海外ドラマ≫≫Vikings ヴァイキング〜海の覇者たち〜シーズン4　5話ネタバレ感想

エピソード5『契り』”Promised”

あらすじ

裏切りの風がパリとウェセックスの宮殿に吹き荒ぶ。パリではオドが信頼する者たちによって陰謀を企てられ、ウェセックスではエグバートがマーシア王国のクウェンスリスを支えるべく、力を貸すことに同意する。しかし、エグバートは真の同盟者となるのだろうか？ラグナルはイードゥを信用し、どこまでも深く暗い秘密を打ち明ける。子供ができたことで幸せに浸るラゲルサとカルフ。２人は婚礼を取り決めるが、その当日、式は予期せぬ展開を見せる。

ネタバレ感想

ビヨルン暗殺は失敗したものの、トービがビヨルンについてカテガットへ行ったので子供を人質にスパイにさせると話すエルレンドゥール。

ラゲルサは子供が出来たようで、喜ぶカルフは「結婚しよう」と約束します。

マーシア王国への侵攻の是非を会議で決めているエグバート王達。クウェンスリスが幽閉されている塔を教えたWと名乗る男は誰だったのかという話になりましたが、自国の人物に詳しいクウェンスリスによると、名をウィグスタンといい王家の血縁で強力な軍事力を誇る一人であるものの集団に属するのを嫌う利己的な人間で信用すべきではないと話します。

エラ王とエグバート王が兵を挙げマーシアに侵攻し、反クウェンスリス派閥を排除する事が今すべき唯一の選択肢だと力説します。相変わらず権力への固執と利己主義を全面に押し出す彼女ですが、骨抜きにされているエセルウルフがこれに賛同し会議は終結しました。

エセルウルフは妻と父親の愛人関係を知っており、ジュディスもまた夫と隣国の女王との不貞関係を知っているというTHE仮面夫婦の二人ですが、自分を鞭打ち不安定になるエセルウルフに対しジュディスは動じる事なく強かな冷徹さがあります。そんなジュディスに、亡き妻の指輪を贈ったエグバート王。いよいよ息子にこの関係がバレていると知りながら大して慌てもしないエグバート王も大概ですね。

オド伯を毛嫌いし、皇帝の頼りにする臣下がロロだけになればいいと戦いの混乱に乗じてオド伯を討つよう持ちかけるギスラですが、ロロはこれを卑怯な手だと非難します。

同じ頃、スパイを送り込んでいたオド伯の部下が皇帝に対し「オド伯の野心は皇帝の冠をもその対象に入れています」と密告していました。

あの気が強い女性はオド伯の部下の恋人だと思っていましたがまさかの妹だったんですね。臣下が自分を蹴落とそうとしている事を聞いた皇帝は、今後もオド伯の元へ潜入し裏切りがあれば随時報告せよと指示を出しました。

イードゥの故郷は中国の唐王朝で徳宗が皇帝の時代らしいです。他国の情報を出されると時代背景がより分かりやすくて面白くなります。

他国の文化に興味津々のラグナルは皇帝の話も聞きたがり、イードゥが皇帝の娘なのかと疑っている様子。そして例の漢方薬への依存も深まっています。

カーラル達がパリ遠征に同行する事になりますがラグナルもビヨルンも彼を信用はしていません。カーラルの弟ハルフダンも戦士を率いカテガットへ到着しますが「キリスト教が憎いから皆殺しにする」と宣言し、お前やめとけそれ以上言うな…とハラハラします。

その夜開かれた宴に参加せずイードゥと屋根の上に隠れて静かに過ごすラグナル。

かつて定住地に置いてきた仲間をエグバート王らの裏切りで皆殺しにされた事に対し今でも罪悪感を抱えていると打ち明け、イードゥもこれに対し自分の父親は皇帝だと告白するのでした。

宴の場にフロキが現れ一瞬静まり返りますが、事情をよく知らないカーラル兄弟はフロキを横に座らせます。

フロキ、カーラル、ハルフダン、アスラウグ…キリスト教を敵視する派閥が生まれつつあり何か波乱を起こしてくれそうです。

フロキのところに来ていたアイヴァーですが、外でボール遊びをする子供達を羨ましそうに見ています。不憫に思ったフロキがアイヴァーを連れ出し台車に乗せて子供達の真ん中に入れてやりますがボールはなかなか回ってきません。ようやく手にしたボールを取り上げに来た少年に対し、取られまいと引っ張り合いに。そして引っ張り合いを続けていたアイヴァーですが、台車に積んであった斧を相手の少年の頭に突き刺し殺してしまいます！驚き固まるフロキに対し、アスラウグはアイヴァーを抱き上げ「あなたは何も悪くないわ心配しなくていいのよ」と連れて行ってしまいました。いやいやいや、どんなモンペや！アイヴァーもなかなかに恐ろしい子です…。だからあれほど他の子達と分け隔てなく接しろとラグナルが言っていたのに。

ビヨルンは刺客から奪った指輪が、エルレンドゥールがホリック王から貰い受けた物である事をトービに聞きます。

ヘゼビュー、ラゲルサとカルフの結婚式。幸せ絶頂のこの瞬間、ラゲルサは隠し持っていた短剣でカルフを刺し殺し、結婚式は一転してラゲルサ単独統治の幕開けとなりました。

この時のために女性兵士の訓練に力を入れていたのか…。

【ヴァイキング　海の覇者たち：シーズン4 Vol.1】 Vikings Season 4