エピソード3『最後の処方箋』“The Last Scrip”
あらすじ
ボッシュは、ボーダーズの有罪判決を覆す可能性のある新たな証拠を調べるが、真犯人はボーダーズであり釈放すべき男ではないことを確信していた。ビレッツ警部補は、薬局の事件現場で事故を起こしたムーアとジョンソンの処分を迫られる。 薬局を回って薬を買いあさる不審なバンを追跡するボッシュとエドガー。やがてバンは意外な場所にたどり着く。 エドガーはギャリー・ワイズについて衝撃的な知らせを受ける。
ネタバレ感想
ボーダーズ事件の再審理が決まり、物置から埃まみれの過去の捜査メモを取り出すボッシュ。
チャンドラーとボッシュは検事局を訪ねて、DNAが出たことは知らないふりで検察の方針を聞きたいと先手を打ちに。
ボーダーズは証拠となったペンダントは警察が仕込んだものだと主張しており、それを信じるのか、次はハリー・ボッシュを標的にするのかと問い、臨戦態勢を示して帰ってきたチャンドラー。味方になると頼もしい人です。
ヘンリー捜査官とボッシュの因縁の関係も一目で見抜き、そこも利用しようと考えるのが相変わらず。
ボッシュが検事局に出向いている間もガルシア・ペインクリニックの張り込みを続けていたエドガーはガルシア医師とあの白いバンの運転手が敷地内に入っていくのを確認。
今度は〈ローラ・オコナー〉に昨日午後四時頃に離陸した白いプロペラ機ツイン・オッターについて話を聞いています。
この8ヶ月ほど週に2回は飛んでいて時間はまちまちだけれど荷物がないから日帰り客を乗せているはずだとのこと。
ボッシュと合流して潜入捜査中の麻薬取締局の捜査官〈ホーヴァン〉から話を聞く機会も得られるも、ボッシュ達のヤマはチンケな小物だとえらく横柄な態度で馬鹿にされるだけに終わりました。
ボーヴァンを待っている間、エドガーは〈アリアス〉からの連絡を受けて、ボー・ジョナスを連れてくるはずだったギャリーに約束をすっぽかされたと嘆かれ、ギャリーに再びコンタクトを取ろうとしております。
しかし、エドガーに返ってきたのはギャリーが殺されているのを発見したという連絡でした。
クーパー警部からムーアとジョンソンの異動を迫られるビレッツ警部補。付き合いが長いからと、二人の説得も押し付けられてしまいました。この二人が居なくなるなんて署内の面白み半減じゃないですか。
ほとんど引退勧告に近い引導を渡されたジョンソンは予想以上に憤慨してしまっており、収拾がつくのかどうか。
ウィルシャー署の強盗課から異動して来た〈ヴェガ刑事〉にさっそく今捜査中の薬局強盗の事件について説明するピアス。なかなかに有能そうな美女です。
かつての相棒で、引退生活を満喫中の〈ライアン・ロジャース〉に会いに来たボッシュはボーダーズ事件の捜査資料を受け取ります。
DNAは仕込まれたもので、オルマーの自白は何かしらで弁護士が釣ったからだと考えるボッシュ。
ヘクター・ボナーの調査により、ボーダーズの通話記録は、LA在住で16年前に獄中結婚をして夫婦になった相手〈リタ・テデスコ〉にかけたものばかりだとわかります。
テデスコとボーダーズは半年前から隠語で話をしていた記録があり、弁護士の〈クローニン〉とは話していないことから、テデスコがパイプ役になって誰かがオルマーに入れ知恵をした可能性も。
ボーダーズ事件の被害者〈ダニエル・スカイラー〉の妹〈ダイナ・ルソー〉がボーダーズ事件の件で話があるとボッシュを訪ねてきます。
検事局から母に再調査の通知がきたそうで、事実を確認しにきたようです。
退役軍人病院で処方を受けた患者がガルシアのクリニックに流れて二重処方してもらっていることも分かり、ガルシア医師にクリニックを閉められたら終わりなので、退役軍人という自身の経歴を利用するつもりのボッシュ。
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▼次回、エピソード4