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海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング 〜海の覇者たち〜 シーズン3 4話ネタバレ感想

Vikings - Season 3 [DVD]

エピソード4『傷跡』”Scarred”

あらすじ

ウェセックスヴァイキングの連合軍はウェセックスへと戻る。勝利を収めたはずだが、ヴァイキングの野営地には不穏な空気が漂う。フロキがエグバートとの同盟に苛立っていたのだ。またアセルスタンに対しても憤慨していた。ラグナルがアセルスタンばかり重宝しているようで、フロキはそれが気に食わない。クウェンスリス王女はマーシア王国の灰の丘での戦いのあと、政治的な駆け引きに出る。その頃ヘゼビューに、カルフから招待を受けた過去からの訪問者たちが姿を現す。

ネタバレ感想

これまでヴァイキングに対して嫌々手を組んでいる、というスタンスだったエセルウルフも勝利の余裕からか態度を改め友好的に接してきます。そんなエセルウルフにロロは同じように友と認め言葉を返しますが信仰心が爆発している男フロキは絶対にキリスト教徒とは相容れない様子です。

 

クウェンスリス王女はエグバート王に体良く利用されている事もちゃんと分かっていたのですね。自分やマーシア国を支配したいだけのエグバートを信用しているのかとラグナルに問うと「俺が戦ったのは仲間と君のためだ」と返され微笑むクウェンスリス。そして二人は一線を越えることに。あれですね、ラグナルは王女フェチなのか?権力なり戦闘力なり気性なり強い女性ならなんでも来いですね。もちろん美女に限るようではありますが。

 

子供達や王妃としての責務を顧みず外に出かけて行ってはハーバードと会っている様子のアスラウグ。色恋の逢引とかそういう類ではなく、崇め傾倒している感じなのが余計にややこしい。

シギーは必死に出て行こうとするアスラウグを止めますが、最終的に「なら責務は私が果たす」とアスラウグを見放し王妃の座に一歩近づいた感じでしょうか。

「君のように苦しんでいる者を救いたいんだ」と囁かれながら小屋の中へと誘われたアスラウグは、服を脱ぐように言われ謎過ぎる男ハーバードとそのまま一線を越えてしまいました。

 

更にはウェセックスアセルスタンとジュディス姫までもが一線を越え結ばれてしまいます。

ラゲルサとエグバート王もかなり楽しんだようで全方位で色々と乱れまくっております。

エグバート王にウェセックスへ残るようにと言われるラゲルサでしたが、「首長の責任があるし楽しかったけれどあなたが愛しているのはあなただけだと分かったわ」と相手にしませんでした。

さて、首長の責任と言えばラゲルサが治めるヘゼビューの反乱です。

アイナルが今頃になってラゲルサの帰還を心配しておりますがカルフは力のある協力者を呼んであるから問題ないと取り合いません。

 

 

アスラウグが留守の間、シギーとヘルガは残された子供達の面倒を見なければなりません。

アイヴァーが泣いた隙を見てウベとヴィドゼルクは二人で出て行ってしまいました。嫌な予感を感じてすぐに二人の後を追って走るシギー。シギーもなかなか特殊能力強めです。ヒラヒラ舞うマントが優雅で上品かつカッコ良い。

森を抜け、遠くに見えた二人の子供達は氷の張った湖の上を歩くというかなり危険な状態です。大声で声をかけるも一瞬振り返りそのまま進んでいきます。まるで何かに魅入られたかのように。

シギーが靴を脱ぎ氷の上を踏み出そうと進んだその時、二人の立っていた足場の氷がひび割れ、極寒の湖へと落ちてしまいます!

これに走って駆けつけ、躊躇なく飛び込むシギーが本当に凄い。まるで我が子かと思ってしまいます。

次男を助け、氷の上に上げようとすると降りてきた一本の腕がその身体を引き上げてくれます。それはなんと亡くなった娘シリアのもの。微笑むシリアを信じられないといった驚きと嬉しさの合わさったような表情で見返すシギー。

ここのシーンが本当に神秘的でハラハラと美しさの混在が何とも言えずグッときます。

急いで長男も助けに行きますが、もう駄目かと思った矢先目を開き無事を確認できました。

またしても身体を引き上げる腕が伸びてきましたが今度はなんとハーバードが。彼を見ながらシギーは一言も発さずそのまま湖へと沈んでいくのでした。

えぇ…!これ、どういう事ですか!シギーは死んでしまったのでしょうか??まさかの急展開にトルステン死亡時以上に動揺しています。

ハーバードが何者やねん、とかよりシギーの事が気になって気になって…。

 

さてさて、ラグナル達の帰還を歓迎するエグバート王。久々に再会したラグナルとラゲルサはお互いにクウェンスリス王女とエグバート王との情事を即座に見抜きますが、実はこれ二人とも仲間のために自分を犠牲に(…というほど嫌々ではないのでしょうが)してより良い関係を築いた、というような話しぶりでしたね。やはりこの二人がアツイんですよねぇ。

 

エグバート王は宴席でアセルスタンとラゲルサに対し懲りずにここに残れと絡みます。

これを見ていたラグナルは、王の思惑に鋭い目つきでしたが、ジュディスとの間に何かあると察しニヤつくと「自分の思うようにすればいい」とアセルスタンに判断を委ねました。

アセルスタンは、ジュディスの夫であるエセルウルフも帰還した事で悩ましさに拍車がかかりますが、ジュディスに留まって欲しいと頼まれたまらずキスをします。それをエセルウルフが陰から見ているとも知らずに…。

 

ラグナルはエグバート王に本音と建前を使い分けているもののマーシア国を支配したいだけだろうとズバリ指摘し、エグバート王もこれを否定しません。お互いの腹黒さを認め合いしばらく協力関係は続きそうです。

 

カルフの呼んだ協力者の正体はあのホリック王の息子エルレンドゥールでした。絶対因縁関係になると思っていましたがここで出てくるのか、とニヤリとします。

さらにエルレンドゥールは、ラグナルの手で血のワシにされたボルグ首長の妻トービと結婚したらしく彼女とボルグ首長の間に生まれた息子も連れてきていました。対ラグナル勢力を掻き集めて結集している感じで少し笑えます。

 

クウェンスリス王女が弟バーグリッドと共にマーシア王国を統治していくことを宣言し、乾杯の音頭を取ります。バーグリッドがワインを飲み干すのを見届け、自分の盃を傾けワインを捨てたクウェンスリス。やたらと弟愛を語るところが全く信用出来ませんでしたが、クウェンスリス本人が毒を仕込んでいたようでバーグリッドはその場で死んでしまいました。

そしてクウェンスリス王女はその場で全てを見守った者達に対し「マーシア国のただ一人の統治者に杯を掲げてください」と演説するのでした。おぉ、恐ろしい。ラグナルもエグバートもクウェンスリス王女のここまでの行動力は読めていませんでしたね。

 

シギーが亡くなった事をきっかけにようやく目が覚めた、といった感じのアスラウグ。あからさまに警戒を見せます。

するとハーバードは「もう俺に飽きたのか どうせとどまれない その子の痛みは吸収した」とアイヴァーの事は心配しなくていいと言い残し、霧が立ち込める中消えるようにカテガットを去って行きました。

結局なんだったのか。預言者がズタボロにされている夢が現実になるのはまだ先なのか。色々と疑問が残りますがこんなにあっさりと訳のわからぬ状況でシギーが逝ってしまった事が残念でなりません。

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▼次回、エピソード5

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