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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン11 3話ネタバレ感想

Call the Midwife: Season Eleven [DVD]

第3話

あらすじ

ターナー医院にフレミング夫妻が再来院する。以前、2人の間には男の子が生まれていたが、その子には生まれつき脚がなく、出産直後に亡くなっていた。原因は、核実験で夫のデレクが被ばくしていたためだった。

来て!助産婦さん [ ジェニファー・ワース ]

ネタバレ感想

クリスマススペシャルが終わったと思えばもうイースターなんですね。

老朽化が著しいノンナートゥス・ハウスの一室からは天井が落ちて来てしまい、シリルによれば乾燥腐敗が原因とのこと。天井の他の部分も危ないそうですが、全面改修できるほどの余裕は無さそう。

部屋を追われたナース・コリガンはトリクシーの部屋に避難することに。それはそうと、無事に助産婦としての資格が取れたのですね。

新婚のルシルも自宅から出勤しており、引退ではなかったようです。

 

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産院に、数ヶ月ストリーサムの母の家に居た〈オードリー・フレミングが夫の〈デレク〉と共に診察に来ています。(S10-ep.3)デレクは胃部分切除をしており、しかも核実験での被ばく経験があるので胃ガンの可能性を懸念しているターナー医師。以前にもお産では悲しい思いをしただけあって、オードリーのお腹の子も心配です。

オードリーからシスター・ジュリエンヌに、デレクと同じグラップル作戦やドミニク作戦で被ばくした人々や生まれた子ども達の情報を集めた資料が託され、子供たちが水疱瘡でしばらくは出勤できないシーラが看病の合間に情報の整理を買って出てくれました。

 

解体作業中のビルの床下から赤ん坊の遺骨が見つかり、現場に居合わせたトリクシーはかなり沈んでおります。

その後、産院には〈バロウ巡査部長〉が聞き込みにきており、社宅として使われていて明確に世帯分けはされていなかったものの戦時中多くのナースが住んでいたビルで、記録によれば全員聖カスバートの職員だとか。

何人かはここに通院中か前任が担当したかもしれないらしく、赤ん坊の無念を晴らすために産院も協力して記録を開示するようです。

結果的に床の仕上げに使われていたリノリウムが戦後は使われていない種類だったりエドワード8世ほ王位放棄の新聞が出てきたりと、1936年か1937年以降床は当時のままだったことが判明して聖カスバートのナース達と関係がないと分かったことでターナー医師も多少は安堵したかもしれません。

検視報告書によれば赤ん坊は満期で生まれた新生児だそう。マシューから1861年の対人犯罪法『子供の出生隠蔽』の罪で2年の懲役だろうと聞かされたトリクシーは、100年も前に制定された法律なのかと驚き、パールボタン付きの花柄のブラウスに恭しく包まれていた赤ん坊はただ無造作に捨てられたわけではなく遺棄した母親も苦しんでいたはずだと憤慨しております。

捜査対象も残り3人となり、対象者名簿を見て知っている人物を見つけたターナー医師は、娘が精神を患った時期があるからナースも連れて行くといいと言ってフィリスを派遣しました。

その家というのが、ここ最近認知症〈バーサ・ナイル〉を手助けするためにノンナートゥス・ハウスが立ち寄っていたナイル家で、プライドが高く人の手を借りたがらない娘の〈マリゴールド〉がバロウ巡査部長の聞き込みに応対するのですが、初手から聖カスバートのナースのうちの1人に違いないと責任をなすり付けるかのような言い方が気になります。

床材のことをつつくと呆気なく自白を始めたマリゴールド。震えながら話す彼女によれば、未亡人だった母が生んだ赤ん坊は実は2人いて、今回発見された最初の子は母親と2人で床下に埋め、その18ヶ月後に生まれた2人目は煙突のガス管の裏に隠した、と。

もはや認知症でその事を覚えていない母を今となっては恨んでいる、と声を震わせたマリゴールドでしたが、検尿の際に介助が必要だったバーサの腹部を見て帝王切開の傷がある事を知っていたフィリスは、帝王切開後に自然分娩での2人の出産は難しいという現実をバロウ巡査部長に伝えます。

ターナー医師も呼ばれ、マリゴールド本人にバーサが生んだのは君だけで、命の危険があり帝王切開での出産後すぐ子宮を摘出されていると事実が告げられ、ようやく自分が生んだ子だったと白状することに。

ビルの煙突の裏からは証言通り、枕カバーに入れられた遺骨も出てきて署での事情聴取に応じるマリゴールド。既婚男性との不倫関係の末に生まれた子だそうで、証言によれば死産だったっぽいというのが救いの余地なんですかねぇ…。精神科医の診断ではマリゴールドは審問を受けられるような状態ではないとのことで起訴されず釈放に。こればかりはなんとも言えません。

 

オードリーのお産は順調に進み、生まれて来た赤ん坊は今度こそ五体満足の健康な女の子で、フレミング夫妻も心から嬉しそうでデレクの禁煙も続いてくれそうです。

 

ポプラーでは水疱瘡が流行っていて、自分の子どもに既往歴があることを養親に確認して初めて知ったことにショックを受けていたナース・コリガンでしたが、コレットに実は姉妹ではなく母娘なのだと打ち明けられ、コレットもこの事実をすんなり受け止めてくれておりました。

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▼次回、エピソード4

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