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海外ドラマ≫≫ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏  1話ネタバレ感想

ゲーム・オブ・スローンズ 第五章: 竜との舞踏 DVDセット(5枚組)

EPISODE 1 新たな戦いの幕開け The Wars to Come

あらすじ

父タイウィン殺害後、密かにキングズ・ランディングを脱出したティリオンは、ペントスに着く。ミーリーンでは、デナーリスがドラゴンを幽閉している牢を訪れ、手に負えないほど大きく成長した子どもたちを前に恐れおののく。一方、黒の城ではジョン・スノウが、自らが七王国の王だと主張するスタニスと、彼に囚われた“壁の向こうの王”マンス・レイダーの狭間で揺れる。

ネタバレ感想

ドレスを着た二人の少女が森の中を進んでいきます。王都周辺の王族の衣装を彷彿とさせる出で立ちなので立派な家柄の娘なのでしょうか。

気の強い金髪の少女が怯えて咎める黒髪の少女を引っ張り込んでズンズン森の奥へと入っていきます。小屋を見つけた二人は中へ入り込み、家主の魔女に帰れと怒鳴られますが、金髪の少女は自分の未来をさっさと教えないと目玉をくり抜くわよと脅します。

差し出されたナイフで血を味見させると3つの質問なら答えてやると言われます。

“私は王子と婚約してるの 結婚はいつ?”

-“王子とは結婚せず王と結婚する”

“私はクイーンになるの?”

-“一時クイーンになるけれども別のもっと若く美しいクイーンが現れ大事なものを全て奪い去る”

“王との子供は?”

-“王との子供は作らない 王には20人の子、お前には3人の子ができる黄金の冠を被るがその子は死ぬ”

と予言されます。

その気の強さと傍若無人っぷりに薄々気付いてはおりましたがサーセイの幼い頃の記憶なんですね。それにしても予言当たりすぎだろ。

前回ティリオンにボウガンで撃たれたタイウィン・ラニスターの遺体を前に、“弟を思い付きで逃した事が父の死を招いたのよ”とジェイミーを咎めるサーセイ。

 

貨物として王都を密かに離れたティリオンはようやくペントスに運び込まれ木箱の中から出られます。そこにはヴァリスの姿も。

二人はヴァリスの友人であるイリリオ・モパティスの故郷に匿われているようで、反ロバート派でターガリエン家復興を支持する仲間だったそうです。ヴァリスはデナーリス派だという事ですか、ほぅ。

 

ピラミッドの頂上から黄金の像を撤去するアンサリード達。

仕事を終え、娼婦街で誘われた娼婦と上半身だけ脱ぎ添い寝してもらい恍惚の表情で鼻歌を聞くアンサリードの兵士でしたが、娼婦と手を組んだ仮面の何者かに喉を切り裂かれてしまいます。

この仮面、先の場面でアンサリード達が引き摺り下ろしていた像によく似ています。

ハーピーの息子たち”と呼ばれるアンチデナーリスの集団の仕業だったようで、この仮面が殺されたアンサリードの遺体の上に置かれていた事を知らせるバリスタン。

殺されたホワイト・ラットをミーリーンで最も神聖な場所とされる巫女の神殿へ丁重に埋葬するよう支持するデナーリスに対し、余計に挑発する行為だと止められますが、“怒れば向かってきて簡単に叩き潰せる”と相変わらず好戦的です。

ミッサンデイは遺体が娼館で見つかったことを受けてグレイワームに“何故娼館に行くの?”と問います。陰部が切除されたアンサリード達が何のために何をしに娼館に行くのか理解出来ないんですね。グレイワームは“俺は知らない”と去っていきましたが。

 

カースルブラックではオリー少年に剣の稽古をつけるジョンの姿が。全く悪気がない行動だったとはいえ、イグリットを殺した彼と積極的に関われるというのはジョンの凄いところです。

稽古を続けるジョンの元に“王がお呼びよ”とメリサンドルが呼びに来て共に“壁”の上へと登りスタニスを伺います。

ウィンターフェルの今の城主はロブを刺殺したルース・ボルトンで、タイウィン亡き今、支えを無くしたボルトンの首を取り北部を取り戻すと話すスタニス。その為には多くの兵力として野人の力を借りたいのでマンスに忠誠を誓うよう日暮れまでに説得しろとジョンに言います。

北部奪還後、従ったものには恩赦を与え命と土地の保証をするが従わなかったものは火あぶりに処すつもりです。

 

少女のような屁っ放り腰で剣の稽古を行うロビンを見学するサンサとリトルフィンガー。ロイス公の元にロビンを預けて修行させるようです。

リトルフィンガーは何やら報せの手紙を受け取っていましたが誰からの情報だったのでしょうか。

 

アリアに保護を拒まれ落ち込むブライエニーはポドリックを突き放しておりますが、二人のすぐそばを通過する馬車の中にはサンサとリトルフィンガーが…!アリアには真正面から断られ、サンサとはこんなに近くに居ながらすれ違うという。もどかしい!

 

タイウィンの葬儀で浮かない顔のサーセイの前に出てきたボロボロの身なりで裸足の男。あのランセルです。かなり印象が変わりましたね。サーセイやジェイミーの従兄弟でありながらサーセイと関係を持ち、ロバート王が狩りでなくなった原因であるワインを大量に注いだアイツです。ティリオンに脅されて二重スパイをする羽目になったアイツです。

ランセルの父によれば、自分たちを“雀”と呼ぶ妙な宗教団体に入って変貌してしまったそう。

その後再びサーセイを訪れたランセルは“あなたを闇に導いた許しが欲しい”とし、血縁でありながら不倫関係を持った事やロバート王を死に追いやった事を挙げますが当然サーセイは“一体何のこと?”としらばっくれます。

しかしドップリ信仰にハマってもう思うように操れないランセルはサーセイにとって不利なだけの存在ですね。サーセイなら口封じのためどうにかして殺しにかかるであろう危険因子です。

 

全裸のオリヴァーとロラスがベッドでいちゃつく真っ最中にマージェリーが夕食に遅れている兄ロラスを呼びに入ってきます。

全く動じないマージェリー(笑)

行動を慎むようアドバイスするマージェリーですが“どうせもう皆んな知ってる事だし、タイウィンが死んだのだからサーセイとの結婚は白紙だ”とウキウキのロラス兄ちゃん。

サーセイとロラスの政略結婚が破談になればハイガーデンに移り住む事なくキングズランディングに留まり、トメンと結婚するマージェリーはずっと義理母の監視下で暮らしていく事になりますが…マージェリーにはまだ何かしらの策がありそうですね。

 

酒浸りで腐っているティリオンにヴァリスは“七王国の平和と繁栄のため、父上の政治の才能を継ぎ思いやりもあるあなたが鉄の玉座に相応しい者の手助けをしなければ”と自らの危険を顧みずティリオンを逃した理由を話します。

さらに“トメンより強くスタニスより寛大で諸侯を押さえ人民を鼓舞できる者が必要です”と話すヴァリスに“そんな男いるか?”と猜疑的なティリオン。

“男とは言ってません このまま酒を飲み続けて死ぬかミーリーンに出向きデナーリスに会い世界の価値を確認するか二つに一つです”と選択を迫りました。

 

ユンカイから帰ってきたダーリオはワイズ・マスター達を統治下に置く事に成功したようですが、一つの条件として闘技場の再開を求めているとデナーリスにお伺いを立てます。

奴隷同士が死ぬまで戦う闘技場をデナーリスが許すはずもなく、奴隷ではなく自由民同士があくまでも自分達の意思で戦う事を闘士達も望んでいるしそれが彼らの伝統でもあると説得するも認めようとはしないデナーリス。

デナーリスとダーリオはあれから日常的に関係を持っているようですね。

ベッドで闘技場を再開すべきだと進言します。

ダーリオの母は酒浸りの娼婦で、12歳のダーリオを奴隷商人に売ったそう。素早くて喧嘩好きだったダーリオは闘士を育てる男の元へ売られ、16歳で闘士として戦ったダーリオはすぐに有名になり男が死ぬ時に自分を自由にしてくれた結果、セカンドサンズに入り今こうしてデナーリスと出会えたと話します。

今や世界中に多くの敵を作ったデナーリスは、弱さを見せればすぐにでも敵に攻め込まれる状況に陥っています。

だからこそドラゴンを持ってして強さを示すようアドバイスするダーリオですが、閉じ込めなかった1匹のドロゴンは消息不明だし制御し切れていない事実を聞きます。

“ドラゴンなきドラゴンの女王はもはや女王じゃない”と言われ2匹ヴィセーリオンとレイガルを閉じ込めた地下へ足を踏み入れるデナーリス。

デナーリスに裏切られ閉じ込められてしまった2匹は火を吹いて威嚇します。慌てて飛び出すデナーリス。

 

マンスの説得を試みるジョンでしたが、火あぶりなんて悲惨な最期は嫌だけれども信念を裏切るよりマシだ、とやはりマンスに説得の余地はありませんでした。

自分の命がかかろうが“民を他人の戦いに巻き込まない”という軸を持っているマンスはカッコいいですね。数々の野人を束ねたリーダーシップはこういうところにあるのだなぁと感じさせられました。

最後まで圧力に屈する事なく仲間達に威厳を見せつけたマンス。

カースルブラックのど真ん中で柱に括り付けられメリサンドルの手で見せしめのように火あぶりの刑を執行されてしまいます。

迫り来る炎に怯えるマンスですがトアマンドら野人達の前で醜態を晒す事を見かねたジョンが弓矢を放ち日が回りきってしまう前にトドメを刺しました。

せめてものジョンの優しさですが、この後の立場が心配になります。

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▼次回、エピソード2 

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