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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン4 4話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 4 + 2014 Christmas Special [DVD]

第4話

あらすじ

ポプラ―には今日も赤ん坊が次々にやって来る。ロープ工場を営むロビンス夫妻も出産を間近に控えているが、父親に「家業を継ぐ息子」を約束した夫は妻に息子を生むように言い、妻の不安は募るばかり。

ネタバレ感想

未婚の母になろうとしている〈ブリジット・コール〉は水商売で生計を立てており、医者嫌いで錯乱気味の老婆〈ドラ〉と暮らしています。

血縁者というわけではないようですが、ドラはブリジットにしか落ち着かせられず、支え合っているのだとか。

ドラの胸元に目立つただれのような酷い傷は、梅毒の進行によるゴム腫という症状らしく、ブリジットの検査結果で彼女も梅毒に感染している事が発覚。

胎児への危険性から産院でのペニシリン治療を受ける事になりますが、面会に来た同僚が「ドラが暴れてるの」と、彼女を病院から抜け出させました。

そうこうしているうちにまだ、8ヶ月のブリジットは破水し、そのままお産を迎える事に。

産まれて来た赤ん坊はチアノーゼを起こしていたもののすぐに回復したようで、娼婦の梅毒被害が多過ぎる現状に歯止めをかけたいと行動を起こすウィニフレッドは担当したブリジットに頼んで彼女の商売仲間の女性を集めて講義を開きました。

 

〈スーザン・ロビンス〉は長年待ち望んだ第一子を妊娠しているものの、夫〈フランク〉が必要以上に男の子を希望している事で、それがストレスにもなっている様子。

フランクが男の子にこだわるのには、亡き父が息子達に残したロープ製造の工場、そして兄弟達は既に戦死しているという背景があり、残された自分は息子に家業を継がせるのだという墓前への約束からきているようです。

産まれて来たのは案の定女の子で、娘を視界に入れようともしないフランクでしたが、同じ父親として助言したターナー医師の言葉で気持ちが変わったのか、娘を抱っこしながら祖父の形見でもある工場内を見せて歩きました。

この辺の時代はまだまだ男性優位が主流なものの、どんどん女性の地位が高まっていく途上だった感じですかね。

 

今は一線を退いたシスター・モニカとシーラの大活躍はかなり感動的でした。

しかし残念な事も。司教に認められて次に任された職場がスラム街だと知ったトリクシーは、ポプラーでの経験が長いからこそ子育ては自然の中でしたいという強い意志を曲げられません。

牧師のトムと結婚するということは、教会と結婚することでもあり、自分にはその覚悟が無かった事に気付いたトリクシーは「応えられない」と婚約指輪を返すのでした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

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▼次回、エピソード5

axxi.hatenablog.com

海外ドラマ≫≫The Man in the High Castle 高い城の男 シーズン1 4話ネタバレ感想

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エピソード4『発覚』“Revelations”

あらすじ

果たすべき任務を負っているジョー。しかしジュリアナへの気持ちが次第に強くなっていき、葛藤を抱える。一方、フランクは身を滅ぼしかねない計画を立てていて、エドが必死に止めようとする。スミスが行っていた捜査は、証人を失ったことで頓挫。皇太子の演説に乗じて、ある計画を実行するはずだった田上だが、事態は思わぬ展開となる。

ネタバレ感想

逃げ込んだ廃屋内で保安官に追い詰められていくジュリアナは、あわや殺されるというところで追い付いてきたジョーに救われます。

ポコーーンと角材か何かで保安官を襲い、倒れた隙に急いで外へ逃げ出すも乗ってきたはずのトラックが消えていて物陰に隠れる二人。

路上で仕事をしていた靴磨きの男は一部始終を見ていたはずなのに、追ってきた保安官に対し二人が逃げ込んだ先とは別の方向を指差して助けてくれました。

保安官に折り紙工作員の情報を売ろうとして銃を突きつけられていたあの金髪にぃちゃんはトラックまで裏に回しておいてくれたらしく、「イカれ野郎から助けただけさ、早く逃げろ」と金銭を要求するわけでもありません。

 

憲兵隊への恨みで完全に闇堕ちしたフランクは、銃を持ち込み皇太子夫妻の演説会場に乗り込むようですよ。

あからさまにヤバそうな目つきでフランクが銃を持っているのを見ていたエドは心配して家を訪ねてきて、皇太子殿下夫妻訪問のビラが目に入ると全てを把握したようで慌てて馬鹿な事はするなと止めに入ります。

フランクの方はというと、「雑魚ではなく神である皇太子を殺せば日本人どもには大打撃だ」と、捨て身の相討ち覚悟だからこそ出来るそれなりに真理なやり方を完遂する事に囚われております。

ただ、「やめろ」と言うのではなく、「絶対に諦めないと約束してくれ」と頼むところに友情の厚さを感じました。エド、良い奴だなぁ…。

そもそも憲兵隊はジュリアナの行方が分からないままに関わらず、押収した荷物の中にあったフィルムが禁制品でなかったというだけで何故レジスタンスとは無関係だと断定したのか。盗まれた荷物しか持っていないとは限らないし、普通フィルムなんて持ち歩くようなものでもないのにわざわざダミーを仕込んでいるあたり怪し過ぎるのにその判定はガバ過ぎます

 

逃げる前に店を閉めたレミュエルと話すべく、彼の自宅を訪ねたジュリアナとジョー。

「何かのリストに妹とあなたの名前があったの」と警告し、自分は姉のジュリアナである事、フィルムを運んでいたトルーディは殺された事、折り紙工作員に殺されかけて返り討ちにし、死体は水底に沈めた事などを告げます。

炭坑で見た拷問されて殺された死体の事を話すと、レミュエルに心当たりがあったようで動揺しながら、数日前に姿を消した〈リンダ〉だそう。

レミュエルのレジスタンスとしての役目は「“ナチスを倒す武器になる”フィルムをある人に渡すだけ」との事で、トルーディを装っていたジュリアナに接触しなかったのは、ジュリアナの事、そしてジョーの事も信用出来なかったからだと話します。なかなか良い目をしているじゃないですか、レミュエルさん。うっかり保安官に吊るされた後じゃなくて良かったです。

そしてここからさらにトンチキなのが、「フィルムは渡さないわ、わたしがその人に直接届ける」と言い張ったジュリアナさん。暴走アンド暴走アンド暴走です。正式な?レジスタンスですらないジュリアナは何故そこまで自ら危険に巻き込まれに行くのでしょうか。

妹の死の真相を探るためだかなんだか知りませんが、これをレミュエルの方も何故受け入れてくれるのか(笑)

明朝フィルムを受け渡しに行く際に同行させて貰えることになりましたが、その相手というのが『高い城の男』なのだとか。やはり生きているんですね。そして邦題でも直訳でそのまま使われていますが、この『高い城の男』というネーミングがなんかダサく思えるのは自分だけではないはず。

惚れた女を助ける事は別としても、ナチススパイとしての忠誠心はまだあるジョーはスミス大将に連絡を入れて、レジスタンスの一員と接触し、『高い城の男』にフィルムを渡すという計画を事前に報告しました。

スミス大将からは、「高い城の男に会ったら頭に銃弾を撃ち込め、君の命を捨ててでも」と無茶振りを命じられてしまいます。

翌朝、レミュエルの案内で険しい森の中を進む三人でしたが、まんまと騙されていたようで、レミュエルの背後から武装したレジスタンスの仲間が出てきてフィルムを出せと要求される二人。

ただ怪しいとか、フィルムの奪取だけが目的と言うわけではなく、ジョーの素性に疑いを持っていたというのがなかなか侮れないレジスタンス軍です。

ラリアット運送急襲事件の詳細はこんなところにまで届いているらしく、仲間達は一人残らず親衛隊に捕まったのにジョーだけは生き残って逃げた、それはつまり親衛隊がマヌケで取り逃したか、親衛隊の手先だから逃したか、でしかあり得ないのですね。

大勢に銃を構えられ何としてでもバレる訳にはいかない素性にまで近付かれては、背に腹は変えられず、持っていたフィルムの存在を明かし、「俺がナチならこれを持ってくるはずがないだろう」とフィルムと引き換えに命を守ったジョー。

スミス大将からトラックに置いて行くよう言われていたフィルムも命令に背いて持って来ているし、ジョーの腹の中がスッカリ明かされるのが楽しみです。

レミュエルは町に戻れば保安官に待ち伏せされているぞと教えてくれたものの、それ以上助けてくれる事はせず、自力で山越えしろ、とのこと。

保安官をどうにかするため、町に戻って一芝居売ったジュリアナとジョーの茶番劇はそんな都合良く…!?と笑ってしまうようなジュリアナ偽装事故死でしたが、保安官も保安官で本当に納得してしまったのでしょうか?こんなの怪し過ぎてもし自分が保安官なら、車で立ち去ったフリをして目立ちまくるトラックが迎えにやって来ないかは最低限確認しますけど。細かいところがガバガバで、なんだか楽しい気持ちすら湧いてきます(笑)

 

密告者を炙り出すために重要な捕虜となっていたマイヤーはなんと房の中で金属のスプーンを使って自害しておりました。見張りの男がその場で逮捕される事になりましたが、自分の運んだトレイにスプーンは無かったと訴えておりましたし、マイヤーに口を割られると困る者が密かにスプーンを与えたか殺害して自殺に見せかけたのでしょう。

 

フランクの特攻を止めるために心配のあまり家に入ってきて銃を奪ったエドですが、勢い余って発砲。右腕に被弾しながらエドを小部屋に閉じ込め、残り二発の弾を込めた銃を手に皇太子演説の会場に向かうフランク。エド、良い奴なんだけどなぁ…。

演説会場ではいよいよ田上大臣と画策するウェゲナー大佐が志村科学大臣に接触する最初で最後のチャンスだったようですが、そこそこに地位が高いらしい志村大臣は予め定められた座席表とは違う席に案内されてしまいました。

隣同士に仕込んでいた志村大臣のポケットにブツを入れた封筒を忍び込ませるはずが、土壇場になっての席替えであからさまに焦るウェゲナー大佐。

じわりじわりと無理して封筒を出すウェゲナー大佐と、一般市民の立ち見ゾーンで皇太子と憎き木戸の姿を捉えながら銃を取り出したフランク。

封筒を入れるか、バレるか、撃つか、取り押さえられるか、色んなハラハラが織り交ぜられながら、その緊張感を崩したのはどこから誰が狙ったものなのかも不明な銃声と、銃弾に倒れた皇太子に慄く皇太子妃殿下の姿。

皇太子ほんとに暗殺されてしまったのですか?フランクがやらずとも?しかし、この状況フランクますます立場が危うくなりましたよ〜。

横にいた子供にもバッチリ銃と顔見られてしまいましたし。

何とか自力でエドが脱出をしたところにジュリアナから電話がかかってきてフランクがとんでもないことになっていると聞かされます。

ジョーに説明する間も無くバスに乗り込みサンフランシスコに戻るジュリアナ。なんのこっちゃで呆然とするジョー。

このドラマは基本的にジュリアナの暴走と振り回しで話が進んでいくので、今後も大きく暴れ回ってほしいものです。

高い城の男 [ フィリップ・キンドレッド・ディック ]

発覚

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  • メディア: Prime Video
高い城の男

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▼次回、エピソード5

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