EPISODE 8 次子-セカンドサンズ- Second Sons
あらすじ
ユンカイとの決戦を控えたデナーリスは傭兵部隊の指揮官である“巨人の私生児(タイタンズ・バスタード)”と面会し、自分たちの軍に加わらないかと持ちかける。一方、ジェンドリーはメリサンドルに連れられてドラゴンストーン城に着く。そんななか、スタニスはドラゴンストーン城の地下牢にいるダヴォスにある誓いを立てさせ、彼を牢から解放する。キングズ・ランディングではティリオンとサンサの婚儀が執り行われ、祝宴のあと2人は床入りの夜を迎える。“壁”より北の地ではサムとジリがホワイト・ウォーカーによる襲撃を受ける。
ネタバレ感想
捕らえられ野宿をしていたアリアは無防備に寝ているハウンドを石で殴り殺そうとしますが、起きていたハウンドに“殺せば自由だが殺せなければ両腕をへし折る”と忠告され思い留まりました。
大人しく一緒の馬に乗るアリアとハウンドはなんだか親子のように見えます。
ハウンドが王都を捨ててきた事を知らずジョフリーの元へ連れて行かれるのだと思っていたアリアですが、双子城まで送ってくれるようです。
“キャトリンとロブから身代金を頂く”なんて言ってますが結局良い人に見えるんですよねぇ、ハウンド。
ユンカイの後ろ盾はセカンド・サンズ《次子》という部隊?のようです。
通称タイタンズ・バスタード《巨人の落とし子》ブレーヴォス人のメロを司令官とする、騎乗した2000人の武装集団です。
デナーリスは、司令官メロと二人のリーダーと接触を試み、いずれ七王国のトップに立つ自分につけば雇用主なんて必要なくなると勧誘し2日の猶予を与えました。
言動がTHE男尊女卑のセクハラ男メロを戦になったら一番に殺せとバリスタンに命じましたけれど、金髪の副長ダーリオはデナーリスに好意的で若干色目を使っていましたね。
ドラゴンストーン城にジェンドリーを連れ帰るメリサンドル。スタニスは一目見ただけでロバートの子だと分かりましたが何か特徴でもあるのでしょうか?
身なりを整えさせたメリサンドルに対し風呂やいい服を与えずにさっさとやれば良いだろうと話すスタニス。生贄として殺す計画のため連れて来たようです。
直後スタニスは地下牢のダヴォスを釈放しに訪れ落とし子の話をしますが、“本当は心のどこかで甥っ子を殺す事に躊躇しているからこそわざわざ今日、絶対に反対しそうな自分のところに来たのでしょう”と痛いところを突かれていました。
相変わらず捕虜のように相手の気分を害さないよう努めて話すサンサに対し、ティリオンは“今回の結婚は決して自分が望んで仕組んだ訳ではないしお互いに気持ちは分からないが、決して君を傷付けない事だけは約束する”と伝えます。
マージェリーとサーセイの関係は不思議ですね。マージェリーからすれば次期姑であり、兄ロラスと結婚する事を考えれば義理姉になる人でもあるという。現代社会ではなかなか考えられない構図ですが、ジョフリーがまだ少年のうちに結婚する事とサーセイが美人なのでそこまでの違和感もないのがまた不思議です。
かつてキャスタミアのレイン家はウェスタロスでラニスターに次ぎ二番目に裕福な家系だったそうですが、今現在はタイレル家が二番目に裕福となっています。そうなった経緯である、タイウィンに反旗を翻したレイン家が虐殺されて滅ぼされたという歴史に因んだ“キャスタミアのレイン《雨》”という歌を持ち出して“今度姉妹だと言ったら絞め殺す”と現在二番手でありラニスターを手中に収めようとしているマージェリー・タイレルに対して警告しました。
サンサとティリオンの結婚式では、実父代わりにジョフリーが国家の父としてバージンロードを共に歩くという屈辱的なシーンが。
ティリオンのために用意されていた踏み台を下げて笑い者にするクソガキです。
何らかの邪魔が入る事を最後まで期待してしまいましたが、サンサとティリオンの結婚の誓いは無事に?済んでしまい正式に夫婦となってしまいました。
メリサンドルはジェンドリーにワインを飲ませ“全て神の思し召しよ”と囁きながら服を脱がせベッドに誘います。メリサンドル美女ですけど結構おばさんですよね?まあ、それは置いといて…。
プレイの一環みたいな感じで手足を縛り、ジェンドリーの裸体に3匹のヒルを置いていきます。
そこにスタニスとダヴォスが入ってきて異様な光景に引き気味にも見えますが、スタニスはジェンドリーの血を吸ったヒルを炎の中に1匹ずつ放り込みます。
ロブ・スターク、ベイロン・グレイジョイ、ジョフリー・バラシオンの3人の名前を挙げながら。
“王の血”でどんな呪いになるのでしょうか。
披露宴ではジョフリーが未だに自分のおもちゃだと認識しているサンサにちょっかいをかけ続けます。
種付けはラニスターなら誰でもいいだろうとかなんとか言ってますし“床入りの儀を!”と伝統行事だかなんだか知りませんが花嫁をベッドに運びドレスを脱がせる儀式をさせよう”とはしゃぐクソガキ。
酔いに酔ったティリオンはあまりのウザさにテーブルにナイフを突き立て“お前が花嫁とヤる時木の棒を使う事になるぞ”つまりアソコを切り落とすぞ、と脅します。
立派な反逆罪にあたりそうなスカッと発言にブチ切れるジョフリーでしたがタイウィンのフォローでその場はなんとか収まりました。
サンサを連れて寝室に戻ったティリオンは、まだ14歳だというサンサの若さに改めて愕然とし、タイウィンから“床入りで結婚を完全にしろ”と命じられたが、その気になれる日が来るまで無理をする必要はないとサンサに言います。
湯浴みをするデナーリスの世話をしながら話すミッサンデイ。なんと19もの言語を話せるらしいです。何リンガルだ。
そこへデナーリス暗殺を企てたメロからの刺客としてアンサリードの鎧を身に纏ったダーリオが現れメリサンドルを人質にとります。
乳首が半分出た状態で応対するデナーリス。
ダーリオはなんと袋からメロとプレンダールの生首を出し、意見の相違で殺したと言います!
美のために戦うと言っていたダーリオ、デナーリスの美しさを前にしてセカンド・サンズ《次子》ごと寝返ったみたいです。そんなぁ(笑)
サムはハートツリーの近くにあったボロ小屋で野宿をしようと提案します。小屋で暖を取っていると外から聞こえてくる鴉の鳴き声がどんどん大きくなってきました。
恐る恐る様子を見に出るとハートツリーにひしめく大量の鴉が。
急に鳴き声が止まると、木の陰からホワイト・ウォーカーが現れ近付いてきてサムの剣を握り砕いてしまいます。
“この子を奪いに来た!”と叫ぶジリと息子に近付くホワイト・ウォーカー。
もうダメかと思ったその時、サムが持っていたドラゴングラス《黒曜石》でホワイト・ウォーカーを刺すと一瞬にしてボロボロになり消滅しました!
鴉の大群に追われながら逃げる二人。
ドラゴングラスめっちゃ強いやん。
セカンド・サン《次子》
メロ
ブレーヴォス人。次子の司令官。
通称タイタンズ・バスタード《巨人の落とし子》。
プレンダール・ナ・ゲズン
メロの側近。隊長。黒髪。
ダーリオ・ナハリス
メロの側近。副長。金髪三つ編み。
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