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10 クローバーフィールド・レーン [DVD]

10 クローバーフィールド・レーン

あらすじ

ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は目覚めると、自分が見ず知らずの2人の男性とシェルター内にいることに気付く。その日を境に、彼女を助けたと主張するハワード(ジョン・グッドマン)とエメット(ジョン・ギャラガー・Jr)との奇妙な共同生活がスタートする。ミシェルは、外は危険だという彼らの言葉を信じるべきかどうか悩んでいた。

スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などのヒットメーカー、J・J・エイブラムスが製作を担当した異色スリラー。思いがけずシェルターの中で過ごすことになった男女を待ち受ける、想像を絶する出来事が展開していく。『リンカーン/秘密の書』などのメアリー・エリザベス・ウィンステッド、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマン、テレビドラマ「ニュースルーム」シリーズなどのジョン・ギャラガー・Jrらが出演。手に汗握る心理劇と、一気になだれ込む衝撃の展開に息をのむ。

ネタバレ感想

ある日追突事故に遭い目覚めると見知らぬ地下室のような場所に軟禁されている事に気付いたミシェル。

主人公ミシェルのサバイバル能力が高過ぎて序盤も序盤からガンガン部屋から出ようと策を講じ出します。

彼女をこの場に連れ込んだのはハワードという堅物気味の親父。ハワードはあくまでも彼女を外部で始まった危険因子から助けたのだと主張しますが徐々にミシェルは事故当時ハワードの所有する車にぶつけられたという記憶を取り戻します。

外部の危険なんて嘘だとハラハラする作戦の中盗んだ鍵で外に出ようと行動に移すもどうやら外部の異変は真実のよう。

同じくシェルターに匿ってもらっていたエメットという男と三人でしばらく生活を共にしますが、ある日血濡れのメッセージを発見してどこか異常なハワードへの不信感はマックスに。

エメットと協力し相変わらず行動力抜群の特性を活かし脱出を目論みますが…。

急展開の連続である意味テンポは抜群。

怪しいぞ…いや、怪し過ぎるのが逆に怪しい、どうなんだどうなんだ…という流れを持ちながらラスト20分のB級SF感に笑いが止まらない。

こんなんもう生き延びても無理ですやん…な状況でも決して諦めず折れない逞し過ぎるハートの持ち主ミシェル(笑)

最終的に無線が繋がり生存者の集まる地域に被災者として保護される道ではなく、現在戦闘真っ只中の地域に戦闘経験者や医療関係者の協力を要請する呼びかけを聞きそちらを選ぶというラストも「いや、それもしかしてもしかするとたった今培った戦闘の経験を活かしに…!?」というオモシロさしか感じられない浅さなのです。

途中、ホームセンターで見かけた少女を助けることが出来なかった云々の話はしていましたがなんという乱雑な伏線回収なのか(笑)

娘がどうのこうのというあたりの話は一体どこへ飛んでいってしまったのかとかツッコミどころが非常に多いものの、個人的には中盤までの密室スリラー感だったり怒涛の展開でサクサクと深読みを裏切ってくれたり特に階段を登るシーンなんかの見せ方が上手くしっかりザワザワハラハラさせて頂けましたので、ハズしたおススメ作品に認定です。

誰かと一緒に多少笑いながら見るのがちょうどいいかなー、と思います。

評価(平均点高めの設定です。)

    4.1  /5 点!

終盤手前までは非常に面白い密室スリラーです。ラストもB級SFモノと割り切って見れば中々笑えるし楽しく見られました。

概要

監督:ダン・トラクテンバーグ

時間:1時間44分

配給:パラマウントピクチャーズ

公開年:2016年

10 クローバーフィールド・レーン [ ジョン・グッドマン ]

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