ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り
あらすじ
さまざまな種族やモンスターが生息する世界、フォーゴトン・レルム。盗賊のエドガンと相棒の戦士ホルガは、ある目的のために旅に出る。これまでにもさまざまな修羅場をくぐり抜けてきた彼らだったが、今回の冒険は一筋縄ではいきそうにない。そこで、魔法使いサイモンとドルイドのドリック、聖騎士のゼンクを仲間に加え、パーティを組む。ダンジョンに立ちはだかる困難や手ごわい敵の数々、そして高難度のクエストを乗り越えていくうちに、彼らは全世界を脅かす巨大な悪の陰謀に対峙することになる。
1974年にテーブルトークRPGとして発売され、世界初のロールプレイングゲームとしても知られる「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を新たに映画化したアクションファンタジー。
予告動画
主演、盗賊エドガンを「スター・トレック」「ワンダーウーマン」シリーズのクリス・パイン、相棒のホルガを「ワイルド・スピード」シリーズのミシェル・ロドリゲスが演じ、彼らとパーティを組むサイモンをジャスティス・スミス、ドリックをソフィア・リリス、ゼンクをレゲ=ジャン・ペイジが演じる。また、イギリスの人気俳優ヒュー・グラントも参戦。
ネタバレ感想
正直全く期待しておらず、B級感満載か?と考えていましたが、想像以上にスケールがデカくて面白かった!
世界中で有名なゲームを題材としていると聞いて、もっと闘技場でゲームに参加するようなシーンがメインとなるのかとなんとなく思っていましたが、基本的には敵を倒すにあたっての準備段階にあたる冒険がメインです。
ストーリーは単純明快で頭を空っぽにして見られる系かつ終始コミカルさもあって児童文学を映像化したような雰囲気ですが、その割にアクションなり映像なりがかなり本格的で、そりゃぁあれだけ大々的にCMも打つわなと納得な感じ。
終始テンポも良いしキャラクターの個性も立っていて魅力があります。
アクションシーンの迫力も爽快感も文句無しで、舞台となっている中世のファンタジー世界がこれまた素晴らしい。
個人的に、スパイアクションコメディ『ブラック&ホワイト』のバカバカしさが大好きで、今回も主演のクリス・パインが良い味を出していました。コメディ部分が寒くなり過ぎない絶妙な塩梅です。
単純なハラハラドキドキが楽しめて、軽いノリでいかにもポップコーンムービーといった感じ。家族で見たくなるやつですね。
評価(平均点高めの設定です。)
4.3 /5 点!
概要
監督:ジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン
時間:2時間14分
配給:東和ピクチャーズ
公開日:2023年3月31日