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海外ドラマ≫≫The Summer I Turned Pretty 私たちの青い夏 シーズン2 3話ネタバレ感想

私たちの青い夏 シーズン2:予告編

エピソード3『ラブ・シック』“Love Sick”

あらすじ

サマーハウスが売りに出されたが、ベリー、ジェレマイア、コンラッドはそう簡単に手放そうとしない。コンラッドが秘策を練る一方で、ベリーとジェレマイアはより直接的な方法を試みる。しかし、カズンズに戻りフィッシャー兄弟と一緒に過ごすことで、ベリーはこの一年のツラい思い出から逃れられなくなる。

ラブ・シック

ラブ・シック

  • ローラ・タン
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ネタバレ感想

見終わってしまうのが勿体無いと思えるレベルのドラマは久しぶりです。

ストーリーがめちゃくちゃ面白いだとか、思いもよらない展開だとか、そういう点では特に秀でているわけではないのにどうしてこうも楽しめてしまうのか。エモさの権化のような雰囲気とキャラクターの魅力の相乗効果たる所以か……?

 

スザンナには異母姉妹の〈ジュリア〉がいて、カズンズの別荘はスザンナとジュリアの2人に所有権があったのだそう。

しかし、スザンナが亡くなり、別荘は今やジュリアのものに。コンラッドやジェレマイアから見ておばにあたるジュリアはこの別荘の売却を考えていて、父親に頼ってもどうにもならない、と。

コンラッドは1人でこの事態に対処しようとして、カタが付いてからジェレマイアにも話すつもりだったようです。ほんとにこの長男は抱え込み癖があります。

ベリーとは目も合わせようとしないコンラッドはこれまた極端な不器用男で、自分の信託財産を使ってこの家を買い戻そうと考えているようです。

 

ベリー達が別荘に着いた翌日には、スザンナの葬式にも出なかったという控えめに言っても良好な関係では無さそうなジュリアおばさんがカズンズに来てしまっており、いよいよタイムリミットが近付いているといったところ。

朝食の調達ついでに、おばさんが居るらしいオーシャン・ハーバー方面に出向いて直接交渉しようと企むジェレマイアとベリー。子供の暴走が災いしてこれ以上拗れなければ良いですが……。

 

黙ってベリーに任せるはずが、やっぱり自分だけ仲間外れでは気になってしょうがないスティーヴン(笑)

ちょうど母親が新作の販促会でNYへ行くタイミングで数日家を空けるので、自分もカズンズへ行くことに。

ベリーの現状を教えて貰ったテイラーにそれを伝えると、テイラーも一緒に着いて来る事になりました。

どうでも良いですが、スティーヴンのプロムの相手は誰だよ(笑)あれだけシェイラに夢中だったスティーヴンの相手にしては……ストライクゾーンが広過ぎます。全然違うタイプやないか。

母親の病状を中心に気を病む事が多いにしても、あまりにもベリーに気を遣わせまくりで心ここに在らずなコンラッドポンコツ具合は少し笑えるほど。

心を閉ざしがちで自分から離れていこうとするばかりで、涙ながらに「終わりよ」「別れたがってるのはそっちよ!」とベリーに言わせてしまうコンラッド

ダンスパーティ中に出て行った2人が気になって追いかけてきたスティーヴンと、1人戻ろうとしたベリーが鉢合わせる形になった際のスティーヴンは本当に兄貴かよと思うリアクションを見せてくれます。

泣いている妹を見て瞬時に色々悟ってそっと抱きしめてやれるなんて、やはりシスコン。どちらかといえばジェレマイアがやりそうな仕草でした。

 

ベリーとジェレマイアはジュリアおばさんのところへ行ってお得意の愛嬌作戦でたらしこむはずが、やはり売却の意思は変えられず。

ただ、ベリーの後押しで兄と協力し合えるよう意識を変えたジェレマイアのおかげで、コンラッドは1人で抱え込む重責からは解放されそう。

 

物怖じせず、媚びもしないテイラーは逞しくて潔くて良い女だよなぁ。

ティーヴンは何気にテイラーが気になっている様子で、テイラーからかなり痛いところを突かれてやりこめられ、しょげているのですが、自分の発言を撤回してスティーヴンの長所をきっちり褒めてやれるテイラー、最高なのでは?長年の片思いの相手であり、親友の兄という間近でよく見ている相手だからこそ褒められた時にも詰められた時にも説得力が伴うように感じます。

基本的には認めている上で、悪い癖が出ればしっかり指摘してくれる人が身近にいるというのは恵まれてますな。それが年上の兄貴分のような存在ではなく、妹の同級生というのがスティーヴンらしいというかなんというか(笑)

 

スザンナの葬式当日、別れた相手だとしても今日はずっとコンラッドの側に居て彼を支えようと考えたベリー。

しかし、食事を持って部屋に行ってみると他の女の膝枕で慰めて貰っているという。

プロムの日には泣いて別れを告げる彼女を見捨てたのに、絶句してその場を去る元カノをここでは追いかけるのは逆だろ、と。

ベリーもベリーで、いくら腹が立っても母親の葬式を終えたばかりの相手にゴートゥーヘルはいかんでしょ(笑)

コンラッドはその場で「付き合ったのは間違いだった」と告げてベリーも反発。

大勢の弔問客の前で醜態を晒し、ただでさえロクな話じゃないのに最悪の記憶です。

いやぁ……しかし、長年幼馴染をやってきて彼らの事はかなり分かっているはずなのに、恋人になった後もちょっとコンラッドが塞ぎ込んだからと言ってそれを別れたがってるのだと思い込んだり、絶対にどうでも良いと思っている相手だからこそ素直に甘えて利用しているだけだろうに、元カノの中で自分だけが格下なのかと吠えてみたり、ベリーの被害妄想が激しいのはやはり若さのせいでしょうか?

 

信託財産は使わせないの一点張りな父親は、とうとうジュリアが開く別荘の内覧会を兄弟2人で手伝ってやりなさいとまで言い始めております。

打つ手がなくなり、途方に暮れている最悪なタイミングでサプライズ訪問してきたスティーヴンとテイラーにも売却の事実が告げられました。

コンラッドは諦めずに何とか手を尽くそうとジェレマイアと2人で協力する意思表示をして兄弟関係は回復しつつあり、その夜には若者揃って呑気に映画を見る流れに。

しかし、1通のメールが届いたのをきっかけに、そっと出て行ったコンラッドの異変に気付くスティーヴン。

ビーチにパニック発作を起こしているコンラッドを追いかけて声をかけます。これに気付くのがジェレマイアでもベリーでもなくスティーヴンというのがまた良いな。

それにしても、あれほどまでにコンラッドを動揺させたのは誰からのどういった連絡だったのでしょうか。

The Summer I Turned Pretty

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  • 作者:Han, Jenny
  • Simon & Schuster Books for Young Readers
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▼次回、エピソード4

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