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海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング 〜海の覇者たち〜 シーズン3 3話ネタバレ感想

Vikings - Season 3 [DVD]

エピソード3『戦士の宿命』”Warrior’s Fate

あらすじ

エグバート王はヴァイキングの定住地づくりの現場へと足を運ぶ。それは1回目の種まきが行われる時だった。太守たちは批判の声を上げるが、王にはねのけられてしまう。ウェセックスヴァイキングの連合軍はマーシア王国との戦いに突入する。その頃カテガットでは、ハーバードがラグナルの大広間にやってきていた。神秘的な雰囲気を漂わせる彼はアスラウグとヘルガを魅了するが、シギーは怪しんだままだ。そんな時、カテガットで説明のつかない悲劇が起こり、シギーはハーバードの仕業だと睨む。

ネタバレ感想

ヘルガが市場で声を掛けられた男を招き入れると、夢の中で見た男と同じ事に驚きと緊張感が走るアスラウグとシギー。

男は名を〈ハーバード〉と言い、根無し草生活をしているそう。意外にも人の良さそうなまともさにアスラウグは客人としてもてなそうとしますがシギーだけはあからさまに疑いの眼差しです。

 

トルステンは死にそうな顔をしながら出陣していくロロを呼び、戦えると言い張ります。やめておけ…と思っているうちにロロはあまりの熱意に意志を汲んで肩を貸してやりました。いやいや、止めてくれよ!

身を隠しながら要塞攻めに繰り出すラグナル達。トルステンがまずは自分が行く、と囮になってしまうのです。敵兵達が弓を構える中、一人盾を片手に進みますが、何本もの弓を射られ、近付いてきた敵兵の一人を刺し殺しますがそのままトルステンも殺されてしまいました。うぉぉぉおお、トルステンー!!!

これを合図にラグナル達は総攻撃を仕掛け、すっかりトルステンに気を取られていた敵兵と大乱闘に。ポルンは戦いの中かなりの深手を負った様子。言わんこっちゃない。

傷を負いながらも丘の上まで登りつめたラグナルは、バーグリッドの本隊が槍を構えて隊列を組んでいる光景を目に入れます。結構準備万端でヴァイキングは窮地か?と思いましたが、バーグリッド軍の背後の丘上に陣取ったエセルウルフ達が次々と矢を放ち、挟撃の餌食となったバーグリッドは投降を告げました。

 

エグバート王はラゲルサの居る土地に最新式の農器具をプレゼントしたりとかなりヴァイキング側に肩入れしておりますが、ウェセックスの貴族達はこれを良く思っていないようです。

しかしエグバート王も単純に友好関係を築こうとしている訳でもなく、北の民はあくまでも自分の野望のための駒にしか過ぎないという考え方です。

ラゲルサに対してはかなりご執心のようですが、これが本心からなのか、ラゲルサをも利用しようとしているのか微妙な所です。

いつでもアセルスタンと宮殿においでと言われたラゲルサはさっそくエグバート王を訪ね、王ご自慢のローマ式浴場を見せてもらいます。

エグバート王はなんとこの風呂にラゲルサとアセルスタンを誘うのです。カルチャーショックですがラゲルサも楽しんでいる様子で義理の娘ジュディスも入っているしセクハラにはあたらないということなのか?

4人一緒に湯に浸かりながらパリについて語ります。

風呂の中、エグバート王とラゲルサはキスをし始めてしまいます。えぇ(笑)

目の前で義父がそんな事をし始め気分を害し一人上がっていくジュディスを気遣い後を追うアセルスタン。アセルスタンも口では色々拒みながらうっかりキスしかけているように見えましたけどね。

 

ハーバードは夕食と宿のお礼に雷神トールの逸話を面白おかしく聞かせます。その話術にアスラウグとヘルガはすっかり魅了され心を開いておりますが、相変わらずのシギーさん(笑)手厳しい。

話の途中でアイヴァーの夜泣きが始まり、ハーバードは息子に会わせてくれと頼みます。そして「痛みがすべて飛んでいくよ 痛みは消えて眠くなってくる…」とアイヴァーを撫でながら優しく語り掛けると激しく泣いていたアイヴァーはそのままスヤスヤと眠りにつきました。魔術のような不思議な力を見て驚く3人。ハーバードは一体何者なんでしょうか。悪い人には見えませんが。

 

トルステンの亡き骸を目の前にフロキは『お前のせいでキリスト教徒のため、どうでもいい丘のために戦って虚しく死んでいった 無駄死にだ』とラグナルを静かに責めます。

ラグナルはというと開口一番「皆いつかは死ぬ運命だ」と何でそんな逆撫でするような事を…!と思ってしまいます。その後に「だが何をして生きるかは自由だ」と続くので極論を言っている訳ではありませんが。

「トルステンにも皆にも俺は何も強要してない 望んで来たんだろ?」というセリフもなんだかなぁ…という気持ちにさせられます。確かに強要はしてないんですが、それが王のセリフなのかと思うとどうしてもどこか無責任に聞こえてしまうのです。

顔に重傷を負ってしまったポルンの側で崩れ落ちそうなビヨルン。

「僕のせいだ 守ってやれなかった」と嘆くビヨルンに父ラグナルは「彼女を守るのは盾だ 戦う事で勝利するが死ぬ事もある」と諭します。先ほどフロキに話していたように基本的には自己責任に重きを置いた価値観なのでしょう。

妊娠していた事を聞くと「何故来させたんだ 彼女は死ぬだろう お腹の子供もお前のせいで死ぬ 強さは一人前でも心は小娘と一緒だ」と激しく息子を責め立て「顔も見たくない」と激怒し去っていったラグナル。

全てを静観していたロロは「お前が強くなり男らしくあれば彼女は死なない 戻りたいと思わせろ」とビヨルンを激励します。

 

新たな土地で作業中のラゲルサ達にエグバート王自ら戦いに勝利した事を伝えにやって来ました。

勝利を祝った生贄の儀式にエグバート王を招待すると、エグバート王は側近達の渋い顔を無視してこれに参加すると二つ返事です。

いざ儀式が始まると、命を何より大切に考えるキリスト教徒には考えられないような酷く異質の様に言葉を失い、神への冒涜とも取れる行為を目の当たりにし、貴族達の中に更なる反発が生まれる事となりました。

 

カテガットでは、漁師が網に掛かった村の子供二人の溺死体を引き揚げ帰ってきて大騒ぎ。

岸から遠いのに一体どうして…と不吉な出来事に不思議がる村人達ですが、シギーはその様子を見て確信に近いものを感じたのか預言者の元へ急ぎ足を運びます。

訝しんでいるハーバードの事を相談し、二人の少年の溺死も彼が関係しているかもと話しますが預言者の元にはまだ何も警告がないと返されます。預言者に纏わる不吉な夢の内容も話しますが、最終的に得られた啓示は「誰も助けられない」という絶望的な言葉でした。

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▼次回、エピソード4

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