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海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン2 2話ネタバレ感想

CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン2 DVD-BOX

エピソード2『第三の選択』“Tertia Optio

あらすじ

ライアンはチャピン議員からベネズエラ滞在の許可を得る。レイエス大統領は、ライアンたちが調査を行っている事件への関与を否定。ライアンとハリエットは協力体制を組み、事件の真相を追うこととなる。

第三の選択

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ネタバレ感想

あんな事件に巻き込まれたライアンを気遣うようにグリーアは明日の朝一番でワシントンに帰るよう声をかけますが、「犯人を突き止めるまで帰りません」と頑ななライアン。せめて人の目を見て返事しろ。

カラカスの米国大使館に猛スピードで入ってきた車に乗っていたのは警護を担当していたラモスで、モレノ議員暗殺に加担したことを自首して情報を話す代わりに亡命したいとのこと。

ライアンとグリーアが見守る中、〈ノーベンバー支局長〉が話を聞き、ラモスは母親の入院している病院で声をかけてきた金髪に青い目でヨーロッパ訛りのあるスペイン語を話す殺し屋について明かします。

ラモス警部が警官だと知っていて、3000ドルを渡して車の誘導を頼んだそう。ここでようやくラモスが片棒を担いでいたを責め始めるライアン、タイミング遅くないですか?恩人が殺されてご立腹というのも分かりますが、自分の所属でもない他国の大使館で突然キレ始めるのはなんだかなぁ。ほとんど腫れ物状態です。

グリーアに「レイエスの仕業です」と断言するのも、アメリカの政府関係者として来ている客人がその国のトップを殺人犯だと言ってしまうなんてかなりアウトなのでは……?たとえほぼクロだったとしても危ういなぁ。

これを聞いて、「アルメタ号のロケット打ち上げはレイエス以上に深刻な事態だ、私たちは助け合える」と返すグリーアもどこかズレている感じがするのは気のせいでしょうか?

 

金持ち相手のボート修理を生業とする〈マーカス〉を訪ねたのはシーズン1でもちょこちょこ出てきていたマティスです。マーカスの家にはかなりの数の勲章が飾られていて、マーカス自身も兵士出身なのでしょう。戻ることをかなり嫌がっていて、船の操縦士が必要だというマティスからのオファーをバッサリ断ってはおりますが、その翌日もマティスは懲りずに姿を現し、かなり揺らがすことには成功した模様。

 

やる事が極端に大胆すぎる節のあるライアンは、停泊中のアルメタ号に業者を装って忍び込むも、乗組員に見つかりIDの提示を求められます。そこへ現れたのは、同じく業者の出立でライアンの上司を装って探しに来たという設定を演じるリナの姿。結局ID提示を求められて銃を突きつけられたところをリナが近接格闘であっという間に倒してしまいました。

ドイツの特殊部隊出身で、現在は民間調査員としてとある実業家が行方不明になっている件を調べていると言っておりましたが、後のライアン調べではドイツ連邦情報局“BND”の諜報員で、〈リー・クライン〉と名乗っていたのも二重の偽名で名は〈ハリエット〉

表向きは軍事コンサルタントの実業家がレイエス大統領に武器を売っているらしく、協力を持ちかけられ、先に情報をくれる代わりに実業家は渡せとのこと。ハリエットのくれた情報はウバリ将軍がレイエス批判をする妻との会話の盗聴データでした。

ドイツのスパイと寝た上に手を組むなんてトンデモナイという支局長の意見はごもっとも。

確執を生じさせてウバリ将軍をレイエスから引き離して味方につけようという作戦にしぶしぶながらも何故ゴーサインを出せたんだ。

ノーベンバー局長は同じ相手と2度結婚して離婚しているらしく、しかもその相手というのが大使のリサ・カラブレスというのだから驚きです。でもその情報要るぅ?

何故かノリノリになっている支局長も加わって、レイエス大統領の警備責任者〈バストス〉を非合法な手段で捕らえると例の録音を聴かせて解放。

またホテルの部屋に来たハリエットに素性の調べがついていることを前提に真実を話すよう言うと、2ヶ月前に失踪した〈マックス・シェンケル〉を連れ戻すようBNDから指示されており、彼女としてはマックスを生きたまま奪還したいという思いがあるようです。何を納得したのかはさておき、ライアンは改めてハリエットと手を組むことに。

ほどなくして、レイエス大統領から呼び出されたライアンとグリーア。モレノ議員暗殺犯が過激派組織のメンバーでアメリカに反発する右翼団体だと調べがついたこと、2日前に軍が彼らのキャンプを襲撃して事件に使われた爆薬を見つけたこと、襲撃の際に4人死亡するも拘束した2人は反抗を自供したことをツラツラと話し出すレイエス

ベネズエラ西部のサン・エステバンで兵士に襲撃され、捕虜にされた立ちション男のことですね。その後監禁されて自供書へのサインを強要されたわけです。

アメリカとの関係のために形だけでも納得させるようなシナリオを考えてすぐさま実行に移るとは。

と、ここでジャック・ライアンの悪い癖が出ましたよ(笑)お悔やみと共に握手を求められ、握り返した際に耳元で「お前が犯人だ」と威嚇。ヤベー奴過ぎる(笑)

出て行き際には待機していたバストスの腕を鷲掴みにし、彼が左腕を怪我していることを確認していきます。ラモスのところで犬に噛まれたあとか。確認する前にラモスは独房で泡を吹いて倒れており、何者かに毒を盛られたようです。

ライアンもすぐにホテルの部屋で待ち伏せに遭い、見てられないレベルの攻防戦に。びしょ濡れで顔にビニールを被せられたライアンも悲惨ですし、反撃でブスブス刺したかと思えば、眼球グサーッッも相当なもんです。

目出し帽から碧眼が見えていた殺し屋は逃げ出し、異変に気付いて部屋に来たグリーアに追わせますが心疾患持ちが走って大丈夫か……!?

……ほーれ、言わんこっちゃない。追跡の途中に発作を起こしてその場に倒れ込んでしまいました。

驚きなのが、金髪碧眼の殺し屋こそがハリエットから引渡しを要求されているマックスの正体だったということ。銃を突きつけて今度こそ真実を話すようハリエットに迫るライアン。

17歳の頃、イギリスの寄宿学校で彼と出会い、マックスの誘いでKSKに入ったハリエットは、任務中にアフガニスタンで大勢の人を死至らしめるレベルのミスを犯したのだそう。そんな時マックスは全責任を負ってハリエットを守り、そのせいで彼もBNDに異動になった後に失踪したのです。ハリエットは、マックスがモレノ議員を暗殺した犯人だと分かっていてもなお信じたい気持ちがあるのでしょう。

もちろん恩人を殺された挙句に、自身もたった今殺されかけたライアンから知ったこっちゃない話ですが。

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CIA分析官 ジャック・ライアン

▼次回、エピソード3

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