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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌  5話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 DVDセット(5枚組)

EPISODE 5 イースト・ウォッチ Eastwatch

あらすじ

奇襲に成功したデナーリスは生き残ったラニスター兵たちにある選択を迫る。“三つ目の鴉”となったブランは“死の軍団”が“壁”に向かっていることを確認し、直ちにジョンと“知識の城(シタデル)”に使い鴉を送る。ウィンターフェルでは、アリアがリトルフィンガーに対する警戒心を強くする。北に迫る脅威をサーセイに認識させるため、ティリオンは王都に潜入しジェイミーに会う。同行したダヴォスは町の鍛冶屋で、ある人物を見つけドラゴンストーンに連れ帰る。   

ネタバレ感想

ブロンもジェイミーも生き延びたようでひとまず安心しました。

ボロボロになったラニスター軍の生き残りを集めたデナーリスは、サーセイの私利私欲にまみれた悪しき統治を非難し「選びなさい、私に跪き共によりよい世界を創建するか私に逆らい死ぬのか」と極端な二択を迫ります。

ドラゴンの威嚇におののいたほとんどの兵が膝をつく中、参戦していたターリー家は立ち向かいます。

ランディルはウェスタロスで生まれ育ったサーセイの支持を表明し、実の父を殺しこの地に繋がりを持たぬデナーリスについたティリオンを批判しました。

ドスラクに連れて行かれそうになる父親を見て自分もと小顔過ぎる息子ディコンも名乗りをあげます。

ターリー家の血を途絶えさすなと止めるティリオンですが、ディコンも譲らず。

幽閉を提案するティリオンですか、デナーリスは火炙りの処刑か服従かの二択以外に道はないとキッパリ。

こうしてターリー家の父子はドラカリスの合図で炎に包まれ見せしめかの如く生きたまま灰にされるという悲惨な最期に終わるのでした。

命からがら王都へと戻りサーセイへの報告をしたジェイミーはドスラク人の殺戮と巨大兵器スコーピオン《蠍》もドラゴンの前では役に立たなかった事を伝え戦況は絶望的に不利だと話しますが、オレナがジョフリー暗殺の真犯人だったとも分かりますますはらわたを煮え繰り返すサーセイには戦いを諦める事はできないよう。

もはや勝ち目のない戦など避けるべきだと進言するジェイミーに「戦死かひれ伏して死ぬかのどちらかよ 分かるわね?」と全く聞く耳を持ちません。

 

デナーリスと共に帰還したドラゴンを恐る恐る触れるジョン。

いつ火を噴くかという緊張感の中、ドラゴンはジョンに撫でられて気持ち良さそうに目を瞑りました。これはデナーリスも予想外だったみたいですが、ドラゴンが敵意を剥き出しにしない事こそがターガリエンの血を引く者の為せる技なのでしょう。

ジョンとデナーリスの元へドスラク人に連れられたジョラーがやって来ました!

こちらも久々の再会で、ジョラー・モーモントと紹介を受けたジョンは、父であらジオーに仕えたと伝えます。サムに治して貰った事を伝えてあげて欲しいですね。ジョンはきっとそれだけで喜ぶでしょうし。

 

鴉の目でホワイト・ウォーカーが死の軍団を引き連れて行進する様子を偵察したブランはすぐにシタデルへ使い鴉を飛ばさせます。

この文書を読むメイスター達の「不自由児が死者の行進を見たと言う」という言葉でブランからの手紙だと察した雑用係サムは「返答の義務があります」と、ブランを壁に案内した事があり、壁の向こうに行ってなお生き残った彼の話を聞くべきで、学匠達が『長き夜』について調べれば何か分かるかもと嘆願しますが、アーチメイスター《大学匠》は、文書を送ってきた学匠ウォルカンに確認を取ってみると受け流すだけに終わりました。

更にメイスター達はデナーリスのドラゴンにサムの父と弟が焼き殺されたと報せを受けているにも関わらず、まだサムにはこれを伝えていないそうです。

ターリー親子を悲惨な火刑に処したデナーリスに危機感を持つヴァリスは、良き相談役の腕でどうにか狂王と同じ轍を踏ませまいとティリオンに話しています。

北の王宛に届いたブランからの密書には、ブランだけでなくアリアの無事と、死の軍団が東へ行進している事が書かれており、急ぎ戻らねばと焦るジョン。

足りないながらも今の戦力で戦うしかないと話すジョンに、自分が今居なくなればサーセイが侵攻してくるのは間違いなく北へ応援に行くことは出来ないと話すデナーリス。

ここでティリオンが、死者の軍団を信じていないサーセイにワイト《亡者》を一人送りつけて存在を証明すればあちらもそれどころではなくなると提案します。

サーセイが唯一耳を貸すジェイミーにティリオンが謁見を取り計らってもらい、ラニスター兵に見つからず王都へ忍び込む為にダヴォスの助けを借り、肝心の死人捕獲は帰ってきたジョラーがどうにかするとようやく皆が一つの難題に向かって団結し始めました。

ジョラーを手伝うのに野人を派遣しようと考えるも、野人が認めるのはジョンだけなので、北の王であるジョンも唯一ホワイト・ウォーカーを知る者としてこれに加わると宣言します。

もちろん止められ、デナーリスからも「許可してないわ」と言われようと「陛下の許可は必要ない 私は王だ」とキメるジョン。

「危険を顧みずここへ来て、見知らぬあなたを信じたのだからあなたも見知らぬ私を信じてくれ」と熱く語ればデナーリスもこれに応えてくれました。

 

ウィンターフェルでは不在のジョンへの鬱憤がたまり、サンサを代理ではなく北の王にすべきだとの声が諸侯達から上がっております。

その様子を見ていたアリアは「ジョンへの侮辱を黙って聞いてた」と父と母のものだった部屋を使うサンサに指摘しますが、「彼らの不満を聞くのもレディの責任だからよ」とそれらしい意見を返されます。ほんとにそれだけでしょうかね。

団結が必要だと諭すサンサに、「ジョンが帰らなかった時に味方が必要だもんね」と痛烈な嫌味で返したアリアに一票入れたいところです。

 

キングスランディングに入り込んだティリオンは、ブロンと話をつけ人目のない地下にジェイミーを呼び出し休戦のための提案を示しました。

共に王都について来ていたダヴォスは、この密会には付き添わず蚤の市に出向きます。

鍛冶場でようやく見つけたのはスタニスに捕らえられメリサンドルの生贄にされかけていたところを逃してやったロバート王の落とし子ジェンドリーです!懐かしい!

話が早過ぎるジェンドリーは、父親を殺し、自分もいつ標的にされるか分からないラニスター家のために武器を作る自分に日頃から疑問を抱いていたようで、何も聞かずにダヴォスについて来てくれる事になりました(笑)

剣の代わりにハンマーを片手に小舟へ戻ったジェンドリーとダヴォス。そこへ現れた金マントのラニスター兵が二人。

貿易商のフリをして彼らに賄賂を渡し事なきを得ようとしますが、舟の中身は何だと聞かれ緊張が走ります。

ダヴォスはサッと詰んであったハンマーを隠し、偽装用にあらかじめ用意していた発酵蟹を見せると兵士達も信用してくれますが、間の悪いことにそこへ戻ってきたティリオン(笑)

正体がバレかけ危うくなったと同時にジェンドリーがハンマーで容赦ない一撃を下しなんとか逃げられました。

 

ジェイミーはティリオンに会い、死の軍団が七王国へ向かっていることやデナーリスから停戦の申し入れがあったと伝えますが、サーセイは既にこのやり取りを把握しており無断で面会させたブロンの事まで知っていたようです。

それでも止めなかったのは、戦局が極めて不利な戦においてドラゴンの女王と和解する事は最善だと考えたからだそうで、「ただしどんな敵でも邪魔するものがいれば倒すだけよ、この子のために」とお腹をさすります。

なんとまーーたジェイミーの子を授かったようで、一瞬戸惑い「民が困惑する」と漏らしたジェイミーに『獅子は羊のいう事を気にしない』という父親の教えを思い出させるのでした。まじか。

 

散々ややこしいことになるから父親の事と本名は明かすなと架空の設定と偽名まで考えていたダヴォスでしたが、ジェンドリーはジョンに紹介された途端食い気味に「ジェンドリーだ ロバート・バラシオンの落とし子です」と名乗ってしまい笑えます。

驚いたジョンですが、ジェンドリーの屈託の無さと気合いに思わず笑い、お互いの父親が良き友だった事も手伝って、戦力になるならと応援を頼みました。

北へと出発するジョラーやジョン達をティリオンとデナーリスが見送ります。

 

深刻な事態が迫る中、いつまでもホワイト・ウォーカーに関する資料すら読めず、どうでも良い内容の写本作業を続けることに苛立ちが募りついに思い立ったサムは、特別室から沢山の本を盗み出しジリと息子を連れてシタデルを後にしました。

ちなみにジリが暇つぶしに読んでいた記録にあった『ラガーの婚姻破棄をして秘密裏に執り行われた婚姻』というのはレイガー・ターガリエンと拐ってきたリアナ・スタークの事ですよね。

え、つまり正式な婚姻があったのなら二人の子であるジョンはますます王子様なのでは…?

 

リトルフィンガーの怪しい動きを監視するアリアは、学匠が持ってきた紙切れを「これが唯一の写しか?」と確認し、「レディ・スタークが喜ぶ」と話しています。

サンサの頼みなのか、サンサの名を語って周りを動かしているのか。大方後者でしょう。

リトルフィンガーの部屋の鍵をこじ開け忍び込んだアリアが見つけたのは、昔サンサがサーセイに脅されてロブ宛に書かされた手紙でした。

その内容は、正当な王であるジョフリーに忠誠を誓うべきだとするものでしたが、何も知らないアリアからすれば自分の姉が父親を殺した相手に寝返った傲慢な糞女にしか見えない訳です。

部屋から出るアリアを物陰から見届けるリトルフィンガーの策略とは気付かぬまま、姉妹の仲違いは本格的なものとなっていくのでしょう。

 

野人が守るイースト・ウォッチに到着したジョンはこれからワイトを捕獲するという作戦を話します。

ブライエニーを気にしながら、足手まといになるからと残る決意を表明したダヴォスに「言えてる」と返したり文字通り自由なトアマンドが唯一の癒し空間です(笑)

無謀な作戦に驚きながら、他にも壁の向こう側に行きたい者がいるとして、牢に捕らえたブラザーフッドの元に案内します。そこにはハウンドの姿も。

あー、ハウンドが炎の中にホワイト・ウォーカー達の進軍を見たんでしたっけ。

かつてブラザーフッドと行動を共にしていたところをメリサンドルに売られた過去のあるジェンドリーは警戒心剥き出しで、ソロスがジョラーの存在に気づくと、モーモントの名前を聞いてジョラーの父であるモーモント総帥と因縁の過去がある野人トアマンドも敵意剥き出しに。

敵同士相入れなかった者達が同じ時に同じ理由で同じ場所に向かおうとしている事実は胸熱ですな。

ジョンはこの事実に彼らを仲間だと認め牢から出し、共に壁の向こうへと一歩踏み出すのでした。

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ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌

▼次回、エピソード6

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