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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第八章:最終章 4話ネタバレ感想

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EPISODE 4 最後のスターク家 The Last of the Starks

あらすじ

第4話『最後のスターク家』…ナイトキングとの大戦が終わり、ジョンらは犠牲者たちに別れを告げる。その夜、デナーリスは勝利を祝う宴の席でジェンドリーをバラシオン家の当主に任命する。北部の人間から圧倒的な支持を得ているジョンを見て自分の立場に不安を覚えたデナーリスは、彼に出生の真実を誰にも明かさないよう説得する。いよいよサーセイとの王位争奪戦に挑むデナーリスらは海を渡りドラゴンストーンを目指すが…。

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ネタバレ感想

亡くなったジョラーやシオンの弔いシーンからの幕開けで、引きで見ると文字通り山のような戦死者を出した事を実感するウィンターフェル。戦には勝利しても陰鬱な雰囲気しかありません。

お通夜ムード満載な祝賀会の席では、何故だかデナーリスがジェンドリーがロバート・バラシオンの落とし子だと皆の前で公表し、「嵐の果て城“ストームズ・エンド”の領主はあなたがなればいい、ロバート・バラシオンの正式な息子、ジェンドリー・バラシオン公」と勝手に決めてしまいます。鍛冶屋からのえらい成り上がりに一同は沸き立ち、共に戦い勝利を挙げた事やこの計らいからドラゴンの女王として北部の人間にも支持され始めたデナーリス。

しかし、ジョンの持つカリスマ性の方が大きく、女王の手であるティリオンにも親しげに楽しむ兄弟や仲間が。サンサからは視線を逸らされるわでジョラーを失った今、孤立感を感じ始めたようです。

 

アマンドは相変わらずですが、ブライエニーは当然ジェイミーに持って行かれてそれを見守る周りの生暖かい目も笑えました。立ち直りが早いのもトアマンドの良さです。

お互いに服を脱いだ状態で「騎士と寝たことはない」「誰とも寝たことがない」というジェイミーとブライエニーの掛け合いにも思わず笑ってしまいました。良い雰囲気なのに(笑)

 

ジェンドリーはアリアに「君を愛してる、俺のそばに居てくれ…!俺の妻、そして嵐の果て城の公女になるんだ」と跪いてプロポーズ。しかしアリアはこの申し出をら受け入れません。

 

必死になるデナーリスは、ジョンへの愛というよりも自身が鉄の玉座に就くという悲願を達成するために人々が持ち上げるであろうジョンが正式な王位継承権を持つターガリエンの人間だという事を誰にも黙っていてくれと懇願。なんというかやはり一貫して傲慢さに近いモノを感じてしまうんですよね。

戦が終わったばかりで兵士たちに休息の時間を与えるべきだと話すサンサに噛み付いてサーセイ始末の後に鉄の玉座奪還作戦をすぐにでも敢行しようとするあたりも良い印象にはなりません。

それにジョンが乗っかってしまいサンサの意見を否定してしまうのもこれまた拗れそうな気配。

すぐにアリアに呼び出されたジョンは、最後のスターク家であるブランとサンサ、アリアの3人の居る場で、腹違いの兄でも落とし子の兄でもなく、ただの兄で自分達は家族なのだと言われると、これから話す事を誰にも喋らないと誓わせた上で真実を明らかに。

これを破ってティリオンに話してしまうサンサの気持ちも分からなくはないのですが、まさに泥沼です。

 

狡猾なブロンはラニスター兄弟の前に現れて、2人を見逃してやる代償として、サーセイの倍の報酬にあたるハイガーデンの領地を要求します。ティリオンはこの交渉に応じて合意に至りますが、ブロンのあの軽快な長台詞はなかなか見応えがありました。

 

船で王都へ向かっていた軍勢の上を悠々とドラゴンに乗って飛ぶデナーリスでしたが、一頭のドラゴンが鉄水軍を率いて待ち伏せていたユーロンに射落とされ海の中へ沈んでしまいます。

確かに貫通させるだけの威力さえあればあんなに大きな的はないかもしれません。

ドラゴンを殺され、ミッサンディは連れ去られてしまい、怒りに震えるデナーリスは王都への包囲で兵糧攻めにして民衆を動かすという当初の計画を覆し、罪のない人々の犠牲を払ってでも王都に攻め入りサーセイを滅ぼす、と。

「救いに来た都を破壊しないでください、倒しに来た敵のようになってはいけません」と決断の過ちを進言するヴァリスやティリオンの言葉も聞き入れてくれそうにはないほどお怒りですが、デナーリスに関してこの手の暴走は「またか…」という感じも(笑)

 

ドラゴン襲撃の一報をサンサから聞いたジェイミーは、本当にサーセイが窮地に立たされる状況で居てもたっても居られなくなってしまいます。

ブライエニーからの最初で最後の頼みを拒絶して卑劣な姉を救うために足掻き、王都へと馬を走らせてしまいました。家族であり双子であり、禁断の関係があったこの2人にはやはり根深い感情が健在だったよう…。

 

自分よりもジェイミーよりも子供達を愛してきたサーセイの人間らしい部分を見てきたからこその、血の繋がりがある家族としてのティリオンからの説得がありましたが、サーセイが今更情にほだされ降伏する訳もなく…

デナーリスやグレイワームが見守る中、捕虜になっていたミッサンディの首を斬り落とさせる暴挙に出ました。

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▼次回、エピソード5

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