第5話 「絶望の淵」
あらすじ
アンナは、ヴェラの死はベイツを犯人に陥れるための計画的な自殺だったという証言をついに掴む。ジミーは、隙あらば距離を縮めようとしてくるトーマスに不快感を覚え始めていた。息子を手放したエセルのことを心配するイザベルは、自分の使用人にならないかと彼女を誘うが、カーソンらダウントンの使用人からも反感を買う。意見を違わせる2人の医師の立ち会いのもと出産を迎えたシビルだったが…。
ネタバレ感想
何を企んでいるのか、トーマスに復讐したいはずのオブライエンがジミーをトーマスに近付けさせます。時計の針の巻き方をトーマスに聞くジミーですが、いやいや何という手取り足取り。後ろからガッチリホールドで120%セクハラ上司です。オブライエンはトーマスがガンガン攻める事を分かっていて敢えてジミーを差し出しドン引きさせるところまで読んでいたんでしょうか。
デイジーは恋敵アイビーにキツく当たります。さすがパットモアチルドレン。しかし当のアイビーはジミーにお熱という矢印の一方通行だらけです。
シビルの出産に二人の医師が立ち会いますが、全くの正常で問題ないという意見と子癇の疑いがあるという意見と真っ二つの対立が出来、大騒ぎ。もし子癇なら一刻の猶予もなく病院に移し帝王切開で出産しなければならないものの、もし違えば母子ともに殺しかねない危険なギャンブルだと。この時代まだ帝王切開は一般的ではなく大きな危険の伴う最終手段的な方法だったのでしょう。感染症対策が万全な時代ではないですもんね。
意外と呆気なくシビルはお産を済ませ無事に女の子を出産したかと思いましたが、深夜になって子癇の発作が出て苦しみながら娘とブランソンを遺し亡くなってしまいました。皆に愛されていたシビルがこんなに突然亡くなってしまうなんて思いもよらなかったです。昔馴染みの医師の助言を聞いておけば…。悔やんでも悔やみ切れない結果となってしまいました。あのトーマスですら本気で哀しんでいる姿が余計に突き刺さります。
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▼次回、エピソード6 いつから台所が使用人部屋に?