エピソード8『血の制裁』“Spacewalker”
あらすじ
クラークはキャンプ・ジャハに戻り、みんなに衝撃の事実を伝える。フィンは、自分がとった行動について悩み苦しむ。一方アビーは、意外な人物からある情報を得てグラウンダーとの戦いを覚悟する。そんな中、フィンとレイヴンの映像がフラッシュバックし、アークにいた頃の関係が明らかになる。
ネタバレ感想
こうなることなんて少し考えれば分かるはずなのに、ジャハ・キャンプに帰って民衆の目の前で休戦の条件がフィンへの制裁だと言ったクラークのおかげで、フィンを差し出せと暴動が起こりそう。
フィンのしたことを許せずとも、自分が囲っている人間をみすみす差し出すなんてクラークがするわけないと思う反面、主人公の善良な幼馴染という重要ポジのウェルズがあっさり殺されたことを踏まえると何とも言えません。
フィンを守るというフェーズに入ったクラークは、フィンに対する発散させられない怒りを今度はマーフィーにぶつけており、もう目も当てられません。虐殺を止めたというマーフィーに「でも無駄だった」と吐き捨てるように言うクラーク。とんだ八つ当たりです。
内部情報に詳しい病み上がりのリンカーンにどうにか和平の道はないものかと尋ねるまではいいとして、18名の命を奪った見返りが1人の男の命で済むのなら応じるべきだとかなりまともなことを言っているにもかかわらず、「何てことを!最初にあなたとの和平を求めたのは彼よ!」と噛み付くクラーク。それがどうした過ぎる(笑)
それを言うなら、和平を求めておいて闇堕ちして大虐殺に走ったことはどうなんだ。
無実の民を殺した者はまず火あぶりにされ、その後両手を切断、舌を切って両目をくり抜いた後に一族が順番に刺して夜明けに総帥がトドメを刺すという慣わしがあるらしく、こっちはこっちでさすがに原始的過ぎるなぁ。
荷造りをし始めたフィンは、皆が危険に晒されるから出て行くとのことですが、あくまでもこっそり出て行くつもりで自分からグラウンダーの所へ自首するわけではないというのがなぁ。結局フィンが居ませんでした、逃げられました、となった時にキャンプの人々が許されるとは限らんのだよなぁ。むしろ逃がしたと思われて皆殺しパターンの方が確率は高そうです。
そのうちにキャンプを包囲するグラウンダーは痺れを切らしてきて、「血をもって血を洗え!」の大合唱がズンドコし始めました。
結局、アビーの独断でフィンは渡さないし必要なら戦う準備ができていると啖呵を切り、どうなるかと思えばほとんど人質扱いされていたケインが解放されて帰ってきています。
アビーに反逆罪で拘束されているジャハの姿を見て驚きつつも、フィンを戦争犯罪者として我々で裁くことを総帥に提案すべきだと話すケイン。そもそもどうして帰って来れたのでしょう。総帥の意図がイマイチよく分かりません。
どうせ解放するなら伝言を持ち帰るのもジャハではなくケインで良かったような。
ケインが言っている案は、つまりはフィンをせめて自分達の手で処刑しようということ。
アビーは元からヤバいとして、ジャハも無駄に嫌味を吐くようになってきており、本性が見えてきた感があります。香ばしい。
ここでもフィンの身を仲間や家族として本気で心配しているのは、レイヴンとベラミーです。
アークで生活していた頃のレイヴンとの過去をたびたび思い返している様子のフィン。
フィンが犯罪者として収容されることになったのは、宇宙空間に出ることを夢見て懸命に努力してきたレイヴンの悲願を叶えてやるために宇宙服を盗んでレイヴンを外に出してやるのですが、外扉の異常が発生してしまい警報が鳴り響きます。
酸素を無駄にした上に無断のスペースウォークとなれば死刑は免れず、警備が駆け付けてくる前にレイヴンの宇宙服を脱がせてまだアークでは未成年扱いの17歳だったフィンが罪を被っていたのです。
フィンを禁固刑にしても総帥が納得する可能性はあるかとリンカーンに聞いてみると、死をもって償うのがグラウンダーのやり方なので、もしアビーからの提案に応じれば総帥は一族に殺される、とのこと。
先進的な総帥と違い、攻撃的で伝統的なやり方を重んじる女戦士〈インドラ〉が特に厄介で、何を根拠に…という感じですがアビーは彼女と一対一で話すつもりです。
痛みに共感するだのなんだの言ってたはずが、蓋を開けてみればインドラからナイフを突き付けられたアビーからは「1人殺されたら2人殺すわ」という逆撫で発言でさすがに慄きます。
共通の敵であるマウンテン・マンを喜ばせるだけだと言えばインドラの表情も少し変わりましたが、やはりフィンが死なねばならないという意見は微塵も変わっておりません。
その頃フィンは、ベラミーとレイヴン主導でジャハ・キャンプを抜け出し船へ。
道中グラウンダーに襲われ、フィンと行動を共にしていたクラークが頭から血を流し気を失ってしまいます。どうやらただの打撲のようですが、フィンの罪悪感を煽るにはこれ以上ない結果に。
船はいつの間にやらグラウンダーに包囲され、ここにきて今までまともだと思っていたレイヴンもフィンへの愛情が強過ぎて、虐殺があった村にいたもう1人であるマーフィーに全ての罪を被せてグラウンダーに引き渡すと言い出します。
呼んでおいたマーフィーに銃を向けるレイヴンを止めさせたフィン。ここまでくればさすがにグラウンダーの前に投降するしかないんですよねぇ。
丸腰で自ら外に出たフィンはあっという間にグラウンダーに生け捕りにされてしまいました。
キャンプに見せつけるように縛り上げられ、これから長い拷問にかけられるであろうフィンの姿。
総帥と話しをするというクラークの袖に刃物をそっと忍ばせ、「連れ戻さなければ総帥を殺して」と託すレイヴン。家族でもあり命の恩人でもあるフィンに対してレイヴンは並々ならぬ思いがあるのは当然ですが、なかなかリスキーな…。
グラウンダーからしてみればこの後に及んで…という感じでしょうが、総帥は話したがっているクラークに応じてくれており、それでも総帥の意見が覆らないと分かると、別れを告げる許可を貰ってフィンに近付き、クラーク自らフィンを刺し殺し解放すると。
なんじゃこりゃ〜!!!
確かにフィンはもはや許されるのは難しいところにきていましたし、仲間としてできる最善の方法だったのかもしれませんが、それ以前のクラークの好感度のあまりの低さからやべー奴がやべーことをしたようにしか見えません。
レイヴンもフィンを失うかもしれないというところでややおかしくなっていたところはありますが、自分がクラークに渡した刃物があんな形で使われ、間接的にフィンを殺すことになったという事実は不憫過ぎます。
やはり、ウェルズに引き続きフィンも脱落、と。クラークに関わったばっかりに…。
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▼次回、エピソード9
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