何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌  2話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌 DVDセット(5枚組)

EPISODE 2 嵐の申し子 Stormborn

あらすじ

デナーリスは故郷に着くなりオレナ・タイレルとエラリア・マーテルを召喚し、サーセイを打倒する戦略を告げる。一方、北へはスターク家と北部諸侯の援軍を得るために、ウィンターフェル領主ジョン・スノウに使い鴉を送り、女王デナーリスに謁見し忠誠を誓えと命じる。サムからの便りで、ホワイト・ウォーカーを倒すのに必要なドラゴングラスがドラゴンストーンで大量に採れると聞いたジョンは、デナーリスからの召喚に応じようとするが…。   

ネタバレ感想

故郷ドラゴンストーン城に着いたデナーリス一行。

ドラゴンと軍団というパワーで制圧するのは簡単だが、名家を味方につけ女王になる方が賢い選択だとティリオンやヴァリスからアドバイスを受けています。

デナーリスは仲間になったヴァリスが、かつて父親が玉座についていた時代にはターガリエンに仕え、その後はロバート王についたり、またこうしてラニスターを裏切ったりと身のあり方を転々と変えていることを手厳しく追及し、きっと一番聞きたかったであろうロバート王時代に自分を暗殺しようと指令を出したのは誰かと問い詰め、ヴァリスはタジタジになりながらも自分の意思でデナーリスを女王にふさわしいとして選んだと話しました。

シーズン1の暗殺未遂がここに尾を引いてくるのが良い伏線になっていて面白い。毒入りワインを飲みかけたところをジョラーに助けられたんでしたっけ。ジョラーもさっさとデナーリスと合流する事になりませんかね。

そうこうしているとドラゴンストーン城には黒の城から追放されたメリサンドルの姿が。

ミーリーンでデナーリス布教に活躍してくれたロードオブライト一派だと分かり歓迎を受けたメリサンドルは、「長い夜が訪れ約束された者のみが夜明けをもたらす」と告げます。

そして、ナイツウォッチの総帥として野人を受け入れ、今は北の王となり野人と北部諸家をまとめ上げ危機を回避した有能な男ジョンの存在を話し、ぜひともジョンに一度会ってみるべきだと伝えるのでした。

これまた大昔に黒の城まで一緒に行ったティリオンもジョンは信用できる人物だと太鼓判を押します。

ついに隠れ親戚が顔を合わす時が来るようで胸が熱くなってきました。どうやって自分達の関係に気付くのか楽しみです。

こうして送られたティリオンが書いたデナーリスから招待を受けているという内容の伝書がジョンの元へと届きました。

ティリオンをよく知るサンサは、彼は他のラニスターと違い優しかったけれど、『暴君サーセイの統治を共に終わらせよう』という内容に関しては「危険過ぎる」と判断します。

一方ダヴォスは、ドスラク人の騎馬隊やアンサリードという強力な兵を従える女王は危険なれど、火に弱い死の軍団に対抗するにはドラゴンの女王は協力な味方になってくれるかもしれない、と考えを述べました。

 

サーセイ女王は僅かなラニスター派を脅し集め、長年忠誠を誓ってきたオレナ・タイレルが謀反を起こしドスラク人達を連れてウェスタロスにやって来ると話し、今こそ一致団結して戦おうと唱えておりますが、イマイチ響いておりません。

ジェイミーは、サムの父親でもある〈ランディル・ターリー〉にサーセイへ改めて忠誠を誓ってくれと頼み、戦に勝利した暁には南部総督の座を約束しますが、ランディルは長年オレナと付き合いがあるようでどう転ぶ事やら。

キングスランディングの地下には、かつてロバートがターガリエン王家を討ち滅ぼした際に倒したドラゴンの骨が眠っており、ドラゴンを持つデナーリスへの対抗手段を考えていると言っていたクァイバーンは密かに対ドラゴン用の巨大な兵器を技師達に造らせていたそうなのです。

サーセイが巨大兵器の弓を引けば、ドラゴンの骨にグサリと刺さる程の威力を発揮しました。

 

作戦会議を開くデナーリス一派。

勢力を増すごとに内部衝突も起こりますが、デナーリスとティリオンの推す作戦ではキングスランディングを一切攻撃せず周りをウェスタロス人であるタイレル家とマーテル家に包囲させる事で攻撃する理由を与えず秤量攻めにし、アンサリードはその間に長年ラニスター家が拠点としてきたキャスタリーロック城を落とすと宣言し賛同を得ます。

オレナだけは、「ティリオンは賢いけれど、あなたはウェスタロスの諸侯と違ってドラゴンなのだからドラゴンになりなさい」と忠告しておりましたが。

ミッサンディとグレイワームはしばしの別れを惜しみながらついに気持ちが繋がったようでよかったよかった。奴隷時代に去勢している部分を見られる事に最初は尻込みしたグレイワームでしたが、ミッサンディの押しが良かったですな。

 

グレースケール《灰鱗症》が進行しているジョラーが正気を保てるのはあと半年程だろうとアーチメイスター《大学匠》が判断するも、彼を不憫に思うサムはグレースケールが治ったシリーンの例を持ち出したりしますが大人と子供とでは進行に違いがあるとしてやはり相手にされません。

家族に残す言葉を聞いた際、「ジョラー・モーモントだ」と名乗った事で世話になったナイツ・ウォッチ元総帥の一人息子だと気付いたサムは彼を死なせまいと夜な夜な重度の灰鱗症を治療した記録片手にジョラーの病室に忍び込みます。

手の施しようがないと言われたジョラーですが、サムは記述に従い感染した上皮を全部剥がして軟膏を塗るというあまりに痛グロ過ぎる荒療治を施すのでした。あぁぁぁぁ、痛い。ジョラーさん迫真の演技でもう見てられません。

 

アリアは懐かしのホットパイが働く宿屋で感動の薄い再会を果たし食事をとります。

ホットパイからビッグ・レディ…つまりブライエニーに会ったかと尋ねられ、話のついでにボルトン家からウィンターフェルは奪還されジョンは今や北の王として君臨していると聞かされます。

あまりの変わりようについていけないアリアですが、急ぎ行き先を北に変更したみたいですね。

その頃ウィンターフェルのジョン宛にシタデルのサムから伝書が届き、ドラゴンストーンに大量のドラゴングラスがあるということ、更にサーセイを引き摺り下ろそうとする軍もドラゴンも持つデナーリスからの召喚に応じるという決断を民の前で発表します。

サンサを始めとする諸侯達からは猛反対を受けたジョンですが、何より死の軍団を間近で見てその脅威に立ち向かおうとする気持ちは揺らぎません。

それまで「故郷も民も見捨てるのね!」なんて大勢の前でジョンを糾弾していたサンサも「私が戻るまで北を頼む」と託されれば満更でもない顔で頷いておりました。これにニヤリとするリトルフィンガーもおりますし、戻ってきた時ジョンの居場所は果たしてあるのか…。

 

旅立つジョンに近付いたリトルフィンガーは、サンサ達の母キャトリンを愛していた事を認めた上に「サンサの事も同じくらい愛している」なんて言ってしまい激情したジョンに危うく締め落とされる寸前でした。

「妹に触れたらこの手で殺してやる!」とジョンが息巻くのが微妙に納得いきませんが。幼少期を共に過ごしてきた尊敬する父ネッドの娘なので守るのは当然と言えば当然ですが、ジョンに懐いていたアリアと違ってサンサは落とし子を憎む母の影響からかジョンに冷たくあたり、今現在も何かと反発し合うような関係性ですし。

そこまで思っているならサンサを一人残してウィンターフェルこら離れたのは確実に間違いでしたな。リトルフィンガーはジョンが考えている以上に曲者なはずです。

 

故郷ウィンターフェルに向かっている道中で焚火をするアリアは、ジョンとはすれ違いで感動の再会はしばらくお預けとなりそうですが、もう一つ別の再会を果たします。

一体どこに行ったんだ…と個人的に気になっていたので連れていた馬の落ち着きがなくなったあたりでピンときました。

周囲をオオカミに囲まれたアリア。そして最後に現れたのは一際大きなダイアウルフです。

ひと目見るなりシーズン1でジョフリーを噛んでしまったがために処刑されてしまう運命から逃がそうと野に放したナイメリアだと気付いたアリア。

手を差し伸べ「ウィンターフェルへ一緒に行こう」と語りかけるも、ナイメリアはプイッと踵を返して他のオオカミを連れて去っていってしまいました。ナイメリアにもナイメリアの人生があるのでしょう。なんだか切ない気持ちにさせてくれますが、とにかくお互いここまで元気に生き延びて何よりではないですか。

 

キングスランディングに包囲網を仕掛ける準備のためドーンへの船旅を楽しんでいたグレイジョイとマーテルの面々。

そこへ突然ユーロンが大規模な奇襲を仕掛けてきました!

船は炎に包まれ、闇夜に紛れた猛攻になす術もなくオベリンの娘2人は殺され、エラリアと娘は捕虜として連れ去られます。

ついにはヤーラもユーロンに捕らえられ、対峙するシオンは挑発を受けるもラムジーに植え付けられたトラウマが蘇ったのか文字通りタマ無しの臆病者かの如く姉を見捨てて海に飛び込んで逃げてしまいました。

何という救いの無い描かれ方なのでしょう、シオン…(笑)

これから姉上奪還にかなり尽力してもらわないと帳尻が合わないレベルの大失態でした。

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌

▼次回、エピソード3

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー