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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編 1話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編- DVDセット(5枚組)

EPISODE 1 二本の剣 Two Swords

あらすじ

ジョフリーたちの婚礼の準備が進む中、エダード・スタークの遺した剣を溶かし新たに2本の剣を作ったタイウィンは1本をジェイミーに譲り、王の盾を辞めてキャスタリー・ロックを治めるよう命令するが、サーセイといたいジェイミーはそれを断る。黒の城では、ジョン・スノウが10万の野人の軍が迫っていると訴える。一方、デナーリスはミーリーンへ向かう途中、磔にされた奴隷を見てある決意をする。

ネタバレ感想

狼の毛皮?でしょうか、そこから引き抜いた剣を持ち出し、鍛冶屋に渡して刃部分を溶かし新たに長さの異なる二本の剣を作らせるタイウィン。更に毛皮も燃やして満足そうです。

新たに作った剣の片方を王都に戻りだいぶ小ざっぱりしたジェイミーに授けました。

ヴァリリア鋼の剣を打ち直せる者は王都でも3人しかおらず、一番腕のいい職人をヴォランティスから呼んできたそうです。なるほど、不要になった者から貰ったというのはエダードの事ですね。エダード・スタークが使っていたヴァリリア鋼の大剣を二本の剣に作り変えた、と。大事に保管してた訳ですか。

左手一本では“王の楯”は難しい、とジェイミーをキャスタリーロック城に帰らせようとするタイウィンですが“辞めない”と一点張りのジェイミー。

ポドリックとブロンを連れてドーンのプリンス《大公》を待つティリオン。

しかし、赤い太陽に槍のシンボルを持つマーテル家の旗印が見つかりません。

辿り着いたドーン人によると、マーテル家のドーラン大公は健康上の理由でサンスピア宮に居るとか。代わりに公弟のオベリンが婚礼に出席するため既に王都に着いているはずだと聞かされ微妙な表情のティリオン。

好色で評判だというオベリンはリトルフィンガーの娼館に落とし子だという女性と共に娼婦を選んでおります。女衒の男も加えて楽しもうとしているところにラニスターの歌“キャスタミアのレイン”が聞こえて来ます。

喧嘩腰に声の主であるラニスターの兵士2人と小競り合いが始まりました。ラニスター家とマーテル家は因縁の仲だという事ですが。

剣を抜こうとするラニスターの手首にナイフを突き立てるオベリン。その修羅場に入ってくるティリオン達に目もくれず先程から連れていた女性とキスするオベリン。カオスです。

愛人のエラリア・サンドを紹介してティリオンに連れ出されるオベリン

オベリンの姉エリアはレイガー・ターガリエンと結婚し夫と子供を愛したが、レイガーは他の女に走りそれがきっかけで戦が始まり王都をタイウィンが奪ったのだとか。

エリアの子供達でありオベリンの甥や姪は切り刻まれ、エリアはマウンテン《山》に犯され体を真っ二つにされた過去があるそう。

これが因縁の理由なのですね。そしてこの一連の惨事への復讐のために彼がわざわざ王都に出向いた事は間違い無さそうです。

よーくシーズン1での話を思い出してみると、レイガーが惚れて戦の原因となった女っていうのはスターク家のエダードの妹にあたる女性だと繋がります。ロバートに愛され結婚を約束していたという。

そこでロバート率いるラニスター家とスターク家にターガリエンは討ち滅ぼされたんでしたね。

姉や甥、姪に対する残虐行為の主導者はタイウィン・ラニスターであり、マーテル家はラニスター家を恨んでいるのです。

 

ドラゴン達はどんどん大きくなり、デナーリスの膝枕で気持ち良さそうにしていたかと思いきや餌の山羊を取り合いになるとデナーリスにも牙を剥き獣感もより一層強くなってきました。

いくらドラゴンの母だろうと飼い慣らすのは難しいとジョラーに言われ複雑な表情のデナーリス。あとダーリオの顔が全然違いますけど…んん?別人ですよね。

 

ロブとキャトリンの死から立ち直れず食事も摂らない様子のサンサを慰めようとシェイを含むメイドを下げさせ必死のティリオンですが、サンサは“人と話したくない”と言い残し神々の森へ去って行きました。

一人になったティリオンが部屋に戻ってくると鬱憤の溜まったシェイがベッドで待つ姿が。

ジョフリーの事、サンサの事、オベリンの事、頭の痛い出来事が続くティリオンはシェイの誘いを拒むとシェイは怒りながら“ダイヤで追い払おうとせず別れたいならそう言って”と詰め寄ります。十中八九ヴァリスの独断なのでティリオンには青天の霹靂でしょう。結果シェイは部屋を出て行きましたが、二人の話を柱の陰で立ち聞きしてしまったメイドが…!

 

サーセイが職人に造らせた黄金の義手をクァイバーンに着けてもらうジェイミー。

ジェイミーが“王の楯”を無理にでも続けようとしたのはサーセイの側に居るためであり、妻をめとらず子を設けないという誓約を失えばラニスター家の跡継ぎをこさえるためにどこぞの女と結婚させられる運命にあるからだったんですね。

そこまで一途なジェイミーですが、サーセイはつれない態度で“すべて変わった”と言い、捕虜になっていた事に対し“私を一人にした”とメンヘラ大爆発です。

言い争う二人の元にシェイとティリオンの会話を聞いていたメイドが緊急の報告をしに入ってきました。さっそくかい!

 

ジョンの裏切りに対し様々な想いを抱えながらナイツ・ウォッチへの攻撃に向けて弓を大量生産しているイグリットに対しトアマンドは“お前ほどの腕前で矢が3本当たっていながら生きているとしたらわざとだ”と責めます。

と、そこにゼン族の男達が集まってきます。明らかにヤバそうな顔のリーダーですが、この集団は人肉も食べるらしく“一度は鴉(ナイツ・ウォッチ)を食べてみろ”と穏やかじゃない発言もありました。

 

ジョンがロブに対する秘めてきた思いを語っています。ロブの訃報を聞いたのでしょう。

“父がロブを見る目が羨ましくて、ケンカも狩りも乗馬も俺より上手くて女も皆夢中にさせる彼に嫉妬していたけれどどうしても憎めなかった”と。

しかしジョンがロブに対しそう思うように、サムもまたジョンに対して同じような思いがあるのですね。憧れの存在に近い感じですが。

ナイツ・ウォッチに戻ったジョンはこれまでの報告と懺悔をせねばなりません。

クォリンからの指示で彼を刺しマンスの懐に入った事、誓いを破りイグリットと寝た事、マンスの10万の軍がここに侵略してこようとしており黒の城を南北から挟み撃ちにする計画がある事。

掟破りのジョンを死罪にしたがる者も居ますが、ジョンの言い分が真実であればそれどころではなく逆に貴重な存在となってくるのでエイモンは独断でジョンを無罪放免としました。

 

ジェイミーと一緒にキングズランディングに到着したブライエニーでしたが、そういえば元レンリーのガードである彼女はレンリーの前妻マージェリーとも面識がありましたね。

レンリーが亡くなった日の出来事を伝えるブライエニー。

スタニスの顔をした黒い影がレンリーの胸を刺して消えた事を報告し、亡きレンリー王の敵を取るつもりでいると誓いました。

 

相変わらずバカで屑なジョフリーですが、ジェイミーとジェイミー不在の間護衛をしていたマーリンが婚儀中における各々のポジションを真剣に取り決めている様子を見て“何事も起こりはしない 私が王都を救い戦で勝ったのだからな”と自信満々です。

“スタニスは生きている”と油断しないよう諭すジェイミーに対し“王の楯”の偉業が記される“兄弟の書”の叔父上のページを開き歴代の王の楯に比べ圧倒的に少ない文字数をなじり、“右手を失った40歳の騎士にこの先何ができる”と嫌味を垂れました。首を締めてやりたいクソガキですね。

 

ミーリーンなる都市を目指すデナーリス達。

ダーリオが“戦略に関わる重要な話がある”と近付いてきて青い薔薇を出します。

“最後尾を歩かすだけじゃなく馬も取り上げるわよ”と冷たくあしらいましたが、その後も次々と花を差し出され結局それを受け取ったデナーリスは満更でもない表情です。これでもかと言ったTHE満更でもない感。

一行は奴隷の少女が木に括り付けられ行く先を指差している死体を見つけ立ち止まります。ミーリーンまでの里程標との事ですが、なんとこの先ミーリーンまでの間に同じ物が163体もあるとか。これはひどい

 

王都に居るブライエニーはサンサの姿を見ながら約束を果たせとジェイミーに話しますが、今や返す筈だったキャトリンも死んでしまった上に弟ティリオンと結婚してしまったラニスターのサンサをどこかに連れ出す訳にもいかず、ここに居るのが安全だと返されます。

サンサが神々の森から一人帰ろうとすると後ろから人の気配と足音が。不安になり急ぎ足になるサンサでしたが、肩を叩かれ振り返るとそこには酔っ払った男が。

“昔は騎士だったのに今では道化だ”の言葉にピンときました。ジョフリーの命名日に樽ごとワインを飲まされ拷問のように殺される寸前だったところを機転を利かせたサンサに助けてもらった男ドントスです。

命の恩人であるサンサに自分の命よりも価値があるという母親が代々受け継いできたネックレスを託しました。

 

ハウンドはアリアを連れてアリアの叔母であるライサ・アリンの所へ身代金を貰いに行くつもりです。

途中で食料調達のために木陰から馬が5頭居る酒場を覗き見る二人。

酒場から出てきた二人の男のうち一人はアリアをハレンホールに連行したポリヴァーというシティ・ウォッチの男です。

この男、アリアのニードルを奪ってロバートの落とし子ジェンドリーと勘違いして少年ロミーを刺し殺した奴ですが、まだニードル《針》を持っているよう。

自分の剣を取り返すと飛び出したアリアを抑えようとしますが中に居た男と目が合ってしまい怪しまれないように奥のテーブルにつく二人。

そこにハウンドに気付いたポリヴァーがやってきて一緒に王都に帰らないかと話しかけてきます。

ハウンドが謀反を起こして逃げた情報がまだ回っていないのかと思いきや、“王なんてクソ食らえだ”と言い切ったハウンドに顔色を変えて“ジョフリーの犬が逃げたとは信じられなかったが本当か”と。

更に挑発を続けるハウンドに一触即発の空気が張り詰めた後、多勢のラニスター兵相手に乱闘が始まります。

さすがのハウンドも追い込まれますが怯えて見ていたアリアがポリヴァーを後ろから斬りつけニードルを取り返しロミーがされたやり口そのままに敵を獲りました。

また一つ戦士として逞しく成長したアリアはニードルだけでなく馬も手に入れ満足そうです。 

 

マーテル家 ドーン

ドーラン大公

ドーンのプリンス。

オベリン

ドーラン大公の弟。マーテル家次男。

エラリア・サンド

オベリンの愛人。落とし子。

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▼次回、エピソード2 

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