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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編 3話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編- DVDセット(5枚組)

EPISODE 3 奴隷解放Breaker of Chains

あらすじ

混乱に紛れて王都から連れ出されたサンサはリトルフィンガーに出迎えられる。ジョフリーの死はスタニスにも伝わるが、玉座を奪う好機だというのに軍が足りないと憤慨する。ジョンはマンス・レイダーら大軍の襲撃が近いことを悟り士気を高める。一方、ミーリーンに到着したデナーリスは奴隷たちに向け、アスタポアとユンカイの奴隷たちが自由の身になり自分についてきていることを訴え、選択を迫る。

ネタバレ感想

ジョフリーの暗殺で大混乱の宴の中、ティリオンと共に妻であるサンサも捕らえさせようとするサーセイでしたがサンサの姿が見当たりません。

タイウィンが誰一人王都から出すなと捜索を命じましたが既にドントス に連れられて逃げ延び用意されてあった小舟でキングズランディングを後にするサンサ。

余りにもおあつらえ向きの小舟が用意してある違和感に「ドントス、お前まさか…」となりましたが、連れて行かれた船で待っていたのはまさかの人物リトルフィンガーでした。

サンサを連れてくるように1万の報酬を約束していたらしいのですが、サーセイにバレる事を恐れてドントスをその場で射殺させるリトルフィンガー。初めからこうするつもりだったのでしょう。

それだけでなく、サンサと神々の森で再会し命を助けられた御礼にと渡された一家の形見のネックレスも全てリトルフィンガーが仕組んだ作り話だったのです。

“嘘つきばかりの王都”と言っているこいつが一番嘘つきで姑息に思えますが、サーセイやタイウィンに見つかって投獄だの処刑だのされてしまうよりかはマシだと思ってとりあえず我慢しましょう。

 

新婚早々ジョフリーを亡くしたマージェリーは今の自分が立たされた微妙な立場や死に際に発揮されたマザコン根性についてオレナと話し、自分の旦那になった男は殺されてばかりで呪われているのかもと思ってしまう気持ちも分からなくはありません。

さて、ジョフリーの死によって王位を継承するのは心優しき弟トメンです。

ジョフリーの遺体を前にしてトメンに良き王の素質について説くタイウィン。

“若く賢い王は自分の無知を理解し成長するまで相談役の忠告に従う”として、周りの言う事を聞かず良き王となれなかったジョフリーを反面教師にするようアドバイスします。

亡きジョフリーからトメンへの切り替えの早さに側で聞いていたサーセイは呆然と立ち竦みます。

そんなサーセイを慰めようとやって来たジェイミーにティリオンの仕業だから復讐をしてと頼むサーセイに自分達の弟なのに証拠も無しに殺さないと拒むジェイミー。

まともな事を言ってるかと思いきや、弟を殺せ殺せと言い続けるサーセイに息子の遺体の脇でキスをし無理矢理おっぱじめるちょっとよく分からない盛り上がり方をしているジェイミー…。これはあれですかね、惚れた弱みで不本意ながら本気でティリオンの首を狙いにいくつもりでしょうか。

 

アイリー城のタリサを訪ねようとするハウンドでしたがどうやら道に迷ってしまったみたいですね。

たまたま通りかかった農家の父娘に怪しまれないようハウンドをタリー家の兵士として戦った父親だと嘘をつくアリア。一か八かの賭けだったのか領土的に判断したのか定かではありませんが、タリー家に味方する家柄だったようで嵐に備えて宿を提供してくれることになりました。

よほど空腹だったのか出されたシチューにがっつく二人。隠している銀で多少の報酬は出せるから新月までの間用心棒として仕事を手伝わないかと誘われ了承するハウンド。アイリー城へ急ぐと思っていたアリアは微妙な表情です。

次の日アリアは少女の悲鳴で目をさましました。何事かと見に行けばハウンドが農家の主人を殴って銀を奪っています。恩を仇で返すような真似に当然怒りを露わにするアリアですが、“自分の身を自分で守れもしないやつはどうせ冬で死ぬ 死ぬ奴に銀は必要ないそれが道理だ”と言い捨てました。

 

男だらけのナイツ・ウォッチに突如現れたたった一人の女性、というシチュエーションに気が気でないサム。

泥棒や強姦の罪でここに送られた者も少なくはなく心配だからモウルズ・タウン《土竜の町》に行った方が安全だと言われ“私のことが嫌になったの?”とショックを隠し切れないジリ。

シェイとティリオンみたいなやり取りで仄かにデジャヴです。

サムとジリはいい感じなんですがねぇ。誓約的にダメなんですかねぇ。

 

ダヴォスはスタニスに呼び出され、ジョフリーが死んだという報せを読まされます。そういえばヒルに吸わせた血で呪いをかけた時ジョフリーの名前も入っていましたね。

ロブに続き二人目の犠牲者が出た事でさすがに動揺するダヴォス。この結果を受けて妄信に拍車がかかるスタニスはジェンドリーを逃した事をネチネチ責めてきます。

夜な夜なシリーンに読み書きのスパルタ特訓を受けるダヴォスですが、話の流れでとある事を閃きました。

そしてシリーンに頼みブレーヴォスのアイアンバンク《鉄の銀行》宛に手紙を書いてもらいます。

 

モウルズ・タウン《土竜の町》にやって来たサムとジリ。

ナイツ・ウォッチの上官がよく娼婦を買いに来ると話題になっていた町です。かなり荒んだ空気が流れる場所ですが、サムは売春はさせるなと釘を刺して家事や娼婦の世話をさせるよう頼みジリとまだ赤ん坊のサムを置いていきます。エイモンに許されているのなら黒の城の方がよっぽど安全というか暮らしやすそうに見えますけどね。

 

マーテル家のオベリンは愛人エラリアと娼婦、娼館で働く男を交えて4Pを楽しんでおります。

そこに兵を引き連れたタイウィンが入ってきて、家同士の確執で動機も十分な上、シタデルで毒を学んだというオベリンをジョフリー暗殺犯と疑っているようです。

王都に到着した日オベリンとティリオンが話をした事を掴んだようで、それを逆手に裁判員の一人となってタイウィン側が持ち込みたい判決、つまりティリオン有罪に一票投じて欲しいと話します。

オベリンの姉エリサへの仕打ちは自分が命じた事ではなくマウンテン《山》の独断の行動であり、マウンテンと直接話せる機会を作る事も約束するタイウィン。

更に小評議会の席を用意するから新王トメンの相談役になってもらいたいとかなりの優遇っぷり。

何故和平的ではないオベリンをここまで味方につけたがるのか不思議に感じますが、王の死で色々と歪み、野人の反乱やスタニスとの戦の続き、そして何よりデナーリスとドラゴン3頭に対する抵抗勢力として、過去唯一ドラゴンに対抗できたドーン人を味方に引き入れたいからです。

元々ティリオンを忌み嫌うタイウィンでしたが、これを機に実の息子を有罪判決で処刑して亡き者にすると同時に、今の王都に必要な人材をリクルートしようとする思惑に満ち満ちた親父です。

オベリンは差し出された手に握手を返すのでしょうか?

 

一方地下牢に閉じ込められているティリオンに従士のポドリックが大量の差し入れを隠し持って面会に来て二週間後に裁判が行われると教えます。ポドリックなんかめっちゃシュッとしてません?こんな感じでしたっけ?

肝心の裁判官について尋ねるティリオン。

3人の裁判官はタイウィン、メイス・タイレルオベリンだと聞かされます。オベリンは裁判官になる誘いを受けたんですね。

ティリオン側にも証人を呼べると言われサンサの名前を挙げるも婚礼以来消息不明だと聞かされ“真犯人は自分の首も狙っている奴だからサンサが消えればより疑惑は深まる”と瞬時に察するティリオン。

ジョフリーが手に余るようになったから降ろしやすいトメンに乗り換えようとした黒幕が居るのは確かだが、ジョフリー殺人に無関係と言えるのは我が子を心底愛していたサーセイだけという現実。

ヴァリスはサーセイの証人となり、ブロンは殺し屋な上ティリオンの側近だった事で疑われ尋問されているよう。困ったティリオンはジェイミーに証人を頼むことにしました。

最後にポドリックは、顔も知らない男から貴族にしてやるから証人となりティリオンが毒を盛ったと証言するよう言われた事を打ち明けます。

その場では何も答えなかったというポドリックですが、そんな誘いを断ればまず消されてしまうでしょう。

“自分のためにお前が死ぬのは許さん!今すぐジェイミーをここに来させてお前は王都から逃げろ”と命じたティリオン。自分がこの状況にありながらさすがです。

 

長閑な集落を“壁”を越えてきた野人達が襲います。

罪なき人々を惨殺し、一人の少年だけを生かして黒の城へこの惨劇を伝えるよう言い逃します。宣戦布告ですね。

無事黒の城へと辿り着いた少年から事の顛末を聞き激怒するナイツ・ウォッチ達ですが多勢に無勢の現状で“壁”を離れるのは奴らの思う壺だと的確な指示を出すエイモンの発言で“壁”の番人らしくこの場を守り抜く決断を下します。

その時レンジャーの帰還を報せる1回の角笛が聞こえ、辿り着いたのはジョンの友達グレンとエドです!

クラスターの砦で反乱が起き、ラストが総帥を殺した事やクラスターを殺したカールが指揮を執っている事など報告する二人。

野人に対し1000人の守人が居るとハッタリをかましたジョンですが、もし内情を知っているカール達が野人に捕らえられ拷問されたら本当の事を話してしまうぞと危惧するジョン。

そうなれば総攻撃を仕掛けられすぐに制圧されてしまう未来しかありません。

“反逆者への制裁は後回し”だなんて言っておられずすぐにでもカール達を始末せねばならない状況なのです。

 

ようやくミーリーンの街並みが見えてきたデナーリス一行。エジプト感半端ねぇ。

門の内側から一人の騎兵が出てきます。博識ジョラー先生によるとミーリーンのチャンピオン《最高の騎士》であり、一騎打ちを求めているそう。

どんな厳格な奴が出てくるのかと思えば下ネタを最大限に駆使して侮辱してくる立ちション野郎です。

一騎打ちの相手に次々と申し出るグレイ・ワーム、バリスタン、ジョラーをそれぞれ大切な人材だから危険に晒すわけにはいかないと前置きながら、自分はどうせ何者でもないからやらせてくれと頼むダーリオにはあっさりGOサインを出し“大観衆を楽しませなさい”と行かせる女王様。

いや…別にいいですけど(笑)ダーリオの事は気に入ってるようなので彼は別として、「リーダーや強い者は必要だから駄目よ」って言ってしまうのは他の兵を捨て駒みたいに扱ってる感じがしませんか?武力や見せしめといった抑圧の手段ではないにしても洗脳の奴隷商人みたいに見えてきました。

デナーリスにウィンクをサービスして余裕のダーリオ。迫り来る相手を狙わず馬の目に短剣を撃ち落馬したところを砂埃に紛れて瞬殺しました。みんなこの手段使えばいいのに(笑)

満を辞してデナーリスの演説が始まります。

奴隷を自由にしてきた自分は敵ではない、自分達で選べと言い大量の樽を飛ばします。

樽の中から出てきたのは奴隷の象徴ともいえる首輪の山です。

この演出のために後生大事に保管してきたのかと想像すると笑えます。

 

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▼次回、エピソード4 

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