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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編 7話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編- DVDセット(5枚組)

EPISODE 7 月の扉 Mockingbird

あらすじ

ティリオンを裁く決闘裁判が行われることになり、サーセイは代理闘士として“マウンテン”を王都へ呼び寄せる。ジェイミーにもブロンにも代理を断られたティリオンに、マウンテンに対し強い復讐心を抱く者が名乗り出る。ブライエニーらは道中、アリアを知っているという人物に遭う。アイリー城ではリトルフィンガーがサンサに接近するのを目撃したライサがサンサを“月の扉”に呼び出し彼女に詰め寄り…。

ネタバレ感想

自分が犠牲になってまでタイウィンと話をつけたのに何を勝手な事をしてるんだと怒るジェイミーですが、全てタイウィンの思い通りに進む条件を飲む事も愛するシェイが嘘をつく様子を見る事も耐えられなかったと話すティリオン。

ジェイミーはまだ左手で思うように剣を触れないという事でまたブロンに代理を頼む事になりました。

一方サーセイの代理はあの屈強な大男マウンテン《山》です。

 

マウンテンの弟であるハウンドとアイリー城を目指しているアリアは道中煙の上がる小屋を見つけ食料を探しに近付きます。

腹を刺され瀕死の老人が座り込んでおり、彼から話を聞く二人。

助かる見込みがなく生きながらえても痛みばかりが続くだけなのに何故生きているのか問うアリアに対し“習慣かな”と答えた爺さんがなんだか哲学的でした。

水を飲ませ心臓をひとつきにして楽にしてやるハウンドでしたが、次の瞬間背後から何者かに飛びかかられます。男の首をへし折るも、別の男が“お前に懸賞金がかかっている”と剣を構えます。ジョフリーは暗殺されたと聞き、その男がナイツ・ウォッチのヨーレンに連行されていた男だと気がつくアリア。自分を犯すと脅した男の名前を知らないから殺しのリストに入れていないと聞いてハウンドが男に名を尋ねます。

“ロージ”と名乗った瞬間リスト入りしてしまった残念な男は、先ほど「急所の一突き」を実演で教わったばかりのアリアにニードルで心臓を刺され倒れました。

 

クラスターの砦から黒の城へ帰還したジョン達。

ジョンは戻ってそうそうアリサーから“野獣を檻に入れろ”と命じられゴーストを連れ出します。

遠征でマンスの軍を遠くに見たジョンは、じき“壁”に迫って来る10万の軍への対策としてトンネルの封鎖を求めます。

トンネルを封鎖するという事はこちらから北の様子を偵察に行けなくなる訳でリスクが伴う臆病な策だとして憎きジョンの案を却下したアリサーはサムとともにマンスの軍が来るまで“壁”の見張りに着くようにと命じました。

 

やっと訪ねてきたブロンは新しい服を着てロリス・ストークワースという女性と結婚をする事にしたと言います。どうやらサーセイの差し金みたいですね。

でかくて強いマウンテンとの殺し合いを取るかロリスとの新婚生活を取るかなら答えは明白だと話すブロン。

“贅沢なクソ野郎なあんたは好きだが自分の事はもっと好きだ”と身を守るため手を引く事にしたブロンの行動が頭では理解できるものの気持ちとしては悔しくて他に手立てがない状況に追い込まれた複雑な気持ちを抱えながら最後の握手を交わします。

自分でマウンテンと戦うしかないと言っていましたが本気でしょうか。手練れかつティリオンの代理を務めてくれそうなのってブライエニーあたりしか思いつきませんが…戻ってきてくれたりしませんかね。

 

夜な夜なデナーリスの部屋に忍び込み摘んできた花束片手に待ち伏せをするダーリオ。

ミーリーンを統治するためこの場に残るのは構わないが、自分の得意分野は戦と女でありその強みを活かしたいから誰かを殺すよう命じてくれと頼みにきたダーリオですが、“服を脱いで特技を活かして”と命じられまさかの形で願いが叶いそうです。

翌朝デナーリスの部屋からはだけた服で出てきたダーリオとジョラーが出くわし“今朝の女王様はご機嫌だ”と挑発をかまして去って行きました。

事態を察したジョラーは上官の首を持参したダーリオは信用できないと提言しますが、デナーリスはダーリオにユンカイの制圧と親方全員を殺せと命じたと言います。ダーリオからすれば両方の特技を活かせる結果となった訳ですね。

しかしこの発言にジョラーが黙っているはずもなく、“親方達を虐殺する行為は相手と変わりません 敵は全て悪と見なしがちですが戦いの双方に善悪はあるのです”とたしなめると、父親の埋葬を頼むため謁見に来ていたロラクを使者としてユンカイに送り、ミーリーンの話をしてもらって親方達に選択を迫ると意見を改めました。

 

後ろから飛び付かれた男に噛まれた首元が化膿してきたハウンドを見てアリアは傷口を焼くように言いますが、“火はダメだ”と抵抗されます。

一瞬取り乱したハウンドはマウンテンの玩具を借りたら盗んだと思われ顔面を火に押し付けられた、と過去を初めて自らの口で語りました。

火傷の痛みや酷い臭いよりも犯人が兄であり、自分の父親さえも兄を庇ったんだと根の深いトラウマを語ったハウンドに何も言わず傷口を洗って縫うのを手伝ってやるアリア。

 

宿屋で久しぶりの贅沢にキドニー・パイを味わうブライエニーとポドリック。

このパイを作ったのはアリアとお別れしたホット・パイなんですね!プチサプライズで嬉しくなる演出です。

パイを褒められた嬉しさのあまり椅子を持ってきて同じテーブルに座りペラペラと話し出すホット・パイ(笑)

サンサ・スタークを捜していると聞き、王都から追われる身の友達アリアと同じスターク姓だと気付いたポット・パイは慌てて話を終わらせようとしますが、“キャトリン・スタークに仕えた 娘を家に帰さないと”というブライエニーの言葉を信じ、翌朝出て行く二人に“サンサは知らないけどアリアとは会った”と出会いから別れまでの話を聞かせ、今はハウンドと一緒だという事、そしてかなり上達した狼のパイを渡すよう頼んで二人を送り出しました。

アリアの身代金を支払うとしたら叔母のライサだけだと言うポドリックのアドバイス通りアイリー城へと向かうようです。どちらにせよそこには今サンサが居るしハウンドとアリアもアイリー城を目指していますし結果オーライです。

 

暗い地下牢で難しい表情のティリオンに会いに来たオベリン

父に連れられ姉エリアとキャスタリーロック城を訪れ生まれたばかりのティリオンに一度会っていると話します。

ドーンからの道中ずっと誕生したタイウィンの次男はとんでもないモンスターだと聞かされてきたオベリンは、いざティリオンを見て“怪物じゃないただの赤ん坊だ”と言ったそう。そうするとサーセイは“母親を殺した怪物よ”と生まれたばかりのティリオンのイチモツをつねり、止めに入ったジェイミーに“すぐ死ぬそうだし私もそう願う”と答えたと言います。

幼い頃から蔑まれ、そこまで実の姉から忌み嫌われていたという昔話にショックを受けるティリオン。

“サーセイはついにその望みを叶える事になる”と自分の死を悟るティリオンに、“俺の望みは姉とその子供達への正義だ”と話しまず復讐の一歩としてマウンテンを殺したいオベリン代理闘士を買って出ます!

おぉ〜これは胸が熱い!胡散臭かったオベリンですが全力で応援します。

 

アイリー城のサンサは雪の積もる久しぶりの光景に喜び、故郷ウィンターフェルを雪で作り上げます。

そこにやってきたロビンと最初は仲良く話しますが、途中でスイッチの入ったロビンの暴挙に鉄拳制裁を加えるサンサ。

それを見ていたリトルフィンガーが現れます。ジョフリーを殺した理由を改めて聞かれ、本気で愛していたキャトリンを苦しめた男だからだと答えたリトルフィンガー。

サンサに近づき、“母上の若い頃よりきれいだ”とキスをします。そしてその光景をジッと眺めているライサがホラー過ぎる。

サンサはライサに呼ばれ、月の扉から落ちたらどうなるのか言って聞かせ、“あなたが何をしたか知ってる”と言われ、息子ロビンへのビンタを詫びますがもちろんライサが怒り狂っているのはそんな事ではありません。

“ピーターにキスしたでしょ!”と話が通じないヒステリックマザー。

罵りながら月の扉へサンサを落とそうとしているところへリトルフィンガーが来てそれを止めます。

“私はあなたのため嘘をつき人を殺したのに!”と半狂乱のライサを宥めサンサを解放させると“私が愛した女性は生涯でたった一人だけ、君の姉だ”

と絶望に突き落とす一言と共に奈落の底へと突き落とすリトルフィンガー。

うわぁ…リトルフィンガーが自分の弱みを握っているとも言える相手を生かしておくはずない事は重々承知していましたしサンサにとってもライサは危険因子ではあるのでまあいいんじゃない?という展開なのですが…この先リトルフィンガーとこの城で過ごさなければならないサンサの身が心配過ぎます。

ブライエニーかハウンドかどっちでもいいから早く着いてくれ…!

しかしキャトリンへの偏った愛が拗れまくってますねぇ、小指さん。この調子で行くと直接の死の原因であるフレイ公も許されるはずありませんし、じゃあついでにボルトンあたりにも落とし前つけてくれよと若干期待しながら見て行きたいと思います。

 

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▼次回、エピソード8 

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