海外ドラマ≫≫the good wife グッド・ワイフシーズン5　10話ネタバレ感想

第10話『遺言状』“The Decision Tree”

あらすじ

元クライアントがアリシアに億万ものドルを遺贈したがロックハード&ガードナーは死別した妻に代わって遺言を争う。一方、ダイアンはデイミアンの履歴の調べをカリンダに頼む。そして、この第１００話にイーライとマリリンはフロリック・アゴスのホリデーパーティーでピーターがアリシアの卑しいクライアントと一緒に見られる事を案じる。

ネタバレ感想

以前撃たれて亡くなった元顧客マシュー・アッシュボーがアリシア個人に対し1200万ドルもの遺産を残すと記した遺言状があったようで青天の霹靂に仰天するアリシア。

マシューの妻の代理人となり、アリシアに報せる前に相続を潰しておきたかったL.Gの策略で、出資金15万ドルの返金に必要な退職の書類の中に「マシュー・アッシュボーからの利益は得られない」と要項を入れ込んでくる卑怯なやり方が仇となりこれがヘイデンの目につき遺言状の件が明らかになったのです。

未だ怒りが収まっていないウィルはアリシアを攻撃的に証言台に引きずり出し、頭の中のアリシアと何度も私情を交えた尋問の練習をしては身体を重ねた日々を思い出し自分の首を絞めたりしており、何を苦悶しとるか、と見ていて苦笑いが出てくるほどです。お互いに過去の事を引きずりながら敵対し、可愛さ余って憎さ百倍なのか、はたまたその逆で憎悪が燃え上がるスイッチとなるのかいい加減にしてもらいたい二人です。

これにキッチリ終止符を打ったのはやはりアリシアの方。マシューを惑わせ遺言状へのサインを操ったのかという問いに対し、イエスと答えてしまうもそれは「家族法部門のディヴッド・リーから遺言状へサインするよう圧力をかけてくれと頼まれたからです」ともう一方、つまりは妻に全財産を残すという遺言状の方への関与だったと証言し大逆転となりました。

とは言え、その後貸金庫からマシューの遺言状が他に4通も見つかり、それぞれの受益者は別の女性の名になっており全てが無効になるだろうとの連絡が入ったので降って湧いた1200万ドルはそのまま霧のように消えてしまうこととなるのですが。

事務所はホリデーパーティーの招待状を800人に出すも、出席の返事があったのが40人だけという現状に知事パワーを使わざるを得ないとアリシアにピーターへのお誘いをかけるよう頼むケイリー。

何故ここまで不遇なのかというと出来立てホヤホヤの弱小事務所…だからではなく、同じ日にパーティーを開く事にしたL.Gの嫌がらせが原因だそうです(笑)

現金なもので、ピーターが来るとなるや否やキャパオーバーの835人から出席の知らせが届き逆に困ってしまうほど。

州検事時代に倫理規定に背く司法取引をしたコリン・スウィーニーもパーティーに出席すると知り、同じ場にピーターが居合わせるのはマズイと必死に回避策を打ち出したイーライの努力むなしくピーターは結局パーティーに顔を出すのですが、コリンがフライトの都合で欠席となった代わりにそこには予想外にも麻薬王ルモンド・ビショップの姿もあり、飲まなきゃやってられん状態のイーライ。

さらにはお腹の子の名前を『ピーター』にすると言い放つマリリンにそりゃ酒も噴き出しますわな。

グッド・ワイフ彼女の評決シーズン5