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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン2 7話ネタバレ感想

私たちの青い夏 シーズン2:予告編

エピソード7『ラブ・アフェア』“Love Affair”

あらすじ

二日酔いがさらに悪いものになることがある。ベリーは、昨夜犯した過ちを思い出して目を覚ます。しかし、全てを解決するには遅すぎるのだろうか?

ラブ・アフェア

ラブ・アフェア

  • ローラ・タン
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ネタバレ感想

すっかり板についてきたベリーの身勝手ムーブとは言え、ここに来てのローレルに対する態度はお葬式のコンラッドに対するものと同じレベルに酷いな。

実の息子達もそうですが、かけがえの無い親友を亡くしたローレルもかなり辛いだろうに。ベリーはいつでも自分が一番の被害者ヅラしてしまうんですよね。

それでもベリーにはいつでも誰かが寄り添ってくれる環境に恵まれています。

今回はジェレマイアが話を聞いてくれており、てっきりサマーハウスがもうどうにもならない事だったり、母との間に生まれている亀裂について語るのかと思いきや、開口一番「コンラッドがあなたと話した事は聞いてたけど知らなかったの、交際を認めさせてたなんて……」とこれまた自分は関係ないしそれに怒ってますよアピールときました。これを聞いてジェレマイアがどう思うか、相手の気持ちに立って考えてみると『こんな時に今更そんなこと言われても……』と感じそうなものですが、言わずにはいられなかったのでしょうね。これもまた若さ。

結果、ジェレマイアには食い気味で「その話はやめてくれ」と言われてしまって、相変わらずの空回りです。

コンラッドとはもう何もない」と本人は至って真剣に信じてもらおうと言うのですが、ここで他でもないジェレマイアに「お前たちはずっと繋がってる」と言わせてしまうあたり、天然で傷を抉りまくっているのにも気付きませんかね。

なんだかんだで結局はジェレマイアの言う通り『離れていても繋がっている』コンラッドとのハッピーエンドだろう、と思いながら見ているのですが、ジェレマイアが引けば引くほど不憫でなりません。

ただ、ベリーにフられた側の事を考えると、コンラッドはそれこそ闇堕ちまっしぐらで塞ぎ込んでしまうのが目に見えていて、逆にしっかり者のジェレマイアは潔く身を引いて気持ちを切り替えてくれると思ってしまうのです。器がデカいだけに損な役回りになるというのもこれまた不憫ですが。

 

ようやくジュリアがサマーハウスを売却した事を知ったローレル。

ティーヴンまでもが完全にベリーの味方で「あいつは2人を助けようと必死に動いた」と言って母親を責めるのはなんだかなぁ。大人の事情もあるでしょうよ。

ローレルは怒りのあまりベリーに手を上げてしまったことを謝り、これまで感情を出さないように努めていたのは強い母であろうとして、他の感情ごと押し込めるためだったと吐露しています。そしてそれが間違いだったことも娘の前で素直に認められるローレルは母の鑑かもしれません。

子どもたち全員に、これまでそばにいなかったことを謝ったローレルはついにジュリアおばさんと話してくれる事に。

大人同士腹を割って話してみると、ジュリアはスザンナ憎しの感情だけで動いていたわけではなく、仲が悪かったとは言えお別れも言えず手紙の返事も書かなかった自分を責めていて、この家に居ると否が応でもスザンナを思い出して罪悪感を抱いてしまうから処分してしまおうと急ぐ気持ちがあったからなのでした。

ローレルに本音を語ったことでまだ仲直りの努力は遅くないと納得し、売却を中止にしてくれたジュリアおばさん。今度はコンラッド達の父親、アダムの説得です。

 

「家族の問題にこれ以上立ち入れない」と言って颯爽と帰っていくテイラーにメロメロのスティーヴンが子犬のようで笑ってしまいます。

意外だったのは、バス停まで送っていくよりも自分の車を貸してやってセルフで運転して帰らせる方が紳士的な対応なのか。ふむ。

 

もう一度やり直したい気持ちを表明したのに、ベリーからは『友達』としてやり直すことに前向きな返答を受けて複雑な表情のコンラッド

一応気まずいだけの関係は終わってこれまで通り幼馴染としてお互いを受け入れられるのであれば一歩前進ではあるものの肩透かしです。

 

アダムは何故そこまでサマーハウスを売却したがるのでしょうか?サマンサの生前に夫婦関係が悪化していたのも元はと言えば自分が浮気したのが原因なのだからそれぐらい罪滅ぼしの感覚で息子達の味方につけばいいものを。

そして、ジュリアおばさんも和解しつつある中、スカイもいとこ達に馴染んでいることですし、このままジュリアおばさんの所有にして皆んなで使えばいいのに、彼女達の考える方法はアダムにコンラッド達がサマーハウスを適正価格で買い取れるようお金を工面してやって欲しいという一択。なんで?(笑)

ジュリアおばさんの単独所有にするには維持費が払えないからでしょうか?

しかもアダムがこの家を売ろうと頑ななのも、「ここに居るとスザンナを思い出すから」だとか。いや、お前もかーーーい!!!

大の大人が揃いも揃って……(笑)それでここまで子供達と揉めるなんてスザンナが望まないことなんて誰が考えてもすぐ分かるのに皆自分が傷つかないために必死です。

ローレルの説得と、大型犬ジェレマイアの懇願がダメ押しとなって、2つの家を維持するのは無理でも、ボストンの家を売れば足りるだろうと答えるアダム。

フィッシャー家がこの家に住むということで事態はうまく収まったのです。

 

さて、家のことが片付いたら今度は兄弟の仲直り。

コンラッドはベリーと話して今は友達になったこと、ジェレマイアと仲直りしたいと考えていることを話し、ジェレマイアの方もそれに同意で「相手が怒るような事でも正直に話そう」と返しました。

そこでようやく、実は編入試験を受けていたスタンフォード大に合格した事を打ち明けたコンラッド編入せずにブラウン大に戻るなんて言っておりますが、それこそ本音を出し切れていない感じがします。

出来過ぎな弟ジェレマイアは、夢だったブラウン大編入を後押しし、そのために必要な明日の試験に向けて徹夜の勉強に付き合うと兄を全面的に応援してくれるのです。

コンラッドスタンフォード大への熱量を知っているベリーもこれを手伝い、ついでに当然のようにスティーヴンも徹夜でコンラッドを勉強させています。そう言えば偏差値が高かったスティーヴンは良いとして、学年的に下のベリーとジェレマイアは試験勉強の助けになるのか疑問ですが、要はコンラッドのモチベーションを保てればオールオッケーということで。

やたらとハイで元気過ぎるベリーの指揮で寝ずに勉強からのダンス休憩からのうたた寝……人生がかかった試験勉強舐めてませんか?笑

 

ちょこちょこ挟まれる年長組の恋バナシーンは、お互いを分かり合ってる感があっていいですね。相手の想い人が自分の妹だと分かっていて茶化したり背中を押したりできるスティーヴンの大人な一面。長男同士、似たような悩みを乗り越えてきたわけでもありますしね。

そして、ベリーの方にも兄として「直感を信じろ」とアドバイスしてやれるのはスティーヴンしかいないのです。

徹夜明けでこれから運転して試験を受けに行かないとならないというのに、プールではしゃいでしまう若者達が眩し過ぎます。

無事にコンラッドをブラウン大に送り届けて、時間が空いたジェレマイアとベリーは近くのフィンチ大へ。ジェレマイアが入学予定でベリーも勧められた大学です。

そこではしゃぐうちにやはりジェレマイアへの気持ちが募りつつあるベリーと、そんなベリーに気付きながらやんわりと踏み込むことを回避するジェレマイア。

「もう一度チャンスをくれない?」と言ったベリーに、「やり直してもまたフラれたら耐えられない」と答えます。

「お互い成長して前とは違うし、もうしない」と軽く言ってしまうベリーですが、本当か?コンラッドに迫られても同じことが言えるか?

コンラッドと付き合うのはずっと夢だったけれど、リアルなものが欲しい……私が欲しいのはあなた」と言ってついにタガが外れたジェレマイアと熱烈にキス。

ちょうど帰ってきたコンラッドの咳払いとあの表情よ……。結局はどっちも傷付くことになるんだからやめてくれ……せめて初志貫徹してくれ!!!うぉぉ……。

The Summer I Turned Pretty

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  • 作者:Han, Jenny
  • Simon & Schuster Books for Young Readers
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▼次回、エピソード8

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