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【映画パンフレット】ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 監督 デイビット・イェーツ 出演 エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、マッツ・ミケルセン

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

あらすじ

魔法動物を愛するシャイでおっちょこちょいな魔法使いニュートが、恩師のアルバス・ダンブルドアや魔法使いの仲間たち、そして人間(マグル)と寄せ集めのチームを結成し、史上最悪の黒い魔法使いグリンデルバルドに立ち向かう。その中で、ダンブルドアと彼の一族に隠された秘密が明らかになる。ホグワーツ城ホグズミード村など、「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみの場所も多数登場。

 予告動画


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大ヒットファンタジーハリー・ポッター」シリーズの前日譚で、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描く「ファンタスティック・ビースト」シリーズの第3弾。

ホグワーツ城ホグズミード村など、「ハリー・ポッター」シリーズでおなじみの場所も多数登場。原作者J・K・ローリングが引き続き自ら脚本を手がけ、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」以降の全シリーズ作品を手がけるデビッド・イェーツ監督がメガホンをとる。ニュート役のエディ・レッドメイン、若き日のダンブルドアを演じるジュード・ロウほか、キャサリン・ウォーターストン、ダン・フォグラー、アリソン・スドル、エズラ・ミラー、カラム・ターナーら「ファンタビ」シリーズおなじみのキャストも集結。グリンデルバルド役は前作までのジョニー・デップに代わり、デンマークの名優マッツ・ミケルセンが新たに演じる。

ネタバレ感想

2作目が大コケしたようなイメージでしたが、やはり新作が公開されるなら観に行ってしまうのです。

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結論から言えばV字回復と言っても過言ではないレベルで楽しめました。

 

詳細なストーリーは非常に分かりやすいので割愛するとして、そうそうこれこれ!こういうのが見たかったんだよ、無駄にダークでシリアスな物は魔法界に求めておりません、という感想。

開始早々グリンデルバルドとカフェで話すダンブルドアのホモ発言があって、そういえばダンブルドアにはそういう設定があったんだったなーとぼんやり脱線しかけたり、ジョニデの降板でグリンデルバルド役が別人になっている故のちょっとした脳の混乱があったり…その矢先、森の奥で出産を控えた野生の魔法動物を助産しにいくニュートパートに。

四足歩行でいかにも哺乳類っぽい動物が卵的な産まれ方をするのは面白い。この魔法動物はご存知『麒麟』で、今回の作品にかなり大きく関わってくる生き物なのです。

麒麟を狙ったグリンデルバルドの手下に傷を負ったニュートを、トランクの中の魔法動物が気球のように膨らんで運ぶシーンはめちゃくちゃ盛り上がりがあって、その勢いでタイトルドーーンというオープニングだけで評価が上がります。

 

随所にハリポタシリーズのファンなら誰もが懐かし過ぎてアガる小ネタが仕込まれていて、物語終盤にキーになってくるトランクの中身も小粋です。

兄を助けに行った刑務所シーンも初期のハリー・ポッターを彷彿とさせる世界観で素晴らしい。

 

ダンブルドアの一族が闇深過ぎるし、甥っ子相手に無双のアルバスはチート級ですし、ヴォルデモートと違って逆らう者は皆殺しに出来そうなものなのに表面上だけでも選挙の形に乗っ取って指導者になろうとするグリンデルバルドは意外と人間味があるし、主人公のニュートはやや空気だし…色々突っ込みどころはあってもマイナスに繋がるわけでもなく。

強いて言うなら、ハリー・ポッターと言えばイギリスのあの雰囲気で、そこにロマンを感じる自分としては、突然のブータンに舞台変えという点はイマイチでした。

あんな木こりみたいなゴリゴリワイルドなダンブルドアの弟がスーツとハットで一転して英国紳士になる事には妙な感動がありました(笑)

 

何はともあれ、何かとスポットを当てられていたクイニーとジェイコブが幸せなラストは素直に良かったです。

グリンデルバルドとの決着はつかずで、また次回作に続くのでしょうが、最終決戦とかそういう事になるとまた小難しくダークにしようとして微妙な事になりそうなので、あくまでも楽しくロマンのあるファンタジーな世界観を引き継いでくれる事に期待します。

評価(平均点高めの設定です。)

  4.4 /5 点!

ストーリー自体は特段の意外性はないものの、その王道展開がファンタジーの世界を邪魔せずに楽しませてくれました。

概要

監督:

時間:2時間23分

配給:ワーナー・ブラザース

公開日:2022年4月8日

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