手したらハーヴィーまで裏取引や収賄を疑われそう。

この発言については明日、宣誓の上で改めて真偽を問われることになり、偽証をするかどうかの瀬戸際に追い込まれてしまいました。

ギャロが仮釈放されない可能性を聞いたマイクは尚更ケヴィンをここに1人置いて行けないから「ケヴィンを釈放するようケイヒルを説得して」とハーヴィーに我が儘言っています。本当に我が儘過ぎる。

ギャロの件に集中したいタイミングで、こんなややこしい話まで押し付けられたハーヴィーに同情します。それもこれもみんなマイクを助けるためにやっているというのに。

そもそも『マイクがハーヴィーの身代わりとして服役している』というスタンス自体に違和感ですよ。雇ったのはハーヴィーなので共犯かもしれませんが、一番悪いのは無資格で仕事をし続けたマイク自身で当然の結果だと思うのです。陪審員の評決を待っていれば無罪だったからと言って、罪を犯していた事実は自分が一番よく分かっているはずですし。


イノセンス・プロジェクトの方では、取引を持ちかけられ、さらに7年の服役か、再審に持ち込むか。もし負ければ60日後には死刑という究極の二択で、ジェシカもレイチェルも再審一択だろうと考えてはいるものの、この提案を当事者に伝える義務があるのでベイリー自身が何というかは分かりません。


ハーヴィーからマイクとケイヒルの取引がゴタついていることも含めて経緯を聞いたキャメロンはマイクを証人として呼び出し。

ハーヴィーが宣誓して偽証してしまう前に、ギャロが刑務所で自分に対してした仕打ちや脅迫があったこと、仮釈放の申請は自分のためであることを証言するマイク。

キャメロンはマイクと取引をして今日中に出所できるよう手配し、報復の危険性を排除する代わりにマイクに証言させたようです。マイクはよくてもケヴィンはどうなるんだ?

というかケイヒルとの取引は正式になかったことに…?ケイヒルとはケヴィンのことで取引して、自分の身柄はキャメロンと取引したということ?

「マイクが塀の外に出ようがギャロは報復してくる!」とキャメロンを責めるハーヴィーですが、マイク自身そんなことは承知で取引することを選んだのは言うまでもなし。

同室者の二人が揃って釈放といういかにも訳アリな感じは置いといて、看守からはケヴィンだけ外に出ろと指示されます。

しかしこれもマイクの頼み通りらしく、マイクが約束の時間に出てこないと分かったハーヴィーはケイヒルに文句を言いに行き、「頼んできたのはマイクだ。釈放を明朝まで待てとね」と聞かされることに。

敢えて自分を一人きりの狙いやすい状況下に置くことで、ギャロに手を出させて元の刑務所に送り返そう作戦ですか?

房の中にカメラを設置して買収されて言いなりの看守を晒すと共に、自分を殺そうとするギャロの犯行現場を看守下の看守に見守らせていたマイク。駆け付けてきた看守達に捕まるギャロ。入ってきて早々に問答無用で刺されていたら死んでいたという危ない賭けは上手くいったようです。

独房に入れられているギャロのところへ来て、前の厳重警備の刑務所に戻すことになったと宣告するハーヴィー。前の刑務所の囚人はギャロが密告者だと知っているので戻った途端殺されかねない状況で、代替案に「ここであと5年服役するんだ。マイクに何かしたら元のムショに送り帰す」条件を出しました。5年後はどうなるか分かりませんが、当面は安心です。


ジョシュアから求婚されたタラですが、ルイスのためにこれを断ったそうでなんと二人は早くも恋人関係に。まさかまさかのお相手でルイスの報われなさもここに来て帳消しかのよう。

 

現実的に取引を受けた方がいいと慎重派のジェシカはベイリーの娘を面会に連れて来ており、ますますベイリーはどう出るのか。まぁでも、無実を証明するため闘うことになるのでしょうが。

 

明朝マイクは出所でき、迎えに来ていたハーヴィーはここ最近では見られなかった笑顔でデレデレです。

サプライズで一緒に連れて来ていたレイチェルとの再会よりも、ハーヴィーの表情の方に心底良かったなぁ……と思わせられました(笑)

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SUITS/スーツ シーズン6 [ ガブリエル・マクト ]

▼次回、エピソード10

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