海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン3　10話ネタバレ感想

第10話『家族の絆』“Parenting Made Easy”

あらすじ

新人ケイトリンの仲裁デビューの日が来た。大学教授のパメラ・レイカーは人員削減のために解雇されたが、学校側を不当解雇だと訴えていた。相手側弁護士は、ケイトリンを採用する際に最終選考で落とされたマーサ・リード。ケニングの事務所に雇われたマーサは、ケイトリンに対し敵対心を燃やす。一方、アリシアのケータイにグレースから12件の着信が。怪しげな留守電が残されたまま連絡がつかず……。

ネタバレ感想

ケイトリンの仲裁デビュー戦の相手はなんと彼女のコネ入社のため事務所を落とされてしまったマーサという初戦にして地味に因縁の対決となりました。

さらにはマーサを雇い入れたのはあの障がい弁護士ケニングだったらしく、苦しい状況となったマーサはヘルプを出し、途中からアドバイザーのはずのアリシアvsケニングというベテラン対決の構図となるも、後述するグレース誘拐事件で慌てふためくアリシアに全面協力したと見せかけて、解決した隙を突きアリシアのバッグを漁り重要な証拠となるメールを盗んでいたりと相変わらずぶっ飛んでおりました。

グレースから12件もの不在着信が入っており、留守電には不穏な気配の漂う雑音が。

直前に白人至上主義者のドニー・パイクによっめ証人が殺される事件が起きており、この事件にロックハート・ガードナーが関与しているとの報道があったのも手伝ってパニックになったアリシア。

事務所でパソコンをしていたザックがアリシアからの電話を受けているのを見て異変にいち早く気付いたカリンダがいまや敵対しているアリシアのためグレース捜索に奔走します。

連絡を受けたピーターも行方不明者は通常24時間経過後の捜索ですが自分の娘だという事ですぐに人員を投入し捜索にあたらせます。

クック群も例に漏れず財政難なので予算内で仕事をしろと厳しく言っていたピーターのこの対応は、州検事の娘だからこそ被害に遭いやすいので特例と考えるべきか職権濫用と捉えるべきか難しいところでもあります。

カリンダが見つけ出したグレースは、彼女が陶酔していた布教活動系動画配信者〈ジミー・パトリック〉と落ち合い教会内でひっそりと洗礼を受けていたという気の抜けるようでやっぱりちょっと不穏さの残る結末でした。

グレースを自宅に連れ帰り、自分の手柄は隠したカリンダが恩を着せればいいのにと思わずにはいられません。

それでなくてもデイナから「ケイリーと寝てないのね彼、最中にあなたの話をするの」なんてぶっこまれ不憫な雰囲気さえあるのにもう少し救われて欲しいところです。

カリンダとザックの様子から何かしらを察知したウィルも電話に出ないアリシアを訪ねて自宅に着きますが、帰って来た娘と抱き合うアリシアの傍に夫ピーターの姿を見てそのまま無言で引き返しました。

この事件をきっかけにアリシアはついに「わたしもう無理なの」と涙ながらにウィルに別れを告げる事となります。「本当は一緒に居たいのに」という本音は少し意外でしたが。

これを見ていたダイアンはウィルを慰め、共同経営の見直しすらチラつかせられ、カリンダにも「アリシアと別れればピーターの追及は止まるのか？」と尋ねてみたり、子連れ調査員のアンドリューが接触してきた事も手伝い不安が大きくなってきている様子でしたし実際アリシアから限界を告げられホッとした部分も少なからずあったのではないでしょうか。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン3＜トク選BOX＞ [ ジュリアナ・マルグリーズ ]