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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン3 7話ネタバレ感想

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エピソード7『ラスト・ハラー』“Last Hurrah”

あらすじ

カズンズでの出来事が明かされないまま、ベリーとジェレマイアは独身最後のパーティを楽しもうと友人たちと街へ繰り出す。だが酒の勢いで秘密が明るみに出てしまう。

ネタバレ感想

コンラッドのケガ以降も何もなく、3日後に迫った結婚式に向けてジェレマイアもカズンズにやってくるようです。

ジェレマイアの言う「あと2日で俺の奥さんだ」というセリフはフラグとなるのか……?

独身さよならパーティーをするのに新郎新婦が同じ場所に居るというのはなかなか珍しいような。


まさかの愛人連れで来たアダムからケイリーを紹介され、笑顔が引き攣るローレル。

式の手配をしているケイリーが、「花嫁の母親に聞きたいことが今後も増えると思うの」と連絡先交換を頼み、あからさまに微妙な顔をしながらもローレルはこれに応じました。


いくらベストマンとは言え、ジェレマイアのバチェラー・パーティーコンラッドがわりと乗り気で付き合ってやるのが意外です。こういう馬鹿騒ぎは苦手そうなのに。

一方、テイラーとアニカも到着して、新婦の独身最後を祝うバチェロレッテ・パーティーも始まり、アニカがコンラッドを誘って気まずい空気になるのかと思いましたが、ベリーの初恋の相手で元カレだと知っているアニカは早々に自重し、「気にせず誘っていいよ」と思ってもいないセリフを返すベリーと、絶対ダメだと目配せする有能テイラー。

周りのことはよく見えていても、自分のこととなると過剰な強がりが出てしまうのがテイラーの欠点です。

職場からデニースと一緒に来たスティーヴンと話し、あくまでも自分達は友達同士だと言い聞かせ、デニースと一歩踏み込む後押しまで。

ティーヴンも鈍いところがあり、「信じるから裏切らないでくれ」と天然でテイラーを牽制。焦ったいったらない。

できることならデニースのことも嫌いになりたくないので本格的に一線を越えてしまう前にスティーヴンにはまたテイラーの方を向いて欲しいのです。

ハリポタ・マニアで同人誌まで書いていたことは以前にもバラされていましたが、スティーヴンが今でも子ども用歯磨き粉を愛用しているという新たな暴露がありました(笑)


さすがにバーに繰り出す頃にはバチェラーとバチェロレッテに分かれ、別々の店で楽しむようです。

テキーラですっかり酔っ払ったベリーは、テイラーに付添人をしてくれることや、母親を説得してくれたことを改めて感謝。

そこで初めて、母を説得したのがテイラーではなく、「気が変わった理由は分からない」と言われて、残る心当たりはただ1人。

コンラッドが頭に浮かんでいると、本人が通りの角から現れるではないですか。広くはなさそうな街でバー巡りとなれば不思議ではない鉢合わせですが、やはりどう考えても選ぶべきはジェレマイアではなくコンラッドではないのかと思わせられます。

しかしベリーの視点でフォーカスされるのは、コンラッドよりも後から現れたジェレマイアの方で、この一進一退感が憎い……!

コンラッドを呼び止めて母親を説得したか聞いてみると、やはりコンラッドが話してくれたおかげで、しかも介入の理由が当たり前のように「だってお前にとって大事なことだよ?お前の結婚式だぞ、思い描いたとおりになって欲しい」なんてサラリと言えるイケメンさよ。

コンラッドはいつだってベリーを気にかけており、心の支えになってくれているのです。

 

その後、酔っ払って踊り狂うベリーの脳裏に現れるのはコンラッドとの思い出ばかり。

とうとうパニックを起こし、落ち着かせようとするテイラーに「こんなの違う、夢見た結婚式と全然違う!夢に見てたのは……コンラッドだけ」と思わずぶちまけてしまったベリー。

クリスマスに一緒にカズンズにいたこと、その時何もなかったけれど、ただサマーハウスに一緒にいただけなのにウソをついていたことも打ち明けます。

ジェレマイアにも話すことは思いとどまりましたが、もうこうなってはジェレマイアと結婚する現実に違和感ばかりが湧き上がりそう。

 

同じ頃、ジェレマイアはコンラッドが席を離れている間に仲間達からレイシーとのカボでの出来事を囃し立てられていました。

トイレから戻ったコンラッドは、「春休みにカボでヤッたんだ!ベリーと別れて直後に学内イチの女と寝たんだ!」とレッドバードが悪ノリでご丁寧に下世話な説明をしているシーンに出くわし、信じられないといった表情。

そうですよ、弟ならベリーを大切に傷付けず幸せにしてくれると思ったからこそ、兄ちゃんとして身を引いたはずなのです。

結局、ベリーと飲み過ぎずマリファナもやらず、パーティーの後は2人でビーチで過ごそうと約束していたのもすっぽかしてハメを外して吐くまでベロベロになって帰ってきたジェレマイア。こりゃダメだ。


テイラーはあろうことか、デニースにスティーヴンへの気持ちを自覚させ、電話してみろと背中を押してしまいます。応援すると言ったからってそこまでしなくても……。

あの母親だからこそ、テイラーが自立した女性に育ったのでしょうが、今は母親が言う「何言ってるの、諦める気?スティーヴンはあなたのものよ。プライドは捨てなさい」という言葉の通りだと感じます。

やさぐれモードのテイラーは、誰かに依存してしがみつくママのようになるのは嫌だとかなり辛辣なことを言ってしまいました。


ジェレマイアとの約束でビーチに行っていたベリーはそこで偶然にもコンラッドと再会。

コンラッドはジェレマイアがカボで浮気をしていたことを伝え、ベリーがそれを知っていたと知ると「なのに結婚?2〜3ヶ月前の話だぞ。なぜだ?」と。

そうか、なんだか随分前の話に感じますが、わりと最近の話でしたね。確かにこの勢い任せの結婚は不安しかありません。

反対されると突っぱねるいつものベリーの頑固さが出るも、珍しく退かないコンラッド

メンタルが弱々でナイーブなだけで、コンラッド「他の女を見たことはない」のは確か。

 

そしてとうとう来ましたよ。

「まだ愛してるんだ、お前が忘れられない。心から消えない」

勢い任せの告白はややロマンチックさに欠けますが、これくらいでないとコンラッドはいつまでも自分の気持ちに蓋をし続けていた気もします。

「ジェレマイアと結婚するな、俺といてくれ」と懇願するコンラッドを突き放して、ジェレマイアを選ぼうとするベリー。

さっきまであんなに脳内はコンラッド一色だったのに……?

強過ぎる拒絶は、それだけベリーがコンラッドから手放されてしまったことにトラウマを持っていることの現れだと言うのも分かります。分かるんですが、それでもやっぱりコンラッドを応援したくなるのです。

そもそもベリーはいつまで経ってもどんな酷い目に遭おうともコンラッドへの気持ちを捨てきれないと思うんですよね。

ここでやたらと怒って自分はジェレマイアを裏切らないという高尚アピールをしたところで、心の中にコンラッドがいるのは明らかですし、潔癖気味のベリーがこんな気持ちを抱えながらジェレマイアと結婚式を挙げられるとは思えません。

改めて、もう結婚式だというのに本当にどうなってしまうのでしょうか。

リーファーストでけなげ一直線だったジェレマイアは今では浮気男で大事な日の特別なデートの約束をすっぽかして酒に酔ってゲロを吐いてグースカ寝ているロクデナシの面が見えてしまい、コンラッドがかつてした仕打ちと差し引きゼロかマイナスという勢いです。

こうなってしまうとやはり初恋の相手と天秤にかけて勝つというのは難しいのでは?

このタイミングで断られるジェレマイアの立場はキツいなぁ。普通なら家族崩壊ですよ。


デニースと危うくくっつきかけたスティーヴンの方は、バーで飲んでいたルシンダがくだをまいて声を掛けるというナイスアシストがあり、ギリギリのところを行き来している感じ。

テイラーと元サヤに収まるのは既定路線としても、デニースを一旦経由するかどうかはわりと大きな問題です。

The Summer I Turned Pretty

The Summer I Turned Pretty

  • 作者:Han, Jenny
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▼次回、エピソード8

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