エピソード13『電気代と小型原子炉』“A Nuclear Reactor and a Boy Called Lovey”
あらすじ
冷蔵庫の扉を開けたまま考え事をしていたシェルドンは、ジョージに電気代がもったいないと叱られる。そこでシェルドンは、自力で電力を賄うために小型の原子炉を作ることにする。
ネタバレ感想
冷蔵庫の扉を開けたままおやつ選びで悩むという子供らしい部分もあるシェルドンは、電気代がかかるからさっさと閉めろとジョージに叱られます。
そこでギブンズ先生のところへ行き、効果的で安い発電方法を例示してもらい、その中からシェルドン的に問題が無さそうだったのはまさかの原子力発電で、原子炉を自分で作るつもりです。
放射性物質をどこから調達するかという問題があり、スタージス博士から「火災報知器には微量のアメリシウム241が使われている、“宿題で使う”と何社かに言えばタダでくれるかも」と間違った方向のアドバイスを貰って即採用するシェルドン。
早速57個の火災報知器が届き、アメリシウム241を取り出してウキウキで「放射性物質を入手した」と科学番組の制作会社に電話しております(笑)
ベロニカには教会で出会った〈ダスティン〉という彼氏が出来たようで、失恋で暗くなってしまったジョージー。
それでも、ポジティブで詩人なところがあるジョージーはめげることなく熱烈なラブレターをしたためて学校でベロニカに渡そうと踏み出しましたが、ろくでもない感じのクラスメイトに手紙を奪われて皆の前で読み上げられるという屈辱的な仕打ちを受けてその場を立ち去るはめに。
何故か通ってもいない高校の噂話まで仕入れてくるミッシーから息子が学校でラブレターを読み上げられた話を聞いたジョージは、アラスカの油田で働くと言って荷造り中のジョージーを慰めます。
ジョージが15歳の時にフラれた相手がいると発覚した上に、その相手というのがメアリーとも交流のある〈キャスリン・デンプシー〉だったと分かって怒りが収まらない様子ですが、長い年月を経ての三角関係的修羅場は今後見られるのでしょうか。
今回はバァバがスタージス博士のパーティーに同伴してシェルドンから捲し立てられた知識が役立ったり、別の博士から口説かれていたりするパートもあって盛りだくさんでした。その分、ジョージーの傷心もクーパー夫妻の微妙な夫婦喧嘩も中途半端に終わり、ラストでシェルドンが放射性物質を集めたという情報を聞きつけて防護服集団が現れるというオチも全体的に駆け足な感じでした。少なくともジョージーの話は後々出てきそうです。
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▼次回、エピソード14