終わりの世界から戻り、全く同じシチュエーションでムービーが進んでいきますがバグではありません。
終わりの世界から戻ってこれるというのは過去を少しやりなおせるよといったニュアンスなんでしょうかね。
それでも少しだけ未来は変わっていました!留まりし思念がヴェンを守り、突然謎の少年が現れソラに力を貸してくれるとか。
厄介なことしてくれます。
こうやってみると数だけの雑魚シャドウ相手に光の守護者7人も居てなんでそんな劣勢なんだよ、とも思いますが窮地は窮地です。
諦めかけた、その時…!救世主として現れたのはなんとイェン・シッド様!!!
いや…つよーーーー!と思った方絶対多いでしょう。というかイェン・シッド様だけでこれまでのアレコレほとんどどうにかなったんじゃないですかね。
とにかく道を開いてもらい先に進みます。ここからはメンバーが分散し複数の真13機関相手に戦闘になっている場面にソラが助太刀していく感じです。
まずは、リクと共闘でアンセム、シグバール、ダーク・リク戦。
アンセムはすぐに離脱し、残り二人を撃破すると、リクの中に居たリク=レプリカがダーク・リクにとどめをさします。
一見敵を越えた悪役に見えますが、これはレプリカ人形をナミネのために差し出そうと自らを犠牲にした行動です。忘却の城を思い出して涙腺がかるーく刺激されます。
次に王様の元に向かい、ゼムナス、ラクシーヌ、マールーシャ、ルクソードを相手に。こちらでもゼムナスはすぐに離脱。ルクソードによってカードの中に閉じ込められた王様を助け出し、残り二人も撃破です。
ラクシーヌの言っていた、ゼムナスに従っていたわけではなく誰か他の人間のために機関に属していたという一言も気になります。そしてラクシーヌの居る所には大体マールーシャも居てますね。ソラの手で人間に戻っていくメンバーは皆穏やかな表情。
アクセル・カイリはサイクスとシオンを相手にしている様子。
機関の裏切り者を始末する役割だったアクセル自身が機関を抜けたことでゼムナスがカタをつけにきます。まだ修行が終わって間もないアクセルのキーブレードはすぐに壊されてしまいました。とどめをさそうとするゼムナスを止めたのは敵として戦っていたはずのシオンです。ゼムナスの逆鱗に触れますが…
ロ、ロクサスゥゥゥーーーー!!!!!ここが一番泣けるポイントです。間違いなく。あっさり出てきた感は否めませんが、それでもロクサスのテーマは流れるだけで泣けるのです。
というかアクセルの気持ちを考えるとそれはもう…。待ち望んでいた親友との再会を果たせたり思い出す事は叶わないはずだったシオンの記憶を思い出したり。鳥肌がすごい。
(強いて言えばもう少し余韻に浸れるくらいフューチャーして頂きたかった。)
光が増えたことで逆にカイリが攫われてしまいますが…!
すごい並びじゃないですか、これ…。
いやぁ…ここで終わってくれても許せるくらい心震える再会がありました。まさかこんなついでみたいな感じとは思ってませんでしたけど(笑)
アクア・ヴェントゥスはテラ=ゼアノート、ヴァニタスと闘っています。
二人のピンチでようやくテラも体を取り戻せました。
いよいよ離脱していたアンセム、ゼムナスと闘い、
それでも悪は待ってくれません。
ゼア・ノートと対峙し、グードナとの繋がりの力を使ってついにやりました。今回ラスボス戦一段階くらい短かった気がします。というかあんまり強敵っぽく見えない見た目してます。
テラの中から師匠エラクゥスが…!オープニングムービーに繋がるわけですよ!この演出は粋ですなぁ。
若き日の親友同士の繋がりがまたここで復活しアッサリ負けを認めるゼア・ノートにはもうちょっと頑張って欲しかった気もします。
これがまたXブレード継承になるんですかね。
この後ゼアノートはエラクゥスに連れられて消滅していきました。とんだお騒がせジジィです。わりかしどの敵もふんわりというか絶対悪の存在にならずに浄化されていった印象です。それこそ今後の続編でソラの大きな味方となってくれるメンバーも少なくないのかもしれません。
光の守護者の力を合わせてキングダムハーツを閉じれば、、、KHⅢエンディングへ。
いやぁ~…短かった!めちゃくちゃ短かったです。かなりゆっくりプレイしたつもりですがそれでも体感がめちゃくちゃ早くて本当に終わったのか…という感じです。
完結に向かった怒涛の展開からあっという間にラストを迎えていたと言いますか…この後エンディング、エピローグ、シークレットムービーと続く中でようやく終わりを噛みしめるというか消化し始めるというかそんな感じでした。
シグバールがルシュだったことで最後の連戦時にキーブレードを扱える云々の発言に納得しました。
元13機関の末端メンバーに存在する古のキーブレード使い云々は誰だったんでしょうか。回収されずに終わってしまいました。No.9〜12のデミックス、ルクソード、マールーシャ、ラクシーヌの中の誰かが該当するようですが。
デミックスに関しては補欠でありなおかつヴィクセンに誘われて機関を裏切る結果となったにせよエンディングにも姿を見せなかったのが気になります。
エンディング内でロクサスとアクセルがいつもの場所でシーソルトアイスを食べているシーン、気付いた方も多いと思いますが、親友との久しぶりの再会を経てもう必要のなくなった黒コートを脱いでいたアクセルにじーんときました。シオン、アイザ、ハイネ、ピンツ、オレットも加わり友達が増えて賑やかそうな雰囲気。
そしてナミネの手を取るリク。ちゃんとリク=レプリカの意志を継いでレプリカを持ち帰れたということですね。カイリを探しに行くのはソラの役目ですが、ナミネを迎えるのがリクで良かったです。リク=レプリカの自己犠牲の上でならリクしか居ないんですよねぇ。うん、なんかほんとに良かったなー。
ダークシーカー編完結のKHⅢですが確かに一つの幕が閉じたなという感じです。
王様グードナも故郷に帰っていましたが一つ気になったのはジミニーも一緒に帰ったのか!と。今後の続編でまたグードナと再会できるのなら心配はないですがソラ単独で動くのならぜひともジミニーにもついてきて頂きたかった所存です。
結局カイリだけは戻って来られたって事でいいんですよね?カイリを探しに一人旅立ったソラ…という構図で続編はまたカイリ探しの旅になるのかと思いきやどこでどうしてこうなった!デスティニーアイランドで二人並んで座っていたところからソラの姿だけが消えてカイリだけが残ったのが気にかかります。
全てを見終わってから、物悲しさというかなんというか…不思議な寂しさや喪失感が残るようなエンディングでした。そういった繊細さの表現の巧さがキングダムハーツが良ゲーたる所以です。本編でも話を纏まらせるだけでなくもう少しこういった表現の作り込まれたシーンが多ければ言うこと無しだったかもしれません。
今作はなんとなくキングダムハーツっぽくない仕上がりを感じる部分も多かったです。
ディズニー世界と本筋の乖離というか関係性の浅さも感じたり、これまで一つ一つの描写や心の動きなんかの表現が物凄く丁寧で常に想像を超える感動が味わえた作品でありながら、今作では十数年温めてきた展開がことごとくアッサリ回収されていったりと。
出さなきゃいけないメンバーが多過ぎて描写不足になるのは仕方ないんですかね。またスピンオフでⅢの裏側で起こっていたシナリオなどフューチャーした作品でも出てくれれば嬉しいです。
ゲーム性に関しては完全に好みで個人差が激しく出る部分だと思いますが、今回のようなキーブレード変形システムで極めて簡単にフォームチェンジ出来るよりはⅡのフォームチェンジの方が圧倒的に好きでした。リンクの存在感も薄かったかなー、と。
全体的に難易度も下がっていて苦労させられる場面が非常に少なかった事とクリア後の要素が歴代KHに比べると比較的少なく感じるのは今後の追加要素に期待です。
単純な不便さで一番不満を感じたのは合成済みアイテムがその場でチェックできなかった事です。いちいちモバイルポータルを開いて合成リストを見て…という謎の手間!あれだけはどうにかしてほしい。
逆にⅢの新要素で楽しめたのは序盤の本筋の程よいスピードでサクサク真相が分かってくる展開とピクサーステージの圧倒的な楽しさです!新鮮さに加えて遊び心があってフィールドをうろつくだけでワクワクするような楽しさで詰まっていました。
シークレットムービー内でソラとリクは近代的な場所…というかモロ東京に辿り着き、トイボックスで見たゲームのヒーローヨゾラの姿も…!ゲームの中の世界…?
次の作品はどんな感じになるのでしょうか。
KHⅣって違和感とワクワク感が混在しています。すんなりナンバリングタイトルが出るとは期待していませんが(笑)
せめてまた据え置きハードで出して頂きたいものです。
△バトルレポートはこんな感じ。プレイ日数はちょうど10日間でした。
ストーリークリア時点でのトロフィーは62%とまだまだやり込みの余地ありなので、とりあえずアルテマウェポン作成を目指してのんびりちまちまやっていきます。
ゲームレポはここで完結にしてまたちょこちょことモバイルポータルが埋まっていけば不定期に記録するかもしれません。
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