海外ドラマ≫≫ウォーキング・デッドシーズン9　1話ネタバレ感想

第1話新たな幕開け（A New Beginning）

あらすじ

全面戦争から一年半・・・。ニーガン率いる救世主との戦いが終結し、アレクサンドリア、ヒルトップ、王国、聖域はそれぞれ町の再建に当たっていた。ヒルトップが順調に潤う一方、聖域は育てていた作物が全滅するなど苦しい状況に置かれていた。リックとミショーンはすべての町のために奔走するが、ダリルとマギーは聖域を支援することに納得がいかないでいた。

ネタバレ感想

アレクサンドリアではキングオブ卑怯で勝利を決め込んだ最終決戦から一年半が経ち、町としてかなり栄えているのが手に取るように分かります。

久しぶりに見るリックとミショーンのカップルの違和感はやはり拭えません。

ウォーカーへの扱いが笑ってしまうほど適当でゲームかのように無双していく人間達(笑)

馬車という優雅な移動手段を作り上げ大勢で乗り込み神妙な顔付きされても…というシュールさも感じますが、オープニングクレジットのBGMを聞けばやはりテンションは上がるのです。

よほどの不意打ちにでも合わない限り脅威にすらなり得ないウォーカー達がなんだか滑稽にすら見えてきます。ボウガンの矢すら回収しなくなったダリルには初心を思い出しサバイバル本能を呼び起こして頂きたい。サバイバルナイフの二刀流捌きがとんでもなく格好良いのは事実です。

キャロルはトンデモバンジーから生還したエゼキエルにこれでもかとキスしていましたが二人は公然とそういう関係な訳ですか、そうですか。唐突なプロポーズにはお断りするキャロルでしたが。

とにかくそんな事よりスピリチュアルおじさんゲイブリエルの帽子が気になって仕方ありません。

シーズン8からだいぶ間があいてしまったので新キャラと旧キャラの区別が曖昧ですがアンと呼ばれていたのはスカベンジャーズのジェイディスですよね。どうせジュディスとややこしかったので今後はアンでいきましょう。

ケンという少年がシーズン9最初の犠牲者となってしまいましたが、腕を噛まれただけでそんなすぐ死ぬような感じでしたっけ…？

ロクデナシの元市長グレゴリーはケンの死を使ってマギーをリーダーの座から引き摺り下ろそうと企んでいたりとまーーた内部抗争に発展しそうな気配です。

王国や聖域と連携を取り合い見事なコミュニティに発展しており、王国はエゼキエルが、ヒルトップはマギーが、聖域はダリルがリーダーとなって取り仕切っているようでしたが、壁の内側で人員を纏める事への抵抗とリックのやり方への反発も手伝ってか、ダリルはこのリーダー役を嫌がり「ヒルトップのマギーと赤ん坊の元へ」と自ら希望するもリックからアレクサンドリアへ戻るよう指示されます。

リックは相変わらず独りよがりで仕切り屋なよう。

結果、代わりにキャロルが荒くれ集団救世主のまとめ役として聖域に残る事となり「俺も残ろうか？」と尋ねたり、エゼキエルとの関係について「一番幸せになるべきだ離れるのは寂しいけど俺も嬉しい」と話したりえらく丸くなったダリル。特にキャロルには心許しがちでしたっけ。

ジワジワと外堀を埋めていくのかと思ったグレゴリーですが、とっとと行動に移したみたいでその素早さに脱帽です。

夜の散歩をする赤子連れのマギーに労りの言葉をかけ、「グレンの墓が荒らされていた」だの何だの言って人気のない墓場にマギーを誘き寄せると隠れていたケンの親父アールに襲わせるという卑怯極まりない手法に出ました。

赤ん坊の泣き声で数人が駆けつけてくれてなんとかアールを撃退します。お手柄ハーシェル。ハーシェルといえば農場の爺さんという刷り込みに近い感覚があるのですが、マギーは亡き父親の名前をとったのですね。

すぐさまグレゴリーの元へ怒鳴り込みに行くも開き直ったグレゴリーと揉み合いに。

ナイフを持っていたグレゴリー相手にさすがに腕力で敵わないかと思いましたが、いやいやそこはマギー。ナイフを奪い首元に突き立て形勢逆転です。ここのグレゴリーの小物感ったらなかったです。

そしてグレゴリーはマギーによってアッサリと公開処刑で首を吊りお亡くなりに。

この行為が住人達にどう映ったのかが何とも言えないところです。

やたらと聖域に肩入れし、かなりの貢献を果たしているヒルトップのマギーに更なる支援を頼むリック。

グレンを惨殺した憎きニーガンを殺さなかっただけでなく、まだ度重なる支援までさせるのなら対価として崩れ落ちた橋の修繕は彼らにやらせろと至極もっともな意見を言うマギーに対し「困っている彼らを助けないと」的なスタンスのリックが気に入りません。ならお前が頑張れよと言いたい。

というか捕らえたニーガンが一瞬たりとも出てきませんでしたがどうなっているのか。