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海外ドラマ≫≫The 100 The 100/ハンドレッド シーズン7 10話ネタバレ感想

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エピソード10『闇の君臨者』“A Little Sacrifice”

あらすじ

正体を現したシェイドヘダことラッセルは、総帥と名乗り、ひとつの民を支配する。マーフィーたちが怪我人を救出している間に、ラッセルはマディの所に向かい、従うか死かの選択を迫り、従属させる。そんな中、インドラは“総帥の座”をめぐりシェイドヘダと対立する。一方、使徒になったエコーはレヴィットを拷問してジェム9の在り処を聞き出し、惑星バルドの人間を1人残らず殺そうとしていた。

ネタバレ感想

エモリ達がまだ息のある信者達の介抱をしているうちにシェイドヘダは姿を消してしまいました。このままでは総帥不在の1つの民が闇の総帥に取り込まれてしまいます。

シェイドヘダは自身の脅威となりかねない元総帥のマディのところへ行き、怯えるマディを脅して自分に跪かせました。

 

クラークは仲間を全員サンクタムに戻せば協力すると言いますが、エコーを筆頭にこの場に残ると3人から背を向けられてしまいます。

今度は、ビル以外の使徒無しで仲間と話がしたいと条件を変え、一緒に来たレイヴン達とガブリエルを交えて作戦会議。

クラークは「私にフレームが入ってたのは1日だけだし100年以上前よ」と疑問を投げかけ、「オクタヴィアから記憶の一部を引き出したM・キャップが原因だ」とガブリエルに教えられ、ポリスの記憶を見た敵は今はクラークの頭に鍵となるフレームが入っていないことに気付いていない様子ですし、エコー達がそれを知りながら敢えて伝えていないのなら3人は寝返ったわけではないことを意味すると結論付けました。

ナイラ、ガブリエル、ジョーダンには石の間に留まりビルの見張りを頼んで、「最強の女性3人の企みを探ってくるわ」とクラーク。

その頃、すっかり油断している看守と共にホープのペナンス移送のため牢に来たエコーは看守を瞬殺。

本気で裏切られたと感じていたホープに対し「私が奴らに洗脳されるとでも?全員殺してやる」と涼しい顔のエコーが超カッコいい。

あえて多くは説明せず、看守の服に着替え、到着した仲間を連れてとにかく1時間以内にここを出ろ、と念押ししてその場を去るエコー。

 

ビルは戦争を起こすためのコードを手に入れるため、クラークの鍵を欲していることをガブリエル、ジョーダン、ナイラに話したり、腹が減ったから昼食を食べに行くと言って石の間を勝手に出て行ってしまったり、捕虜としての自覚に欠けるというか、切り札だからこそ簡単には撃たれないことを分かっていての行動でしょうか。

クラーク、レイヴン、ミラーの3人はディヨザとオクタヴィアの部屋に行きようやく仲間同士の再会っぽくなりましたが、いくら脅しで人払いさせたとはいえ監視カメラとかないんですかね。石の間を託されて動けないナイラとジョーダンに代わってガブリエルが銃を持ってビルを追いましたがなーんか頼りないなぁ。

再会も束の間、看守の制服を剥ぎ取ったホープが入ってきて石の間からバルドを脱出する、と宣言。

ディヨザは、エコーがベラミーを殺された復讐を遂げに行ったことを悟りながら止めなかったホープに対し、「無実の人を殺しても心に空いた穴は決して埋まらない、仲間が埋めるんだ」ともはやテロリストだった頃の片鱗すら感じさせず母親らしい説教をしますが、「ここに無実の人はいない」と相変わらずツッパリ気味のホープ。遺伝子的に好戦的であって然るべきな存在ですししょうがないか。母親としては急に成長して現れた娘が人殺しを厭わず敵に対しての憎悪に満ちているというのは心配でしょうな。

エコーはレヴィットの協力を得られたと言っており、彼を探し出すと縛られ大量の返り血を浴びているレヴィットが見つかります。

目の前で2人殺され、エコーに協力してバルドの先住民を絶滅させた生物兵器のジェム9を渡してしまった、と。機械室にある加湿装置に入れれば全室に噴霧できるという方法も教えたそうです。

ホープだけは自分たちが助かる1時間以内にさっさとここを出ようと即答で未熟さを感じますが、クラークが軽蔑の眼差しを向けるのはどうなんですか(笑)ミサイル発射を知りながら自分とレクサだけ逃げようとしたこと、忘れてませんよ?

「まだ止められる」と訴えたレヴィットの口に布を詰め直して部屋を出て行くオクタヴィア達。

やはり頼りないガブリエルは銃を脇に置いて、敵の用意した食事を警戒心ゼロで口に入れ始めました。大丈夫か、こいつ。

 

1つの民を集め、歴代総帥の名前を上げていき自身が総帥になる儀式的な演説をしていたシェイドヘダの元に乗り込んだインドラは、「総帥に就くのは私を倒してからだ、伝統を守るというなら行動で示せ。決闘だ!!」と申し込み。

なんとなく安っぽさのあるグラウンダー頂上決戦が始まりました。

実力はどちらも相当なのは確かで、拮抗したタイマン勝負の末にインドラが殺されかけたその時、シェイドヘダに小刀で斬りかかるマディが割って入ります。

顔面を切り付けられ、痛みにうめきながらマディを殺そうとしたシェイドヘダを見て、「彼女は殺すな。私がひざまずく」と言って、マディを守るためあれほどの憎しみを抱いていたシェイドヘダに忠誠を示したインドラ。

 

エコーのいる機械室に到着したクラーク達は復讐心による大虐殺を止めようと必死です。

ここでエコーに響くのが、クラークの言葉ではなくレイヴンの言葉というのがエモい。

「ジェム9を水に入れたら私はここに残る。一緒に殺して」と覚悟の表情を見せたレイヴンを自らの手で死に至らしめることなんてエコーにはできませんでした。アークの絆、最高かよ。

しかし、ここで透明化した部下を従え部屋に入ってきたアンダース。

ディヨザはアンダースにエコーが持っていたジェム9を返したのですが、ホープがアンダースの首を切り裂き、手からこぼれ落ちたジェム9を回収して先ほどまでエコーがそれを入れようとしていた加湿装置に走ります。

必死で止めたディヨザは、ホープが落とした1滴を自らの手で受け止め、みるみるうちに石化していくではないですか。

娘を自分と同じ大量殺戮者のテロリストにしたくないという母親の思い。泣き叫びながら仲間に引き摺られて部屋の外に出されるホープ

えええぇぇ……ディヨザかなり好きになっていたんですけどね。ホープよりもむしろディヨザファンの方が多かったでしょう、これ。

なんという残念な結果。

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▼次回、エピソード11

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