エピソード21『輪切りソーセージとシェルドンの独立宣言』“A Secret Letter and a Lowly Disc of Processed Meat”
あらすじ
シェルドンと父ジョージは、メアリーがカリフォルニア工科大学や他の著名な大学からの入学を誘う手紙を隠していたことを知って怒る。シェルドンは、遠くの大学に一人で行くことは現実的でないと覚り、スタージスの東テキサス工科大学への入学を望んでメアリーを納得させる。コニーとジョージ―はデイルの店に仕返しをする。
ネタバレ感想
メアリー不在で好物のソーセージパスタを自分で作ろうとしたシェルドンは、輪切りにしたソーセージが転がっていった冷蔵庫の下を覗くために懐中電灯を探します。
ミッシーから「懐中電灯はママのベッドの横」と聞いてサイドテーブルを探したところ、カリフォルニア工科大学“カルテック”からの手紙が隠されているのを見つけてしまいました。
法律事務所に電話をかけて相談し、ミッシーと取引の末に合法的に自分宛ではない手紙の内容を知ったシェルドンは、大学からの入学してくれという話を何故自分に隠したのか、帰ってきたメアリーに詰問。
しかし逆ギレしたメアリーはシェルドンに質問権も与えず入学はさせないの一点張り。
部屋を抜け出してバーで父親を見つけると、隠していたのかと手紙を見せるシェルドン。案の定ジョージは初耳な反応でした。
それはそうと、ギブンズ先生のシェルドンを毛嫌いする態度はいつ見ても笑えます。
帰って来たジョージは手紙についてメアリーに聞くと、「2週間前届いたけど入学はしないからあの子には黙ってた」と。そして夫であり父親でもあるジョージにまで黙っていたとは少々勝手過ぎる感じ。結局のところ、息子を遠く離れたカリフォルニアの地で一人暮らしさせたくないというメアリーの子離れできない部分がそうさせているのです。まだ10歳の子なので当然の反応でもある反面、特別な才能があって本人が大学入学を強く希望している時点でやはり親の独断で芽を摘む行為は親心とは言えません。
しかも、カルテックだけでなく他の大学からの手紙も隠していたらしいメアリー。夫からも息子からも一気に信頼を失ってしまいます。
珍しく父子でタッグを組み、大学へ進学する現実的な方法とそのための重要なステップとなるメアリーの攻略法を考える2人。
家に残されたメアリーは思わず庭でタバコを吸っていたところをお隣のブレンダに見つかって鶏小屋に呼ばれます。
酒を煽りながら悩み相談しているうちに「大学が誘うほど賢いなら息子が自分で何とかする」という何とも的を射た意見を貰い、息子に出ていくと言われるのはつらいという本音もポロリ。
作戦会議から帰ったジョージとシェルドン。大学に行くべき理由をまとめたビデオの上映会が始まりました。現時点で遠方の大学へ行くのは現実的ではないから東テキサス工科大に入学するという提案です。
ビデオに映っていたスタージス博士の言葉も決め手となり、ついにメアリーはシェルドンの大学進学を認めてくれました。
損害を賠償したのにクビにされたと聞いて、孫に八つ当たりするなと電話をするバァバ。
悪びれない様子のデイルにカンカンになったバァバは、夜中にジョージーと閉店後のスポーツショップへ行き、2人で店に生卵を投げ付けて憂さ晴らし。
孫をクビにした仕返しでここまでしてくれるバァバはやっぱり良いキャラしてます(笑)
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▼次回、S4エピソード1