海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング〜海の覇者たち〜シーズン3　2話ネタバレ感想

エピソード2『さすらい人』”The Wanderer”

あらすじ

ラゲルサとアセルスタンは、ウェセックスにおけるヴァイキングの定住地づくりを手伝う。謎めいたさすらい人、ハーバードがカテガットにやってくる。それはアスラウグ、シギー、そしてヘルガの３人が見た、預言のような夢が現実となる瞬間だった。

ネタバレ感想

クウェンスリスは幼少の頃から叔父と兄の性的欲求の捌け口とされていたとかでその恨みは半端なものではないようです。そりゃ性格歪むのも仕方ないかもしれません。

それにしても斬り立てホヤホヤの身内の生首を素手で鷲掴んだ上に滅多刺しにしている様子は控え目に見てもイカレ女なのですが。

それよりも至近距離から射られた弓が腕に刺さったトルステンが食欲もなく悲壮感漂いまくりでうっかり死んでしまわないか心配です。カテガットに残してきた二人の女はどうすんだ。逃げられんぞ。

ロロはまたハイになっているのか、捕虜にした兵士の足の角度が気に入らないと斧を何度も振り下ろしたりいつになくヘラヘラ笑っております。この凶行が後々何かに響いてこないといいのですが。

ポルンはじゃじゃ馬過ぎてイライラしてきました。妊娠しながら戦に参加し、心配して自分と離れるなというビヨルンにも歯向かうは…ただしプロポーズされれば即オッケーなのは女心なのでしょうか。

ラグナル達が次に狙うのはもちろん対岸のバーグリッド軍です。船にこれでもかとブリトウルフ軍の死体からとった生首を吊るしその下で不敵に微笑むラグナルはまさに悪魔のよう。これを見て恐れおののき逃げ出したバーグリッド軍の兵士達。バーグリッド本人も、ラグナルの乗る船から身を乗り出した姉クウェンスリスに危害を加えないからその場に居ろと言われ迷いますが側近に連れられるように逃げて行きました。

ヘゼビューではカルフがラゲルサ不在の隙にすんなり首長の座を手にしたようです。

その頃ラゲルサは、エグバート王に誘われ一旦城へと戻り食事の席で金の首飾りを贈られて満更でもなさそうな表情。やたらとラゲルサに直球でアプローチしていますが…ここに来てアセルスタンもそろそろ微妙な顔を見せ始めましたね。

しかしアセルスタンも大変です。エグバート王の娘ジュディスが懺悔したいことがあると言って聞かず、話を聞いてやると彼女はエセルウルフと婚姻関係にありながら密かにアセルスタンを想っているのだとか。

エセルウルフは部下と共に全速力で森を駆けていく使者を捕まえ、バーグリッドは灰の丘にある要塞で増援を待っていると白状させました。それ以上は危害を加えることもなく「北の民とは違う」事を強調してこの男を解放してやるのでした。

トルステン、トルステンがヤバそうです！

あまりに痛む傷口に腕が震え、もう要らないから切り取ってくれとフロキに頼みます。トルステン…。傷口を熱した斧で塞ぎながら釘を打ち付けるように腕を切るのですが、想像以上にギャーとなるこのシーン。あんな肩の真横から落とすとも一気に終わるわけではなくガンガン斧を打ち付けるとも思っておらず…。利き腕じゃないにしても激烈に痛そうですがとりあえず命までは取られなかったのが不幸中の幸いです。

カテガットに残された女性陣は皆同じ夢を見ているようで、それが吉夢か凶夢かも分からなかったものの、またしても預言者が血塗れになって倒れている夢を三人同時に見て、その不吉さに不安を感じています。

そしてヘルガの前に夢に出て来た男が現実となって現れます。大怪我したので助けて欲しいと血が滴る手を差し出す男。

同じ頃ウェセックスではアセルスタンの両手の平の聖痕から血が滴り落ちているのを見て驚いているラゲルサの姿が。

預言なり夢なりといったオカルトチックな方面が重要性を持って話が展開してきております。

【ヴァイキング　海の覇者たち：シーズン3】 Vikings: Season 3