エピソード2『バンカー・ヒルの夢』“Dreams of Bunker Hill”
あらすじ
ボッシュは捜査班の内務監査課の2人の目をかいくぐりながら、一刻も早くエライアス殺害事件の核心に迫るため調査にあたっていく。エレノア・ウィッシュはFBIの潜入捜査に戻り、ジェリー・エドガーは仕事復帰の初日を間近に控えていた。
ネタバレ感想
非課税の傷病年金をたんまり貰っても刑事を辞めるどころか復帰予定よりも前倒しでわざわざ署に顔を出すあたりエドガーもかなり重症の仕事人間です。そんなエドガーの登場に愛を持って弄り倒す職場の同僚達の絡みが良い感じです。
ビレッツ警部補は〈クーパー警部〉の長い休暇中、臨時の警部になっています。警部昇格試験で散々な結果となったことへの気持ちの整理がついた矢先にこんな形で代役を務めねばならないというのも複雑な話。
ボッシュと女弁護士チャンドラーとの因縁は続いており、今回もまた彼女が一枚噛んでくるようです。
当面の間は特捜班の相棒だというのに愛想の欠片もないボッシュにキレるスナイダー。これに対してようやく多少は話す気になったボッシュと、腹を割って本音を言えと言われて、内務監査官としてのお仕着せの答えではなく、ハリスをベテラン刑事が拷問した可能性はあり得るし、ドレイクが怪しいと答えたスナイダーでした。
特装班としては、市から提示された示談金を蹴ってまで裁判に踏み込むには勝てると確信できるだけの隠し玉があったはずで、それが何だったのかが知りたいところですが、依頼人のハリスも詳しい戦略については知らないようです。
陪審員コンサルタントであり、エライアスの愛人でもあった〈パメラ・ダンカン〉によれば、法廷に持ち込んだのは金目的ではなく刑事からの拷問を世に知らしめるためで、信仰に目覚めて善行に努めようとしていたのだとか。
エライアスの息子マーティンにだけはダブル不倫をしていた2人の関係がバレており、嫌がらせメールが何度となく続いた後にクスリでハイだったマーティンが先週父親を罵って騒ぎになったところでした。
マーティンには薬物所持での逮捕歴もあり、かつてエライアスが息子のために起訴を揉み消した過去も。
エライアスに対する無許可の追悼集会が開催された場にコリアンタウンキラーは来ているし、エレノアの仕事は危険過ぎて中国マフィアに目をつけられた感はあるしで嫌な予感だらけです。
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▼次回、エピソード3