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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン2 6話ネタバレ感想

私たちの青い夏 シーズン2:予告編

エピソード6『ラブ・フェスト』“Love Fest”

あらすじ

カズンズ・ビーチで過ごす時間が終わりに近づき、ベリーは疑問に思うようになる。スザンナならどうするだろう?もちろん、盛大なパーティを開くはず。しかし、パーティは彼らが必要とする結末をもたらすのだろうか。それとも、新たな問題を引き起こすだけなのだろうか?

ラブ・フェスト

ラブ・フェスト

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ネタバレ感想

買い手がついたことで、もはや身内だけの話ではなく第三者の手に渡ってしまってはコンラッドも素直に鍵を渡すしかありません。ここでごねれば裁判沙汰ですし自分達が負けなのは目に見えております。

スカイだけは「ここに居ると何故か楽しいんだ、薬を飲まなくても」とカズンズビーチの素晴らしさを語って説得しようと実母に食い下がっています。母親と共依存状態に見えたのは精神的に不安定な側面があるからなのか、肉体的にも何か病を患っているのでしょうか?

とにかく、ジュリアおばさんも抱えているものが大きそうで、過去を断ち切りたい思いから売却に固執しているようでもあります。

誰よりもそばで母親を見てきたスカイは、その部分を痛烈に指摘。

そこまでジュリアおばさんを搦めとる『クリスマスの夜』に、具体的に何があったのかが明らかにされました。

父親が亡くなって間もない頃は、家族同士の交流もあり仲の良かった姉妹。ただ、ジュリアの方は両親から不遇な扱いを受けてきた根深い恨みがあり、恵まれていた側のスザンナからポジティブの押し売りをされて、「恨みに持つべきじゃない」なんて言われたら堪りませんわな。スザンナはちょっと夢見がち過ぎるところと、自分のペースに人を巻き込むところがあるのが魅力でもあり致命的な部分でもあるのです。

「過去に囚われて寛容な心を失わないで」という娘からのお言葉に怯まず、商談のためボストンへ向かってしまったジュリアおばさんはこの先取り返しのつくタイミングまでに考え直してくれるのかどうか……。

 

ジュリアおばさんが去り、自分達もそれぞれ家に帰ろうという提案に、「こんな暗いままのお別れはダメ!」と異議を唱えたベリー。

かつてコンラッド達の母親と自分達の母親が開いた盛大なパーティーを真似して目一杯楽しもうと提案し、ベリーの言うことには無条件で賛同しがちな人間ばかりなので流れるようにパーティーの開催が決定しました。ヤケクソと若さも紙一重です。

 

年上組同士、悩めるコンラッドには唯一包容力を感じさせるアドバイスが出来る男なのに、気になる女子の事になるとまるで小学生男子かのように茶々を入れて意地悪してしまうタチなスティーヴンは愛おしいな、おい。

そしてコンラッドですよ。

パーティーのための酒調達にコンラッドがベリーを誘い、それについてきたジェレマイア。

店から出てきたベリーは両手に一つずつフローズンを抱えており、一つはジェレマイアのもの。味はチェリー&コークで、ジェレマイアは「得意だもんな」と。

コンラッドの分がないのは、単純にコンラッドが甘過ぎるものは苦手で普段から好んでいないからなのですが、ベリーとジェレマイアが親密そうなところを見せつけられ、「喉が渇いた」とベリーの飲み物に横から手を付けた上に、「ココアが得意なのかと」と2人だけの思い出を彷彿とさせるひと言。張り合っております、張り合っております(笑)

 

アメリカ人、本当にパーティーが日常的な物で好きなのでしょうが、準備段階がここまでフィーチャーされている事もそうないので新鮮です。むしろ本番より準備中の方が楽しそうにすら思えてきます。遠足当日よりパッキングしたりお菓子を買ったりするあのワクワク感に似たものがあって、どこか懐かしい感じで童心に帰れそう。

パーティーグッズショップでの買い物中に、ベリーはコンラッドに葬式の日に取り乱してしまった事を謝り、コンラッドの方も「パニック発作で倒れた時にたまたまオーブリーがいたんだ、本当はお前がよかったよ」と。どんどんいい感じになっていく二人の陰で、ジェレマイアがいる事も忘れてはなりません。ベリー、どないすんねん。

さて、コンラッドとジェレマイアで揺れる中パーティーは始まり、テイラーは相変わらずジェレマイア推し、そしてコンラッドの視線の先に妹がいることに気付いたスティーヴンは「俺はお前の味方だ、もう傷付けるなよ」とコンラッドを応援。

 

SNSでパーティーの宣伝をしたら大勢が集まってくるというのも文化の違いだよなぁ。日本だと考えられないことです。

広報担当のテイラーのインスタを見て彼女に会うため遠路はるばるやって来たマイロに、「テイラーはスティーヴンといると思う」と刺激するスカイ(笑)

キスをしたことがないらしいスカイが、それを恥ずかしがることもなく、勉強熱心にテイラーとベリーからキスについての教えを受けているあたりも好感が持てますし、だんだんスカイのことが好きになってきました。

手解きの甲斐と、男らしい大胆さを持つスカイの性格があわさって、距離が近付きつつあったキャムとパーティー中に初キスに至ります。よかったよかった。

 

ティーヴンとテイラーコンビの魅惑のダンスショーも最高でした(笑)

ここぞという時には全てを掻っ攫っていくスティーヴンの男らしい告白も良いよなぁ。イケメン三銃士の中で自分がなれるとしたら誰になりたいかと言われれば、スティーヴンに軍配が上がるかもしれません。

良い感じの2人を見つけてしまったマイロと、応戦するスティーヴンでケンカが始まってしまい、周りも煽ってファイトクラブに(笑)

テイラーは、自分のミドルネームすら言えないマイロに「やってられない、終わりよ」と切り捨てました。

 

母親とメールのやり取りをしていたスカイは、ジュリアおばさんが「毎年夏に1週間サマーハウスを貸してくれる」という条件を付け加えてくれたと喜んで報告。

またここに戻って来られることに歓喜するジェレマイアとベリーに反して、コンラッドはそもそもこの家が他人の物になった時点で終わりという感覚で、そんな気はないと言い捨ててしまいジェレマイアとタイマンに。家の話にかこつけてほとんどベリーの取り合いの件での鬱憤をぶち撒けるジェレマイアに、ベリーは「巻き込まないで」とその場を立ち去ります。

ジェレマイアは「今まで兄貴を尊敬してたけど、本性はただの臆病者だ。尊敬できない、もう知るか」とまた決別宣言。おいおい。

コンラッドは自分達の付き合いを認めてくれとジェレマイアに頼んだ事をベリーの前でばらされて、仲直りしつつあったはずのコンラッドとベリーもこれでまた拗れております。そのぐらい時効のように思えますが、ベリーは今更何をそこまでブチ切れないといけないのでしょうか?

そこまで自分を想ってくれているのが分かっていたらプロムの時もお葬式の時も戦えたのに!との事ですが、あんなデレデレなコンラッドに大切にされておいてそれはちょっと求め過ぎというか責任転嫁に思えます。

なんだか1人でドツボにハマってボロボロになってしまったベリーはついに母親に電話をかけて、泣きながらメッセージを残しました。

サマーハウスが売りに出された事、フィッシャー兄弟がピンチな事。そもそも、サマンサの親友であるローレルが一番あの家に関係が深いですし、最初からこの事実を知る権利があったような……作家としての収入がどの程度かはわかりませんが、やはり大人の話なので金銭的に工面してどうにか出来るのもローレルしか居なかったのかもしれません。

 

傷心のテイラーに寄り添うスティーヴンの念願叶ってようやく2人の関係は前進。これこれ、なんだかんだあってもちゃんと収まるところに収まるカップルが見たいのですよ!

どんちゃん騒ぎのパーティーでは売り手のついた家がどんどん荒れていきますが、これ賠償物では?

The Summer I Turned Pretty

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  • 作者:Han, Jenny
  • Simon & Schuster Books for Young Readers
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▼次回、エピソード7

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