エピソード13『最善策』“The Greater Good”
あらすじ
ストゥがある者に脅迫され、ハーヴィーやドナも標的になってしまう。一方、サマンサは過去と向き合う。
ネタバレ感想
里親の〈ジュディ・オブライエン〉が突然訪ねてきて、助けを求められているサマンサ。
里子がジュディの車を運転中に警察から止められ、車内にクスリがあったせいで逮捕されたのだそう。自分が腰痛で長時間働けなくなったからクスリの売人を始めた里子を庇って自分のものだと伝えたジュディ。
この話を聞いてしまった以上、ジュディの罪ではないことを知っているサマンサには弁護ができず、誰か他の弁護士を紹介すると言ってもジュディは里子のことがよく分かるサマンサに頼みたいのです。かつて、サマンサを失ったことを悔いているとの泣き落としがありましたが、以前にも里親の資格を剥奪されるような事件があったのでしょうか?
12歳の頃、施設に戻されるまで自分を預かってくれて常に味方で居てくれたジュディの頼みなだけに悩むサマンサはロバートに相談。
サマンサの生い立ちもよく知っているロバートは「なら助けろ。私は妹の案件を受けなかったことをずっと後悔してる」と迷いません。
実際にサマンサが悩んでいる理由は、依頼人の罪ではないことを知っているからではなく、一歩間違えれば自分のせいで恩人が刑務所行きになってしまうからなようです。裏を返せば、あのサマンサがこんなに及び腰になるほど大切な存在だということ。
「君は大事な人のためならいつも以上に闘えるはずだ。私なら引き受ける」と後押しするロバートはやはり人の上に立つのが似合う男だよなぁ。
サマンサがルイスから頼まれていた会食の代理もそのまた代わりで引き受けてくれました。
去年、テディの会社を救うためにドナから頼まれて株価を操作した件が身内のトレーダーにバレてしまったストゥ。証券取引委員会に通報されたくなければ責任者のポストを開け渡せと脅されていることをハーヴィーに相談します。
「まともに勝てない時はハッタリしかない」と言って、コンサルを雇って会社のリスク許容度をチェックさせ、脅迫相手のトレーダー〈ニック・パヴォノッティ〉の詳細情報を知ろうとするハーヴィー。
リーガルドラマに限らずいつも思うのですが、こっそり調べ上げてから油断してるところを叩いた方が良さそうなのに、大抵大見得切って宣戦布告しますよね(笑)
ドラマ的な展開で仕方ないのかもしれませんが、ある意味スポーツマンシップ的な意味合いもあるのでしょうか?相手に対策の時間を与えるようなものにしか思えません。
自分達が株価操作を頼んだことでストゥにツケが回ってきていると聞いたドナは、アレックスに頼んで秘密裏に操作で大損した人間がどのくらいいるか調べてもらいます。
カトリーナはブライアンが朝から出勤していないのを見て、野心的に手伝いを申し入れてきたアソシエイトの〈スーザン〉に化粧品会社の案件を手伝わせます。
出勤してきたブライアンは、途中で一方的に担当を外すなんて酷いし、周りには無能だと思われてしまう、カトリーナのせいなんだから周りに「無能で担当を外されたのではない」ことの公言を迫りました。
自分も一瞬気持ちが揺らいでいただろうに、すべてカトリーナのせいだと言ってしまうのか。
街からクスリを一掃したいと願う検事は、クスリが里子〈コーリー〉のものだと気付いていながら大目に見るつもりはないらしく、こちらも動機は真っ当な正義なので何とも言えません。
サマンサの方は、かつて自分達は行政の手で引き離されたのだと今まで信じていましたが、実際には他の里子を守るためにジュディがサマンサを切り捨てる選択をしていたことが判明。
ここにきて信じていたジュディの長年の嘘を知り動揺するサマンサ。
サマンサから経緯を聞いたロバートは、ルイスの代理で行くはずだった会食をすっぽかしてまでジュディを助ける手を一緒に考えると説得してくれています。会食は本当に行かなくて大丈夫なやつですか?
マイクは降板したのにマイクのムショ仲間ケヴィンが再登場するという不思議な感覚。
義父のサターの心配がなくなったおかげで夫婦仲も円満だし、事業も好調で元受刑者とは思えない出世具合の彼に、「パヴォノッティを雇ってもらう」と告げるハーヴィー。あの時の貸しがあるだろう、ということです。
ケヴィンは言う通りパヴォノッティをスカウトしてハーヴィー・スペクターを敵に回すなと忠告も与えてくれますが、逆にこちらのことを調べられて株価操作の日にドナがストゥに会いに来ていたことを掴まれるハメに。
ストゥだけでなくドナのことまで人質に取られ、アレックス調べでは警察官の年金基金が大損していたという実害の事実も分かり、穏便に解決するのは難しそう。
アレックスとハーヴィーは要求を飲んでストゥに退かせるしか道はないと考えるも、自分の頼み事のせいで窮地に追いやられたストゥを見捨てられないドナは、「ダメ元でもケイヒルに頼んでみて」と。
母親の恨みを晴らすのを手伝った見返りはマイクの命を助けて出所に協力して返したのに、貸し借りはチャラだと言われて「助けたことが世間にバレたらヤバいんじゃないか?」と脅しにかかるハーヴィー。一度取引した以上ズブズブな関係は避けられないという感じで、フェアとは言えません。
なんだかんだケイヒルは渋々でも株価操作を黙殺してくれるらしく、あんまり何度も頼み事を繰り返していると恨まれそう。
トップのプレッシャーが大きく、頼んでいた会食にも出席しなかったことをギャンギャン責めるルイスを一喝して黙らせるロバート。
なんでルイスだけが謝っているのか謎な状況です(笑)
ジュディに会いに行き、コーリーに真実を話して罪を認めさせれば、自分ができるだけ好条件で検事と取引することを約束するサマンサ。
若かりし日の自分の逮捕記録を検事に見せて、「私が弁護を引き受けたのは彼女が里親だったからよ。今彼を里親から引き離したらやり直すチャンスを失う。彼女なら彼を救える」と説得。
クスリの所持を認めて社会奉仕することと引き換えに記録に残さないで欲しいと頼みました。
裁判になれば陪審員の心はサマンサに持っていかれるだろうし、納得した検事は取引を認めてくれて一件落着です。
喧嘩は話し合いではないとドナから言われたカトリーナ。
「あなたは確かに優秀よ。私の個人的な問題で割を食うのは間違ってる。あなたが言った通り私のせい、随分前からあなたに惹かれてた。理性で気持ちを抑えられると思ってたけどダメだった。でも出世は邪魔しない」
「僕がキレたのは後ろめたかったからだ。僕も君のことを……将来も不安だった。何が正しいか分からない。間違った決断をすればすべてを失う」
「私も同じことを思った」
2人の意見は概ね一致しているというわけです。
そこで、あと1年組んで結果を出し、ブライアンはジュニアパートナーの候補になってカトリーナの助手ではもったいないと周りが認めるポジションになればいいのではないか、という提案。
いや、今燃え上がらないよう離れる必要があったんじゃないのか?1年我慢できなかったら本末転倒ですぞ?
お互いに大切なものを間違わなさそうな感じがするし、変なことにはならない、という強い意思があるからこその提案でしょうし、大丈夫だと信じたいですが。
何度も言いますが、カトリーナとブライアンの不倫エンドだけは見たくないのです。きっとめちゃくちゃガッカリしてしまう。
妙な勘の鋭さでカトリーナにブライアンと何かあったのか尋ね、すべてを聞き出すルイス。
身内贔屓が強烈なルイスは、軽蔑されるかと不安がっていたカトリーナの印象は変わらず、尊敬できる女性だと言ってハグ。ルイスも略奪愛に走った経験があるし、どうしても抗えない感情が理解できるのでしょう。
ケイヒルに密告したパヴォノッティですが、ケイヒルは株価操作も脅迫もどちらも犯罪で、ハーヴィーもパヴォノッティも罪に問われるべき、と宣言。
「起訴するとしたら2人ともだ」と言われて、さすがに自分が起訴されるとなれば話は別のパヴォノッティは大人しく引き下がります。
2000万ドルの損失を出させてしまった警察官の年金基金には匿名で損失分の寄付をしておくことをケイヒルに伝えて万事解決…とはならず、やはり強引なやり方でケイヒルの怒りを買ったしまったようで「今度私を脅したらその場で捕まえる」と釘を刺されました。
勝利の余韻があっても自宅に一人きりで、ドナとマイクにそれぞれ電話して留守電メッセージを残すハーヴィーが孤独そうです(笑)
またメンタルがやられるんじゃ……。
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▼次回、エピソード14
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