第5話 「激震」
あらすじ
メアリーはブランソンと一緒に、ヘンリーのレーシングカーの試乗を見物する。イーディスはロンドンのアパートにバーティーを招く。アンディはユーツリー農場に移ったメイソンの養豚を手伝うと申し出るが、ある問題が発覚する。病院統合の件でクラークソンが賛成派に回りそうだと知ったバイオレットは、保健大臣のチェンバレンを屋敷に招き、統合反対を訴えてもらおうと画策するが…。
ネタバレ感想
メイソンさんに差し入れを持って手伝いに来たパットモアさん、デイジー、アンディ。養豚は力仕事もあるが本当に大丈夫なのかと懸念の表情を浮かべるメアリーとブランソンに対し、アンディが助け舟を出しました。農業いいなーとか言ってたのは本心だったんですね。デイジーとのフラグなのでしょうか?メイソンさんの跡継ぎになってデイジーと一緒に住むとかが理想的だと思えましたが。
メイソンさんに借りた農業の本を広げるアンディに話しかけるトーマス。珍しくアンディがトーマスを邪険にせずに少しだけ会話をしましたが複雑な表情を見せます。そんなにゲイが怖いか、と思いましたが勘違いでした、すまんなアンディ。アンディ実は字が読めず、それでも農業の夢を実現するためには勉強が必要だと分かっているので自分自身に苛ついて本を投げていたところにトーマスがやってきて読み書きの指導を買って出ました。“きっとできる俺を信じろ”と相変わらずお気に入りには親方の如く頼もしさを見せつけるトーマス。やっとジミーに次ぐ友達が出来そうですね。
ブランソンとともにヘンリーのレーシングカー試乗を見学に行ったメアリーですが、90年代英国のレーシングってあの車であんなに飛ばすんですね。レース向きにはおもえませんがそういう時代もあったということか。マシューを車の事故で亡くしたメアリーですからもっと危ない危ないと嫌悪するかと思いきや、“速いわね”とひとこと。
病院統合の件で寝返ったクラークソン医師に対しめちゃくちゃな物言いをしたデンカーでしたが、その旨を報告する手紙が届き激おこのバイオレット。“裏切り者をまだ友人と呼べますか?”の問いに“対立のたびに絶交していたら今頃私に友人はいないわ”とバッサリ。客観的に自分を評価していてのこの性格、さすがです。こういう自虐ネタすらも自信満々にプリプリしながらハッキリ言うところが好感持てるんですよね。
具合の悪そうだったロバートはついに食事会の席で全員にトラウマを植え付けるレベルの吐血をかまし大騒ぎに。潰瘍破裂とのことで医師が同席していた事もあり正しい応急処置の後救急搬送されましたが、ひとまず容体は安定したようです。
ゴタゴタの中コーラとバイオレットのやり取りでマリゴールドの話題が出た事で、それを聞いていたメアリーはなにかしら感づき始めましたね。
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▼次回、エピソード6 聞かせて