エピソード20『倒れた花婿』“The Choice”
あらすじ
チームは花婿を治療する。
「カリフォルニケーション」のエヴァ・アムリがゲスト出演。
ネタバレ感想
花嫁〈ニコール・マーレイ〉との永遠の愛を誓う場面で声が出せなくなり、そのまま倒れてしまった花婿の〈セオドア・テイラー“テッド”〉。
秘書に辞められて慌ただしいカディからの外来診察依頼を華麗にスルーしたハウスはERのテッドを診て失語症も失神も仮病で、祭壇の前ではよくあることだとバッサリ。
タウブが上手い話を捨てずに妻に隠れて浮気を続けていることもついでに見抜いており、そんなタウブから食事に誘われたハウス。
ハウスは「妻も連れて来る」という条件付きでこれを了承しました。
病院を出たところでまた咳き込み倒れるテッド。
肺には胸水が200cc以上溜まっており、さすがに仮病ではないことが証明されます。
引っ越して3ヶ月の新居と引っ越し前の自宅をそれぞれ調査に行き、タウブと13番が押し入ったやたらと古い前の家でアスベストを調べようとしたところ、今の住人〈コッター〉と鉢合わせしてしまいました。
前の住人のテッドを担当している医師だと慌てて説明すると、彼は異様にテッドの身を案じており、「3年間僕の恋人だった」と言うではないですか。
テッドに聞いても、自分はストレートでコッターに言い寄られたから家を出たと言って恋人関係だったとは認めません。
それならニコールにHIV検査をしてもらおうと脅すと、確かに接触があったことを認め、それでも今はストレートだとのこと。
HIV検査は陰性だったものの、性的指向を隠そうとしていたテッドの“ストレート”が原因かかもしれないと考えた13番は、性的指向を変えるセラピーに参加して催吐薬と男性ホルモンを打たれ、電気ショックまで受けていたことを本人から聞き出します。同性愛が罪とされた時代にこういう闇の民間療法があったというのは映画やドラマの中で見たことがありますが、現代社会でも少なからず残っているものなのでしょうか?
何にせよインチキ療法では何が起こるか分からず、神経損傷もあり得るので脳波に異常がないかを確認。
タウブを出し抜くことなど朝飯前なハウスは、彼が避けたかった妻を既にメールで食事に呼んでおり、マヤとの浮気を妻に話されたくないタウブが反論できないのをいいことに、彼が妻と揃って陶芸教室に通うよう仕向けて自分はさっさとレストランから去って行きました。
なんとかハウスが妻の前で言っていた金曜夜にやっている陶芸教室を見つけて、満員だから妻は一緒に入れないことにして結果として浮気の時間が作れたタウブ。なんだかなぁ。
13番はハウスをレズビアン・バーに誘い、さすがにタウブに続いて部下が自分を急に誘い始めるのは裏があるとウィルソンを問い詰めるハウス。
聞けば、自分がサムと過ごす時間が増えたことでハウスが1人になり、アルコールに走って今朝も間違えて隣の家の子供部屋で寝ているところを見つかって警察を呼ばれていたハウスを心配したウィルソンが部下達に100ドル払ってハウスを誘わせていたのです。フォアマンに至っては倍額だそう(笑)
脳波の検査中に心臓発作を起こしたテッドは、その後も上体を起こす度に気絶しており、体位性起立性頻拍症候群“POTS”だと分かり、低血圧による心臓発作や気絶、立っている時失語症を起こしたけれどERで横向きになったから声が出たのも納得できます。
薬で眠っている最中、見舞いに来たコッターが泣きながらテッドの手を握っている様子を見てさすがのニコールもただならぬ仲に勘付いた様子。
目を覚ましたテッドに「あなたの口から聞かせて」と彼との関係性を尋ねたニコール。
酔っ払って彼と関係を持って自分はゲイだと思い悩んでいた時期もあったけれど、嫌悪感を抱いていたしもう治ったから過去の話で今は関係ないのだとあくまでもストレートであることを告げたテッド。
ひと通り話した後、今度は激しい頭痛に襲われ、これもPOTSの症状で説明がつくと考えられていたものの、検査の結果が出てPOTSは陰性でした。
脊椎穿刺で悪化したなら穿刺部から脳脊髄液が漏れてるはずだから漏れを止めて人工髄液を入れるよう、レズビアンバーから遠隔で指示するハウス。
その後、脳卒中のような症状まで出て「今度こそPOTSじゃない」と考え、報告するチェイス。
ハウスは病歴が真実か分からないので元カレを病室に呼び戻して本人と一緒の場で質問するよう言い、今晩ハウスを誘う番が回ってきたチェイスには大人しく「時間と場所は?」と聞くあたり、意外と一人で飲む時間よりも部下との勤務外交流を楽しんでいたりするのでしょうか?
フォアマンも一緒で、カラオケバーでチェイスが熱唱するのに合わせて無表情のフォアマンとハウスがコーラスを担当するシュールさが笑えます(笑)
歌も上手い二枚目男の引き立て役と化しているかと思いきや、 振り付きで案外ノリノリな2人が最高です(笑)
完璧なチームワークで盛り上がり、この場にいないウィルソンに乾杯までする3人は楽しそう。
翌朝、フォアマンから昨夜は楽しんだと聞き付けたウィルソンに「友達になれそうだった」と呟くもすぐに酔っていたせいだと否定するハウス。
『変化』についてウィルソンと話している最中にいつも通り閃き、テッドの顎と首の下に手を入れて頭を持ち上げてみると、彼は劇的に良くなった、と。
キアリ奇形で頭蓋底が狭く、髄液の流れが悪い上に電気ショックで脳が腫れて流れが止まっていたせいで脳が下垂体を圧迫して母乳まで出たそうです。
症状が似ているPOTSとして治療すると悪化するばかりで、すぐにキアリ奇形の手術をすることに。
原因は先天異常で持って生まれたもの。彼の性的指向も持って生まれたものかもしれませんが、テッドは愛しているニコールと一緒になる道を選ぼうとしています。
しかし、今度はニコールの方の疑念が膨らんでおり、いくら自分はゲイじゃないと言っても無理しているようにすら見えるテッドとは別れることに決めたようです。
タウブはマヤとの関係を本当にやめることにしたようで、夫婦の関係を掻き回そうとしていたハウスに逆に感謝を示しました。
そして、帰る家がないハウスを食事に誘うカディ。
断られて「友達になりたかった」というカディに対し、「俺は友達にだけはなりたくない」と答えたハウスはどうしようもないほど本音だったのでは?
そのまま帰ってしまったカディの存在はやはりハウスの中で大きいようで、心の痛みとリンクして足の痛みは増幅してイブプロフェンではなくアルコールに走るハウスでした。
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▼次回、エピソード21
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