エピソード7『悲しみと喜び』“Grief and Joy”
あらすじ
ティムが亡くなって1年になる日、そしてジェシーの1歳の誕生日がやってくる。カーリはティムの母親に再婚することを打ち明けるべきか悩んでいた。エリザベスとローリーは交流を続けている。子どもを持ちたいエリンは牧師に助言を求める。アシュリーの元にはパリから電話がかかってくる。
ネタバレ感想
“共に喜び 共に泣きなさい”
ルークのように両親が信者なら、その家庭環境から自然と信仰を持つのは簡単そうですが、反面、一度揺らぎ切った信仰心を取り戻すのはかなり難しいことのように思えます。
逆に、エリザベスやジョンのように『全ては神の思し召し』にもかかわらず、善良な人々に不幸が起ころうが、『それもまた神の意思』だと思い続けられる方が不思議です。
しばらく滞在することになったダイアンを浮かない顔でもてなすカーリ。一応ジェシーの洗礼式の時にライアンという恋人がいることは伝えていたようで、ライアンと鉢合わせになっても“最悪”ではないものの、婚約を伝えられずにいるだけに最悪寄りの気まずさがあります。
タイミングが悪いと再婚を話したがらないカーリに対し、当たり前ながらライアンは良い気がしていません。しかも、これまでのライアンのキャラクター的に余裕で受け止めてくれるのかと思いきや、想像以上に堪えている感じ。大丈夫でしょうか。
ジェシーのささやかな誕生日パーティーに招待した両親に、まだライアンとの婚約を伝えられていないと打ち明けたカーリ。
ここでジョンが言っていた「人は時に厳しい事実から誰かを守ろうとする、でも実際はそれと対峙する自分を守っているだけだ」というセリフは真理でした。
午後は両親がジェシーを預かるからダイアンと二人でティムの墓参りに行くよう気を利かせてくれたので、その時にきちんと話すことに。
とうとう再婚を打ち明けたものの、式が一ヶ月後だと聞いて「随分あっさりと前に進めたのね」とお怒りのダイアン。息子を亡くして一年かそこらで嫁が再婚ともなれば、こういう反応もまぁ、あるだろうな。
本気で子どもが欲しいエリンは、子どもが苦手でその気がないサムに相当悩んでいる様子。まだまだ伏線程度ですが、まさか離婚なんてことになりませんよね?
エリザベスが早速ローリーを家に招いて食事したり親しく話していたのも、今後のルークとの関係に更なる亀裂が入ることになりそうで心配です。
アシュリーの作品を気に入って購入したいという顧客が出て、今度は展覧会に向けて2週間で4点もの新作が必要に。
浮かれて頑張ろうと気合いを入れ直したアシュリーのところに、エイドリアン・カロンの代理人を名乗る人物から連絡が。
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▼次回、エピソード8
