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海外ドラマ≫≫ダウントン・アビー シーズン3 9話ネタバレ感想

ダウントン・アビー シーズン3 バリューパック [DVD]

第9話 「スコットランドの休日」(最終話)

あらすじ

1年後。一家はスコットランドの親戚の屋敷に招かれ10日ほど過ごすことに。久々の家族旅行ということで出産を翌月に控えたメアリーも同行する。イーディスは、近くまで来ていた編集者のグレッグソンを招き、家族に紹介する。一方、ダウントンに残った使用人たちは、息抜きをしようと揃って地元の祭りに出かける。メイドの新人エドナは、ただ一人旅行に招かれなかったブランソンに好意を抱き…。

ネタバレ感想

シビーが突然大きくなったと思ったら最終話にして一年後に飛ぶんですね。シーズン変わったのかと思いました。メアリーもおめでたですし良かった良かった。

トーマスとジミーの何とも言えない距離感がニヤニヤ無しに見れません。 

さぁ家族旅行に行くぞって日の朝でも家族一同でテーブルを囲み優雅な朝食の時間を過ごすんですね、さすが貴族。

一人残るブランソンを“今までは無害だったけど一人になって自由に目覚めないかしら”といかにもバイオレット的なベクトルの心配をするばぁさん。この人の嫌味は本心から思っている感がひしひしと伝わってくるのでダブルで面白い。

スコットランドのダンイーグル城もダウントンアビーとは全く違った様式でいかにも「中世のお城」という感じがわくわくします。甲冑とか出てきそうなイメージです。ここはスコットランドに実在する《インバレリー城》というアーガイル公爵の15世紀以来の居城だそうです。劇中の舞踏室など内部は、ハートフォードシャーに実在する《ローサム・パーク》というカントリーハウスで撮影されたものだと公式サイトに記載がありました。

 

さてさて屋敷では新入りメイドのエドナがブランソンに好意を抱きストーキング、新しい食材の卸売り業者はなんと開幕早々パットモアさんを口説きにかかります。満更でもないパットモアさん可愛いとこありますね。パットモアさんの様子を覗いて噂話をする使用人の皆さんも同じく可愛いです。トーマスを警戒していちいち牽制するジミーも可愛いです。そしてやはり女子高生のようにヒューズさんに勝負服の相談とラブレターを見せて意見を聞いちゃうパットモアさんが可愛い。パットモア回でしょうか。

一家不在でいつもより使用人の砕けた言動が見られて、特に下僕'sのだらけ方やいつも以上に多い会話が何気に見どころです。ジミーにどんどんゲイ目線の可愛さを見出してしまう自分が居ます。アルフレッドと並ぶと小さくて顔も可愛らしいのに強気で高慢ちき、ただし尻を狙われているトーマスに内心怯えているのかキツく当たるけど嫌いにもなり切れないツンデレみたいな。

ブランソンと使用人達で息抜きに地元のお祭りへ遊びに行きます。綱引きをするダウントンチームの顔面偏差値の高いこと。タフトン一人加わったところでバランスが取れません。乙女なパットモアさんを誘惑したタフトンはというとかなり女好きのチャランポランな男でヒューズさんは気が気ではありませんし、こっちもハラハラしていましたがいやはやそんな事2秒で吹っ飛びました。酔っ払ったジミーが人気の少ない橋の下で輩2人組に絡まれ殴られそうになっているところに現れたトーマス!なんでお前そこに!そんなタイミング良く!人気の無い場所へふらふら歩いて行くジミーを付け回して居たとしか思えない登場です。いや、きっと飲み過ぎたジミーを心配に思って気を配って居ただけですよね、はい。自分が犠牲になり“ジミー逃げろ!”なんてあのトーマスが。ヒェ〜と声が出ても仕方ない展開です。ニヤニヤが止まりません。クラークソンとイザベルの恋路なんてどうでも良いのです。 血まみれのボロボロで有り金全て奪われたトーマスを遠巻きに複雑な表情で見守るジミー。あわよくば捨て身で守ってくれたトーマス素敵!とでもなってくれれば最高に面白過ぎるんですが。

お見舞いに来たジミーに照れるトーマス、ほんともうなんなんですかね。そして跡をつけてたのか聞かれて正直に白状するトーマス。改めてノンケ宣言されても“ただ友達になりたいだけだ”と何て健気なんでしょう…あのトーマスが。今回の一件もあり、ジミーから友達認定されて嬉しそうに頬を綻ばせるトーマス。何度も言いますがあのトーマスが…。

ブランソンにはエドナをもっと遠ざけて欲しかったのですが少々がっかりしました。あんな得体の知れない近づき方をしてくる女がシビルの代わりなんてちょっと認めたくありません。ただ、ヒューズさんに励まされ思わず泣き言を言ったしまうブランソンを見るとやはり孤独と葛藤の中で一人戦って居たのはさぞ辛かろうと感じたのでエドナ退場だけで満足です。

 

メアリーは無事に息子を出産し、母子ともに健康な状態。ここ最近マシューとの関係も最高に良好な中これ以上ない程幸せの絶頂のようです。一家にとっても跡取り息子の誕生で、サブタイトルに〜幸せの絶頂で〜と付いていた理由が分かります。

ただし、ダウントン・アビー特有の波の速さと高さで、文句のつけようのない程の幸せをぶち壊しにきました。上げて落とすの最上級じゃないですか、こんなの。

マ、マヒューッ…!これまでのメアリーとの信頼関係や愛の深さのシーン全てが伏線になっているかのような…。シビルに続きマシューまでこの若さで…あの事故現場と倒れたマシューを見るにお亡くなりになられているのは間違いなさそうです。メアリーの心境を思うと辛過ぎる。あぁ、そんな殺生な…。

▼次回、S4エピソード1 機械に頼るなら誰だって料理できる

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