何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 1話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 DVDセット(5枚組)

EPISODE 1 王の乱立 The North Remembers

あらすじ

ロブはラニスター家打倒を目指し、ジェイミーを捕虜にしたまま進軍。新旧の反対勢力から新王ジョフリーの地位を守るため、ティリオンが王都キングズ・ランディングにやってくる。ドラゴンストーン城では、前王の弟スタニスが王位継承権を主張。一方、ナロー・シーの向こうでは、孵化したばかりの3頭のドラゴンを連れたデナーリスの一行も王位奪還を目指し、共に戦う同志と飲み水や食料を求め、赤い荒野をさまよっていた。そんな中、ジョンと“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”は“壁”を越え、厳しい極北の地を進んでゆく。そんな中、野人の南部進軍の噂を耳にする。

ネタバレ感想

さて、シーズン2ですね。ゲーム・オブ・スローンズはややこしく難解なイメージがあり、全く意味不明で理解に時間がかかるかと思っていましたがシーズン1を見終わった感想は、流し見せずにしっかり見れば初見でも大体把握出来るし楽しめる、という感じでした。

シーズン2でさらに登場人物も増えてくるのかもしれませんがゆっくりじっくり見て行きたいと思います。

 

 

ジョフリーは命名日の祝いの場でも相変わらずやりたい放題です。命名日の祝いってそもそも何なんでしょうか。お誕生日パーティー的な位置付けだと解釈しましたがもしかしたら生誕から名付けられるまで少し期間が空くような風習でもあるのかもしれませんね。

完全に冷め切っているものの従うしかないサンサは抜け殻のようですが、無益な殺しはさすがに止めようとします。加虐心の権化のようなジョフリーですがご存知の通り裸の王様で女々しさ溢れる馬鹿者なので上手いこと持ち上げられればそれに気付かず手玉に取れそうではあります。

そうこうしてるうちに“王の手”代理としてタイウィンに派遣されたティリオンがキングズ・ランディングに到着したようです。

サンサに追悼の意を示すティリオンですが、ジョフリーの手前殺された父は謀反人だったと否定する事しか許されないサンサがめちゃくちゃ不憫でしょうがない。シーズン1序盤の盲目サンサはどうしようもないマセ方をした少女で見ていてウワァ…となりましたが不幸に不幸を重ね気がつけば雁字搦めになっている今のサンサにはかなり同情します。早くロブに助けに来て頂きたい。

 

 

シタデル《知識の城》からやって来た使い鴉は、“七王国中のメイスターたちの報告を検討した結果、この長かった夏も終わった”という報せを持ってきました。鴉なのに白いんですね。

長い夏の後にはこれまた長い冬が来るという言い伝えがあるそうで、この世界で最も恐れられる“冬”がついに来てしまうようです。

備蓄で越せるのはせいぜい5年ほどだそうで、難民が増えている分住まいも足らずこのまま冬が来たら大変な事になる、という事態に直面しサーセイは王都に難民など入れるなと指示します。ほんとロクでもないのに権力が渡ってしまったものです。そもそも難民が増えた原因はティリオンを拘束された仕返しにサーセイ自身が裏で手を回して、キャトリンの出身であるタリー家に罪を着せるよう仕組んで村を襲わせたからですよね…それを更に締め出すとは。

サーセイとティリオンは思ってた以上に不仲そうです。小評議会にタイウィンの代理として出席するティリオンにめちゃくちゃ不機嫌なサーセイ。母としての監督不行き届きでエダードを殺させてしまった事に加え、アリアまで消えてしまった状況でジェイミーは捕らえられておりラニスターは苦戦するぞと事実を言われてしまうとぐぬぬ顔をするしかありません。

 

ロブに代わりウィンターフェルの城主を務めるのはまだまだ幼いブラン。ロブが若い男手を率いて戦に出てしまった事で満足に“冬”に備えられず不満や不安が募る民。城主として民の話を聞くものの、やはりまだまだ子供で中々捌き切れません。メイスターに“聞きたくない話を聞くのも城主の務めです”と窘められます。

ダイアウルフの姿となって森を駆け回り、空に赤い彗星を見つけるという夢を見たブランは、ホードーとオシャを連れて夢で見た場所に向かいます。

現実でも空には赤い彗星が流れ、ロブが南で勝利を収める前兆と言う者もあれば、赤はラニスターの色である故ラニスターが七王国を支配するという者も、そして赤は血の色でありエダードの死を表しているという解釈など人々は様々な憶測をしているよう。

野人であるオシャに言わせると、赤い彗星が示すのはただ一つ“ドラゴン”だと。

そうです、ドラゴンです。生まれましたよね。デナーリス一行は延々と続く砂漠を歩きかなり干からびています。ドロゴからの最初の贈り物であった白い馬まで倒れてしまい、焦りを感じたデナーリスは3人の男に東と南東と北東をそれぞれ馬に乗って調べに行かせました。

 

前回、モーモント総帥率いるナイツ・ウォッチが“壁”の北側へとホワイト・ウォーカー及び行方不明のベンジェン・スタークを捜索するための調査に出ましたが、一行は雪の積もる森の中に佇む、ベンジェンが立ち寄ると言っていた一軒の家に辿り着きます。

ここに住むクラスター家の主人は自分の娘を妻にしまた娘を作っては妻にし…という近親相姦を繰り返しているマジキチで、ジョンが娘は妻になるとして息子が生まれたらどうするんだ的な疑問を投げかけていましたが、なんだか知りたくないような現実がありそうですね。

モーモント総帥の話では、“壁”からこのクラスター家に至るまでに通った6つの村には誰も居なかったよう。

ここで元ナイツ・ウォッチで今では“壁の向こうの王”と名乗るマンス・レイダーという存在が明らかになります。マンス・レイダーは軍隊を作っており、その規模は南のどの王より大きなものだと聞き出しました。

 

ドラゴンスターク城では何らかの儀式が行われており、魔女っぽい赤毛の女性によると“古の書によれば戦士が炎から燃える剣を引き抜く その名はライトブリンガー《光をもたらす者》”だと言います。そして亡きロバートの弟であるスタニス・バラシオンが剣を引くよう指名され、燃え盛る剣を抜いたスタニスに跪く人々。

この儀式を止めようと割り込んできた臣下の爺さんにこれまで信仰してきた神々、そして先祖への冒涜だと言われながらも止まりません。

儀式を終えたスタニスの元にエダードが送らせた手紙が届きました。

ジョフリーらはサーセイとジェイミーの不義の子であり、ロバートに正嫡が居なかった事を知り、自分が王位を奪還する為に動こうとするスタニス。

真の敵はラニスター家であり、弟であるレンリーや北の王ロブとも同盟を結ぶべきだと臣下から言われますが、例の魔女に“諸侯の助けは不要です 光の王がついています”といかにも怪しい教祖様のような助言をされ聞く耳を持たないスタニス。

この女は諸悪の根源だと毒を盛ったワインを勧め道連れにする覚悟で自分がまず一口飲み相手にも飲ませますが、臣下の爺さんだけが血を吐いて倒れてしまい、ゴクゴク飲み干した女には全く効かず犬死にとなってしまいました。毒効かないってどういうトリックなんですか。ホンモノの魔女だったんですか。

 

王都では、サーセイがリトルフィンガーに交渉に必要となるアリアの行方を捜すよう命じており、リトルフィンガーがキャトリンに恋していたが叶わなかった過去の弱みを握っている事を遠回しに伝えますが、リトルフィンガーも“兄弟間の恋愛感情”について言及し、名家であるほど世間に知られれば問題となる、とやり返します。

“知識こそ力”だと言うリトルフィンガーにイラッとしたサーセイは“捕まえて”とガードに指示し、囲まれ拘束されたリトルフィンガーの“喉をかっ切って”と言ったかと思えば“離れて”と振り回し“力となるのは力よ”とその権力をまざまざと見せつけた上でアリアを早く見つけるように釘を刺し去って行きました。

 

ロブは捕らえていたサーセイやジェイミーの従兄弟にあたるアルトンに和睦の条件を伝えさせます。

1.妹達の解放

2.父エダードとエダードに殉じた者の遺骨の返還

3.ジョフリーと摂政太后サーセイは北を放棄する事

の3点が条件です。3に関してはなるほど、と思わせられました。てっきり王位から退く事を要求すると思っていましたが、北を自由な独立国家にする、と。

ほぼ条件が蹴られると分かっているシオンとロブ。

“本当に勝つためには王都を落とさないと”というシオンは王都制圧に必要となってくる船を自分の父親、つまりかつてスターク家と戦ったグレイジョイ家の当主ですね、が持っていると交渉を提案しました。

しかしキャトリンはシオンの父ベイロンは反乱を起こした人物であり信用できるはずもないと反対します。

和睦の為には脅威を見せる事が必要だと説得し、キャトリンに10万の軍を持つレンリーとの交渉のため南へ向かうよう要請しました。

 

ジェイミーとの人質交換にアリアが必要だと言うサーセイに対し、サンサで十分だと取り合わないお気楽王ジョフリー。

アリア捜索に大軍を出さなければいけないからジョフリーからタイウィンに頼むよう言っても“王は頼むんじゃない命令するんです”だそうです。

ジェイミーが命を落とすかもしれないと心配するサーセイに“戦では誰もが命を落とす”と安全圏から一歩も出てない人間とは思えない発言をかまし、更にサーセイとジェイミーの噂を聞いたけど他に何人子供を孕ませたんだろうと下品かつ馬鹿にした嫌味を言いサーセイの逆鱗に触れてしまいます。

思わず愛する息子ジョフリーにビンタしてしまい、“今のは死罪に値します二度とやるな許さない”と実の母親すらも絶対的権力の下掌握しようとしております。

 

リトルフィンガーの娼館にシティ・ウォッチ《王都の守人》が攻め込んできて、まだ赤ん坊のロバートの落とし子が殺されてしまいます。どうやらリトルフィンガーよりも権力が強く、バラシオンの血を引く者が居ると都合の悪い存在…大方サーセイの命令でロバートの落とし子達を皆殺しにして回っているようです。

武具屋で働いていたジェンドリーもその対象で、雇い主だったおじさんも拷問され名前と行方を教えてしまいます。

ナイツ・ウォッチ《冥夜の守人》になるため“王の道”を北へ向かっている、と。

雄牛の兜を目印にしてジェンドリー捜索のためナイツ・ウォッチを追う事となるシティ・ウォッチですが、不幸の連鎖かのようにアリアもそこに居るのです。

 

 

マンス・レイダー

自称“壁の向こうの王”。巨大な軍隊を作る。

ラニスター家

アルトン

サーセイらの従兄弟。

グレイジョイ家

ベイロン

シオンの父親。グレイジョイ家の主。船を200隻所有する。

 

ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突 コンプリート・セット【Blu-ray】

 ▼次回、エピソード2 

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー