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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏  8話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏 DVDセット(5枚組)

EPISODE 8 堅牢な家(ハードホーム) Hardhome

あらすじ

ジョラーとティリオンは、ミーリーンの大ピラミッドでデナーリスに謁見する。サンサがウィンターフェルから逃げたがっていることをラムジーに密告したシオンは、サンサに責められるなかでブランとリコンを殺していないと告白する。一方、“堅牢な家”に到着したジョンとトアマンドは野人たちを集め、ホワイト・ウォーカーが襲ってくる前に“壁”の南に避難するよう伝える。

 ネタバレ感想

ジョラーとティリオンはミーリーンに連れて来られたみたいです。

ターガリエン家の“狂王”を殺し王座から引き摺り下ろした事で“キングスレイヤー《王殺し》”の異名を持つジェイミーはもちろん、一族を壊滅させた戦での宿敵であるラニスター家の者ならば復讐せねばならないと言うデナーリスに“生まれてくる時には母上を、そして父の心臓も矢で貫いた自分は一番のラニスター殺しでしょう”とタイウィンを我が手で葬った事を話すティリオン。

噂で聞いているデナーリスに会ってみる価値があると言ったティリオンに“私があなたの話を聞く価値はあるのかしら”と手厳しいデナーリスでしたが“1人で世界は変えられない”として以前ロクでもないジョフリー王にさえ“王の手”としてよく仕えた事を踏まえ、“立派な王に仕えるのなら私はよき相談役になり得ます”と続けます。

小手調べと言った感じでジョラーの処遇について聞かれたティリオンは“彼はあなたのためなら命も捧げる忠誠心を持ち、もはや密告者ではありません 裏切りは事実でも忠実な者を殺せば忠誠心を得られない ナロー・シーを越え統治者となるのならより多くの忠誠心が必要です ただ彼は側には置けない”と見解を述べそのままジョラーは追放処分となりました。

処刑を免れさせるために今のティリオンではこれが精一杯だったのでしょう。

 

サーセイの牢に入っていくシスターみたいな女性、暗くて最初オレナの面会かと思いましたが雀達の一員っぽいですね。

“罪を告白しなさい”と迫り言う事を聞かないサーセイを容赦なく叩いておりました。

 

アリアはラナという少女になり切ってその生い立ちや詳細な情景をジャクェンに話し聞かせます。

ラナの話を聞き、数多の顔の神々に仕える資格があるから曲がる方向を右に変えて港に向かえと指示するジャクェン。

アリア、もといラナがその通り港に向かうとそこには賭博師の男が。船長の船が目的地に着けばその賭博師の勝ち、船長が勝つのは自らの命を失う時だけ、という掛け捨て保険みたいな賭博をしているようです。

しかし実際に男は船長が命を落とし賭けに負ける事となっても船長の家族への支払いを拒んでいると教えるジャクェン。

父親を亡くし金も払われない家族達が助けを求めるのは“数多の顔の神々”だそう。

ラナになりまた波止場へ戻って男をよく観察しろ、そして男への“贈り物”として小瓶に入った毒薬を飲ませるようにと指示します。

あまりに事細かに作られた作り話かと思いきや現実に居る人間が関わってきている感じです。アリアがブランのウォーグみたいに遠くにいるラナという少女に入り込んだのか、ラナという少女を現実世界に創り出したのか、後者なのでしょうか。

頭でなりきり創り上げた存在を意のままに操れて実際に居る人間に干渉できるなんてかなりチートな能力ですが何か大きなリスクもありそうですね。

 

クァイバーンが“姦淫、大逆、近親相姦、ロバート王殺害に対する裁判がじきに行われます”とサーセイに伝えに来ました。

グランド・メイスターパイセルがサーセイの叔父ケヴァンをキャスタリーロック城から呼び戻し、クァイバーンが任命されていた“王の手”の地位を与えたようですがサーセイの現状を知っても助ける気はないようです。

王であるトメンならその絶対的権力でまだ何とかできるかもしれませんが、母親と妻が投獄され動転し食事もとらず引きこもってしまっているそう。なんともナイーブなトメンらしい。

一つだけ牢から出れる方法がある、と罪の告白をするよう勧められますが“私があの男を取り立ててやったのよ!平民に跪き許しを請うたりしない!”と怒りを露わにしました。

 

 

裏切り者のシオンがサンサの部屋に食事を運び込みます。

“どうして彼に話したの?”とご立腹のサンサに“助けようとしたのです、逃げようとしても叶いません永遠に”と自分もかつて逃げ出そうとしたが捕らえられ磔にされた過去を話します。

悲惨な目に遭ったシオンに対し“よかった お前のせいで私は家族を失った ラムジーがしたのと同じことをしてやりたいわ”と言い捨てたサンサに激しく動揺するシオン。

詰め寄り問いただされ殺したのはブランとリコンではなかった事を白状しました。

勝手にこんな事を話してはラムジーに何をされるか分からないと狼狽え出て行ってしまったシオンと、弟達が生きているかもしれないと知り呆然とするサンサ。

 

北部の厳しさでスタニスの6000の軍勢などどんどん減っていくだろうから手を下さず待てばいいとするルースに対し、ラムジーは“南部からの侵略者に対しボルトン家がどのように対処するのか見せてやるいいチャンスだからこちらから急襲して壊滅させる 20人の精鋭がいれば十分です”と何か策を講じているようです。

 

ティリオンとデナーリスはワインを酌み交わしながらお互いに恐ろしい父親を持つ恐ろしい子供同士だと話します。

同じ望まない結婚でも、結局夫を殺した姉サーセイとは違い大義を持っての決断ゆえそんな事はしないと断言したデナーリスを見て、ヴァリスが女王に賭けた意味を見出せたティリオン。

この20年間命を狙っていたヴァリスが自分の事を“生きる希望になる”と評しティリオンに会ってみるべきだと説得したと聞き、ティリオンの臆さぬ姿勢も評価したようで正式に相談役に指名するデナーリス。

鉄の玉座が欲しいと聞き“ウェスタロスではくこの町で善政を敷くのが最善では?”とアドバイスしたティリオンですが、デナーリスは“故郷へ戻って終わらない戦いの歯車を止めるのではなく壊しにいくのよ”と答えました。

 

またしてもデナーリスに追放されたジョラーはなんと自分を奴隷として買った男の所へ戻って来て女王の前で闘える大闘技場に出たいと訴えます。

わざわざ自由を捨ててまで戻ってきた理由を問われ“自由よりも女王のために闘いたい”とまだまだ諦めていないようです。一途ですね。グレー・スケールの進行は大丈夫なのでしょうか…。

 

水も食事も与えられていないサーセイの前に水を突き出し、罪の自白を促す女性。

買収にも動じないと分かり“最も残虐な方法であなたを殺すわ”と悪態をつくサーセイに対し差し出した水を床に撒き捨てます。

女性が出て行った後あまりの渇きに地面に這いつくばって捨てられた水を飲もうとするサーセイ。あのプライドの塊みたいな女性が…!

 

 

サムの傷を手当てするジリ。

そこに雜士の少年オリーが食事を持って来ました。オリーはサムに“総帥は野人を助けるためハード・ホーム《堅牢な家》に行ったけれども僕の親達は野人に殺された 何故彼らを助けるの?”とジョンが野人を仲間にしようと説得に向かった事にどうしても納得できない様子。 

“僕は死の軍団を見た ホワイト・ウォーカー《白き魔物》は生きている者すべてを襲う 時が来れば皆の力が必要になる ジョンの選択は正しいはずだと信じているし彼は必ず帰ってくるよ”とオリーを安心させようとするサムでした。

一方、ハード・ホームに到着したジョンは当然のように野人達の警戒を受けます。

鎧骨公でしたっけ?懐かしい。以前ジョンはイグリットに出し抜かれこの骨男に差し出され彼の前でハーフ・ハンドを刺したんですよね。

アマンドがロード・オブ・ボーン《鎧骨公》に裏切りだと馬鹿にされ突然ぶちのめしてしまいました。キレやす過ぎだろ。

野人のリーダー達を集め、“友にはなれないがホワイト・ウォーカーから自分たちの身を守る生死の問題だ”と話し、ドラゴングラスの入ったカバンを差し出し“守人の一人がこの剣で白き魔物を倒した 協力するなら武器を渡すから信じてくれ”と南の農地を与える事も約束し、「真の戦いが始まる時は加勢すること」を条件に提示します。

マンスの死に方を聞かれ馬鹿正直に“俺が矢で胸を貫いた”と言ったジョンにざわめき目をくり抜くとナイフを構える野人。

もうちょっと穏便に済む言い方あっただろ、ややこしい。

アマンドが止めに入り、自分達を襲ったスタニスがマンスの火あぶりを命じたがジョン・スノウは命に背いて慈悲の矢を放ったんだと事の顛末を聞かせ“こいつのように俺たちも今勇気を出して決断するんだ”と説得します。

“若造だが立派な指揮官だ こいつが俺たちを必要としてここまで来たように俺たちにもこいつらが必要なんだ”と聞き徐々に賛成の数が増えていく野人達。

しかしゼン族はリーダーが信用できない、と多くの者を引き連れて去ってしまいます。

用意していた船に乗り込みカースル・ブラックへ戻る準備を始めていると突然犬が何かに反応したように吠え出しました。

何事かと思うと、ワイツの大群が押し寄せてくるではありませんか!

ゼン族のリーダーが外側に居た仲間に構わず門を閉めさせます。

パニック状態になり逃げ惑い急いで船へと乗り込もうとする大勢の野人達の姿はさながらタイタニックのよう。

巨人とナイツ・ウォッチのエディソン達が居る小屋にもワイツが押し寄せてきます。

応戦を続けるほどに門を越え侵入してくるワイツ達。

混乱の中船を先に出させるジョン。

門を破られれば全員死ぬという状況の中、同じ敵を共闘して倒していくナイツ・ウォッチと野人勢。

戦いの最中、崖の上に並ぶ馬に乗ったホワイト・ウォーカー達の姿を見つけたジョン。

野人達の協力を借りてドラゴングラスを取りに行くジョン。小屋に入るとホワイト・ウォーカーが現れます!

ゼン族のリーダーが“任せろ”と相手を買って出てくれましたが瞬殺されてしまいます。

ドラゴングラスを目の前にホワイト・ウォーカーと対峙するジョン。

持っていた剣は一瞬で粉々に壊され、二階から叩き落とされ息絶え絶えに逃げる途中、モーモント総帥から貰ったヴァリリア鋼の剣を手にします。

振りかぶられもうダメかと思ったその時、例の剣で武器を受けると何故か剣は壊れず驚きの表情。そのままその剣でホワイト・ウォーカーを叩き斬ると相手は粉々に!

その様子をジッと見つめる別のホワイト・ウォーカーの姿が…。

 

子供のワイツに手を下せない女性の野人はそのまま食い殺されてしまいました。

ワイツの増援が加わりキリのない圧倒的な勢力差に逃げるしかなくなります。

なんとか船を漕ぎ岸から離れたジョン達ですが、陸にはまだワイツの餌食になっているたくさんの仲間が…。

悲惨な光景を見やるジョンに対し先ほどのホワイト・ウォーカーが両手を広げます。

すると殺されてしまった仲間達が動き出し青い目を見開きワイツとなってしまいました!

これはとんでもなくマズいですぞ…!!絶句するしかありません。

 

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▼次回、エピソード9

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