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海外ドラマ≫≫BOSCH:LEGACY ボッシュ: 受け継がれるもの シーズン1 8話ネタバレ感想

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エピソード8『血族』“Bloodline”

あらすじ

ヴァンスの調査が新たな局面を迎え、ボッシュに迫る脅威も増大する。市警による銃撃が議論を呼ぶ中、マディとチャンドラーはそれぞれが苦しい立場に追い込まれることに。

血族

血族

  • David Moses
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ネタバレ感想

本家はシーズン1から7まで見て、このスピンオフもそろそろシーズン終盤というこのタイミングで、まさかのマディ役のマディソン・リンツが『ウォーキング・デッド』シーズン1&2でキャロルの娘ソフィアを演じた子役だったと知って衝撃を受けております。全く気付けませんでしたが、見直してみると確かに面影アリアリです(笑)

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マディの話はさておき、若かりし日の青年ハリー・ボッシュ役があまりにハリーで少し笑えます。昔からジープを乗り回していたのか。

警官になってから一度、父親の居場所を探し当てて訪ねたことがあったのですね。ヴァンスとドミニクは出会えることがなく、孫娘のことも見つかる前にヴァンスは亡くなってしまったわけですが、似た境遇なだけに昔を思い出しているのでしょうか。

 

事務所を調べに来てくれたモーは、ランプの中に仕込まれていた盗聴器を見て最近技術の最上級品で仕掛けた相手はハリーを24時間しっかり監視してる、と険しい表情です。

盗聴の相手がトライデント警備だと言えばモーにも危険が及ぶから敢えて名前は伏せますが、情報共有しているチャンドラーの身辺や事務所は監視の対象になっていないのでしょうか。

ヴァンスから送られてきた遺言書は血縁者を未確認では無効となり、このままだと持ち株と経営権は役員会へと移ってしまいます。

早急に直系卑属のDNA検査をして血縁だと確認し、チャンドラーに差し止めを申請してもらいたいところ。

 

シャープ射殺の際、〈スペンサー・コスグローブ警部補〉率いる特別捜査部“SIS”に合流していたヴァスケスとマディは組合の弁護士から一人ずつ話しを聞かれています。

車のダッシュボードには実際に銃が入っており、ポーリーナを撃ったのと同一の物であろうという弁護士の言葉に少しはマディの複雑な気持ちも和らいだでしょうか。

チャンドラーはニコールの息子名義で不法死亡訴訟を起こしたいとマーティに提案しております。というのも、警官を撃ったシャープへの計画的な報復のため、SISは罠を仕掛けて自首する機会を与えず追い込み、警官殺しの報復のために同行を強要されていた元恋人まで巻き添えにして射殺した、というのがチャンドラーの見解です。

早速デイヴィス家を訪ねてニコールの母に話しを聞くチャンドラーとマーティ。

銃撃事件の前にはモリソン刑事が来ていて、警官が撃たれた事件に娘は無関係だと伝えた、「安全のため最善を尽くす」と言われたと聞いて、市警を相手に訴えて責任を問わないかと持ちかけます。ニコールの父親は損害賠償を請求すると聞いて「いくら積まれても娘の死には値しない」と返しており、こんな昇進の状態で訴訟など起こさないというつもりかと思いきや、弁護費用は成功報酬だと聞いて両親共にすぐやる気の表情に切り替わりました。もう少し説得パート必要だったのでは?笑

早速チャンドラーは遺族全員をマスコミの前に立たせて、LA市とLA市警を被告として民事提訴すると記者会見。

この訴訟でもそれなりの賠償金が見込まれるのでしょうが、更に莫大な遺産の話の方はというと、ガブリエラ・リーダの紹介でとうとうヴィビと対面して訳を話したハリー。

ヴァンスの孫と言ってもそれなりのお年です。DNA検査で合致すれば貰える遺産が数十億ドルだと聞くと、さすがに自分の祖父がホイットニー・ヴァンスだと察しがついた様子。

しかしヴァンスがヘリの製造者だと記事で読んでいたヴィビは、自分が作った兵器が息子を殺した、つまりはヴィビ自身が知りえなかった父を殺した存在で、「そんなお金はイヤよ」と一瞬拒否の姿勢を見せましたが、「大きな変化を起こせるものすごい大金だ」とハリーから言われて葛藤しつつも「分かった、やりましょ」とのこと。こちらも説得パートがもう少しあっても(笑)

その足でDNA検査の手を打ったであろうハリーは、泳がせていた盗聴器を逆手に取って事務所でチャンドラーと敢えてヴァンスの血縁者が見つかったと話し、鑑定施設“バイオ・ライト研究所”の名前も出して餌を撒いています。

これを聞いていたコーウィンとクレイトン。どうにかしてヴァンスの後釜に入りたいですコーウィンは穏やかでない提案を突き付け、意外と最低限はまともなところもあったクレイトンから「我が社には超えられない一線がある」と断られるも、「わたしが経営を引き継いだら年間何百万ドルにもなるトライデント警備との契約を見直さないとな」と直球の脅しでをかけました。この二人は盗聴器を逆手に取った作戦があるようなので大丈夫でしょうが、スローンの存在がどう転ぶのか。

 

ポーリーナのお見舞いに行った際にニュースでチャンドラーの記者会見を見たマディはかなり動揺しており、何故かその動揺のままに一緒だったペレスと一夜を共に過ごしたようです。急だな。

 

バスー医師のスケジュールに名前があった州医事局のロバート・レンドンは、かつてハリーが潜入捜査したオピオイド違法販売の摘発事件でも調査を担当しておりました。

ハリーはレンドンを事務所に呼び、バスー医師が殺される前日に会った際の会話を聞きます。

どうやらバスー医師の医院で違反疑惑があり、仮定の話で「過量処方や患者不在の処方があったらどうすべきか」と相談されていたそう。レンドンはその後調べてみて気になる記録があったのでバスーに電話したけれど返事がないまま亡くなってしまった、と。やはりシップマンか?

グスタフソンに伝言を残したけれど返事があったのはハースタット逮捕後で「無作為の犯行なのでこの件は関係ない」と言われたのだそう。

 

チャンドラーからの依頼でコスグローブ警部補の情報を集めるモーは、妻への一時的接近禁止命令が出ている証書をゲットしてきましたが、この1件だけでは証拠にならないからもう少し調べてこいと頼まれています。

 

白髪の男がずっと家を見張っている、と怯えたヴィビアナから連絡を貰ったハリーはすぐに駆け付けてスローンに掴みかかります。結果盛んな爺さんです。

そんな予感もし始めておりましたが、やはりスローンはヴァンスに忠実でハリーを手伝うよう頼まれていたから自分も血縁者を見張っている、とのこと。

敵はクレイトンとコーウィンで自分は味方だと主張しており、ハリーもこれに納得し、彼女達を安全な場所へ移動させることに。

 

トロール中のマディが民家の窓の外に立つフード姿の怪しげな男を見つけ、ヴァスケスと男に近付き無事逮捕。

逮捕された〈セオドア・ヴォーン〉はタイ人街の主婦狙いののぞき魔で携帯には動画が複数残っていて自白したそう。コールマン刑事からは現行犯逮捕のお手柄だと褒められるも、網戸の男の情報はなく、マディが本当に捕えたかったレイプ犯はまだ野放しということです。

それでもヴァスケスにも認められつつあり、マディと名前で呼ばれたのは嬉しそうでコンビ仲が深まる瞬間にはほっこりしました。

 

クレイトンな凄腕の謎の女に仕事の依頼を出しており、なんだかドラマが変わってきましたよ(笑)

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▼次回、エピソード9

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