海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン5　19話ネタバレ感想

第19話『ゆがんだ絆』“Tying the Knot”

あらすじ

アリシアが長年のクライアント、コリン・スウィーニーを訪ねて行くが彼の家に死体が発見され、彼女は望みたくない証人役になる。一方、ザックの不幸な写真により、ピーターがトラブルになる気配がありイーライが助けにいく。

ネタバレ感想

どこぞの会社と合併するらしいコリン・スウィーニーに、その契約へのサインを貰うべくパーティー中の自宅に出向いたアリシア。

合併の暁にはフロリック&アゴスにボーナスが出るようで、ケイリーに急かされのらりくらりといつもの調子で話が進まないコリンを動かすために必死です。

開かれていたパーティーは婚約を祝ってのものらしく、合併先の幹部〈レナータ〉がお相手だそう。あれ、子持ちの婚約者はどうなったんでしたっけ？

とにかくビジネス面もプライベート面もレナータと共にするようでお熱い二人ですが、レナータのパートナーの〈モーガン〉は動物愛護に力を入れており、スウィーニーの会社に動物実験を取り入れた製薬会社がある事で懸念を示し、合併には反対されているようです。

アリシアがなんとかスウィーニーのサインを貰い、やれやれと思ったところでまーた事件が起きます。

なんとモーガンがバスルームで首を吊って亡くなっていたという状況で、数年前に引き続きまたしてもスウィーニー宅で人が死んでいる現場に居合わせる事となったアリシア。

駆けつけた警察官によるとモーガンは自殺に見せかけられた他殺だそうでやはり疑わしいスウィーニー。

バスルームと繋がる拷問部屋が発見され、追及されるスウィーニーとレナータでしたが、堂々とSMの趣味を語り出してしまうあたりが何とも言えません。

「性的な快楽を追求する日本の芸術」として『縛り“SHIBARI”』を愉しむための部屋らしく、「ポルノではなく芸術」とは言われておりましたが、なんて不名誉なフューチャーのされ方でしょう(笑)さすがはHENTAIの蔓延る国です。

アリシアのやや偽証気味の証言からスウィーニーのアリバイが立証され、レナータにその矛先が向き彼女は逮捕されてしまいます。

アリシアは直々にダイアンにこの代理人を頼み、頼り甲斐のあるダイアンの手腕で無事に不起訴で幕を閉じたこの一件。

ただし。ケニングとコリン・スウィーニーが絡むと後味が悪くなると決まっているのです。

レナータはアリシアに礼を言い、悪びれもなく自らの罪を自白します。

「コリンと私には何の共通点もなかったの、住む世界があまりに違っていたし彼にしか出来ていない経験があったのだけど、人の命が消える瞬間を見るなんてどんな気持ちだろうって思ったわだけど今回の経験を通してやっと私たちに共通点ができたから結婚後も絆が強くなるはず」と。これにはアリシアも戦慄の表情で立ち尽くしかありませんでした。

さて、ウィルが殺害された原因を誰かの責任として擦りつけたい検事局のスケープゴートにされかかっている検事補〈フィン・ポーマー〉でしたが、現州検事〈カストロ〉の汚いやり方に反発したアリシアは「出馬を表明すれば、対抗馬を解雇する事は出来ないからクビにならずに済むわ」とぶっ飛んだアドバイスをしておりました。

が、どこかでまだ信じたかった友人でもあるカストロがいよいよ本格的に自分の休職を命じ出すとフィンも手段を選んでいられず職を守るため「次の選挙で州検事に立候補するつもりだ」と宣言します。

アリシアはこの決意を祝福し、立候補に必要となる署名を支援するためイーライにヘルプを出します。

7000人分の署名を急遽頼まれ「1時間ください」と余裕の返答のイーライがかっこよすぎて変な笑いが出ました。

ピーターで慣れている事もあり、アリシアの的確で迅速な対応はさすがです。

カストロはというと、アリシアを弁護士につけ結託しているフィンが対抗馬となることに不安を覚えたのか、ピーターに推薦が欲しいと擦り寄ってきて足掻いておりましたが、イーライの忠告などどこ吹く風のピーターは、公の記者会見でフィンの名前を出し彼を応援すると宣言したのです。

これを中継で見ていたフィンの唖然とした顔と、その瞬間に生じたピーターの任命責任も相まって、選挙参謀としてフィンの当選に全力投球すると決めたであろうイーライからの早速の連絡のコンボがワクワクさせてくれました。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン5